ノードとは
ノードとは、本来はコンピュータネットワークで接合点や中継点、分岐点などのことを指します。
しかし一般には、ネットワークに接続されている機器など、構成要素を指すことも多いです。
コンピュータネットワークを木に例えると、幹にあたる部分が幹線ケーブルになります。
そして、幹から枝に分岐して葉に繋がる部分がノードということになります。
コンピュータネットワークではサーバやクライアント、ハブ、ルータ、アクセスポイントなどをノードと呼ぶこともあります。
そのコンピュータネットワークに繋がるノードの数で、ネットワークの規模を表現する場合に用いられることもあります。
新たにノードを追加すると言うと、ネットワークに新しく機器を繋ぐことを意味します。
ノードのお役立ち情報
コンピュータネットワークの物理構成図を描く場合、装置を点で表わし、それを結ぶ伝送路を線で表すことができます。
このようなネットワーク構成図を描いたときに、点で表した装置をノード、線で表した伝送路をリンクと呼びます。
このため、ノードというと一般的にはネットワーク上にあるすべての装置のことを指すことが多いです。
ただし、このノードという言葉は使われる場面によって、特定の装置のことをあらわす場合もあります。
たとえば、WANサービスを提供するような通信事業者では、ネットワーク上の中継点にある交換機をノードと呼んでいます。
また、TCP/IPノードと言った場合には、IPアドレスが割りあてられた装置のことを指します。