ヒドゥン・テキスト とは
webサイト上のヒドゥン・テキスト、すなわち隠しテキストとは、文字どおり人間の目には見えないように加工されたテキストのことです。具体的にはソースコードでテキストを非表示に指定したり、フォントサイズを0にしたり、文字の色を背景の色と一致させたりします。人間には見えませんがクローラーには読めることを利用して、検索エンジンで上位に表示させるために行ないます。しかし現在ではヒドゥン・テキストは検索エンジンスパムと見なされ、発覚すればペナルティの対象になります。1か月のインデックス削除というペナルティもあり得るので、安易に利用するのは禁物ですし、ホームページ制作会社に依頼するときにも注意しなければなりません。
ヒドゥン・テキスト のお役立ち情報
ヒドゥン・テキストで問題になるのは画像置換の場合です。ロールオーバーなどで置き換えた画像に対応するテキストを非表示にしたとき、ヒドゥン・テキストと見なされる可能性があります。原則として画像の内容とテキストが一致すれば、スパムにはならないとされていますが、クローラーが画像の内容を識別するのは無理なので、絶対に安全とは言い切れません。こちらに悪意がなくても、審査するのは融通のきかない機械です。リスクを避けたいなら、画像置換は多用しないようにします。また万一スパムを警告するメールが届いたときは、ただちにソースコードを修正するとともに、再審査リクエストを送信して、ペナルティ回避に努める必要があります。