無駄クリックとは
無駄クリックとは、主にリスティング広告を、自社の商品やサービスのターゲット以外のネット利用者にクリックされてしまうことをいいます。
無駄クリックが多いと、広告の費用対効果が悪化してしまうので、原因の検証と早急な対策が必要となります。
Googleなどの大手検索サイトのリスティング広告では、表示された広告に対するクリック1回ごとに一定額の広告費を支払うのが一般的です。
これをクリック課金といいますが、クリック課金では、自社の商品やサービスのターゲット以外のネット利用者がクリックしても広告費を支払う必要があるため、無駄に広告費を支払うことになります。
このため、リスティング広告を利用するときには、無駄クリックが発生しないように、ターゲットが検索しやすいキーワードを選ぶだけでなく、ターゲット以外のネット利用者がクリックしてしまわないように対策を行なう必要があります。
無駄クリックのお役立ち情報
無駄クリックを減らすには、まずリスティング広告の「除外キーワード」を設定し、自社の商品・サービスの顧客獲得に結びつかないキーワードを除外することが大切です。
たとえば、検索されることの多い「無料」、「最安値」などのキーワードは安さを売りにした商品・サービスでなければ広告が表示されても顧客獲得に結びつかないので、除外キーワードに設定することで無駄クリックを減らす効果が期待できます。
また、無駄クリックはネット利用者が情報収集しているときに起こりやすいので、広告文にサイトの内容や商品・サービスの価格、対象者の属性などを明示することで、情報収集目的でのサイトへの来訪を抑制し、無駄クリックを減らすことができます。
なお、現在では無駄クリック対策を提供している業者もあるので、自社に万全の対策を行なえる人材がいない場合などには、こうした業者に依頼するのもお勧めです。