ミドルワード(ミドルキーワード)とは
ミドルワード(ミドルキーワード)とは、インターネットユーザーが検索エンジンで検索する際に用いているキーワードのなかでも、「ビッグワード」と呼ばれる最も人気のある頻出のキーワードよりは相対的に検索頻度が劣るややマイナーなキーワードか、ビッグワードに他の単語を掛けあわせて複合ワードとしたものをいいます。例えば、「就職」というキーワードは、地域や年齢、性別などの限定がないため、汎用性が高く検索頻度の高いビッグワードといえますが、「就職、埼玉」という2つの単語からなる複合ワードであれば、「埼玉」という都道府県のひとつに地域が限定されますので、ミドルワード(ミドルキーワード)であるということができます。
ミドルワード(ミドルキーワード)のお役立ち情報
リスティング広告のような特定のキーワードに連動するインターネット広告を発注する際には、どのキーワードで広告を出稿するかによって、広告料金が大幅に異なってきます。当然ながら、汎用性があってユーザーからの検索頻度が高いビッグワードを選択すれば、企業や商品のステイタスや認知度の大幅な向上に寄与するかもしれませんが、ミドルワード(ミドルキーワード)に比べると膨大な広告料金が必要となります。また、ビッグワードは必ずしも商品の成約率の高さには結びつかず、むしろよりマイナーなキーワードで検索してきたユーザーのほうが、そのキーワードで表される商品への関心やこだわりが強く、成約に結びつきやすいとする考え方もあります。このように、広告の費用対効果を検討すると、ビッグワードよりもむしろミドルワード(ミドルキーワード)のほうが有効な場合も多くあります。