入札戦略ツールとは
入札戦略ツールとは、大手検索エンジンのGoogleが提供するインターネット広告プログラム「GoogleAdwords」のエンハンストキャンペーンにおいて、広告主が利用することができる機能のひとつです。「エンハンストキャンペーン」は、パソコンから携帯電話やスマートフォンまでの各種プラットフォームを横断した広告の表示設定や管理ができるしくみのことで、入札戦略ツールは広告の単価や予算配分などの細かな設定を、あらかじめ広告主が決めた戦略にしたがって自動的に行うための機能となっています。この戦略は、「拡張CPC」、「検索ページの場所をターゲットに設定」、「目標コンバージョン単価」、「クリック数を最大化」の4つのなかから広告主が選択することができます。
入札戦略ツールのお役立ち情報
入札戦略ツールで設定できる入札戦略は4つありますが、「拡張CPC」は商品購入や会員登録などのコンバージョン(成約)につながる可能性に応じて、入札単価を自動で引き上げ・引き下げして調整するものです。「目標コンバージョン単価」は、コンバージョンに要する平均的な単価を維持することを目標に、入札単価を自動調整するものです。「クリック数の最大化」は、サイト訪問者を多く獲得することを目標として、予算の範囲内で広告のクリック数が最大になるように単価調整をするものです。「検索ページの目標掲載位置」は、検索結果の1ページ目に広告が表示され、露出の機会が増えるように、入札単価を調整するものです。このように、入札戦略ツールでは広告主の希望する目的に応じてふさわしい戦略を選ぶようにします。