かご落ちとは
インターネット上のショップで買い物をする場合、ショッピングカートというものを使います。
買い物客が購入したいものを自由にショッピングカートに入れていき、最後にまとめて清算できる仕組みです。
このショッピングカートはとても便利なのですが、商品が良くても不便なショッピングカートだと、買い物客が途中で買い物を止めてしまうことがあります。
このことを業界では「かご落ち」と表現します。
かご落ち率を下げるためには、クリック回数を減らす、情報の入力項目を多くしないなど、買い物客が面倒だと思う作業を極力少なくする対策が必要です。
購入したいという気持ちがあるうちに、気持ち良く買ってもらうのです。
重要なのは、買い物を終えるまでのステップを短くすることです。
かご落ちのお役立ち情報
かご落ち率というのは、なかなか測定しにくいものなので、ショッピングカートが使いにくいと買い物客が感じたら、すぐにその声をメールなどで送ってもらえるような配慮が大切です。
買い物をする途中で浮かんだ商品に対する疑問や、送料や配送方法などの「よくある質問」について、すぐに解決できるシステムを作っておくことも重要です。
疑問があってモヤモヤしているうちに、もう少し考えてから買おうと買うのを止めてしまい、結局その商品は買わなかったという人は、意外と多いのです。
「買いたいものを、気持ち良くスムーズに買えた」という買い物客が増えれば、カゴ落ち率は下がります。
魅力的な商品が豊富なのに、カゴ落ち率が高いというのは、売り手にとっても買い手にとっても勿体ないことなので、かご落ち対策は万全にしておくことです。