マックスウェル・サックハイム賞とは
マックスウェル・サックハイム賞とは、その年最も優れた広告人、マーケターに贈られるアメリカの賞で、広告業界、マーケティング業界のノーベル賞のようなものです。「広告の巨人」として知られるマックスウェル・サックハイム氏に由来してマックスウェル・サックハイム賞という名前が付けられました。有名な受賞者には、アメリカで初めて商品やサービスを電話注文する際のフリーダイヤル制度を導入したジョセフ・シュガーマンの名前が挙げられます。マックスウェル・サックハイム賞のカテゴリーには、ダイレクトメール広告部門、ヒューマンリソース部門などがあり、この賞を受賞することは広告やマーケティング業界で働く人にとっては大変名誉なことです。
マックスウェル・サックハイム賞のお役立ち情報
マックスウェル・サックハイム賞の由来となったマックスウェル・サックハイムは、1890年にロシアで生まれ、幼少の頃アメリカに渡りました。学校嫌いであったサックハイムですが、シカゴの農業製品会社で広報を担当して働くうちにマーケティングの面白さと重要性に気付き、以後数々の会社でマーケティングマネージャーとして働いたり、アドバイザー業務を経て独立し、その名を知られるようになりました。有名な著書や格言を数々残し、サックハイムは1982年に92歳で世を去ります。彼の死後も「お客様は、あなたの広告は見ない」「お客様は、あなたの広告を信用しない」「お客様は、あなたの広告を見ても行動しない」という3原則など、以後の広告業界に大きな影響を与える人物として、またマックスウェル・サックハイム賞という賞として、彼の名は後世に受け継がれています。