マンダラートとは
マンダラートは、頭の中にあるアイデアを外に引き出すためのツールです。
アイデアのように曖昧なものを引き出すとき、引き出しやすい「書き方」というのがあります。
学校の授業でノートを取る場合のように、左上から右下まで書くというやり方は、発想を引き出すのには全く向いていません。
アイデアは分岐するので、そういった特性を受け止められる書き方が求められます。
マンダラートは、あるテーマから連想を広げることができます。
9つのマスの中央にテーマを書き込み、その右側のマスから反時計回りに連想されるものを書き込むことで、
アイデアの切り口を広げるという手法を取っています。
アイデアが全然浮かばなくて困っているときなど、半ば強制的にアイデアを生み出せるので便利な方法です。
マンダラートのお役立ち情報
サンスクリット語でマンダは「本質」でラは「満たす」「成熟させる」という意味があります。
そのマンダラをメモやアイデア支援に応用したのがマンダラートです。
マンダラートを使う時のポイントは、考えて埋めるというより、思いついたことを書き込むことです。
アイデアを出す時は、リズムとテンポが大事です。
リズムよく、どんどんアイデアを出す。それがアイデアが湧き出るフロー状態に繋がります。
人間は、色々なことを知り、それを脳にインプットしているけれど、自由には引き出せない。
何を引き出すかは、脳が決めているのです。
脳をうまくサポートするツールが、マンダラートなのです。
以前はノートなどに書き込んで実践していたマンダラートですが、デジタル化が進み、最近ではアプリもあるので便利です。