リードクオリフィケーションとは
リードクオリフィケーションとは、見込み顧客となっている人のなかから、実際に商品を購入してくれそうな人をピックアップすることをいいます。ここでいう「見込み顧客」は、商品説明の際に名刺交換をした人、商品の展示会やイベントへの来場者、メールマガジンに登録した人、資料請求をしてきた人、商品のモニターに応募してきた人など多様ですが、いずれも顧客となりうる候補としてリストアップできるほどには顕在化しています。こうした人たちを集めたリストのなかから、役職・肩書きや決裁権の有無、掛けられる予算などの定量的なデータのほか、自社商品やサービスに対する関心の度合いなどといった定性的なデータを加味した上で絞り込みを行うのがリードクオリフィケーションです。リードクオリフィケーションを行うことによって、リストに載っている人を総当りするよりも、効率的なセールス活動を行うことができます。
リードクオリフィケーションのお役立ち情報
リードクオリフィケーションは、さまざまな企業の現場で行われていますが、これをウェブ環境で行う場合には、得られたデータに応じてある程度の自動化が図られるため、たいへん便利です。たとえば、メールマガジンへの登録や会員登録をした人などを見込み顧客としてリストアップしておけば、そのなかでメールのリンクをクリックして商品のウェブページにアクセスしてきた人、ウェブ上で会員登録をした上で具体的な商品のバナー広告をクリックした人など、先方から次の段階の具体的なアクションを起こした人については、実際に商品購入に結びつく興味・関心の高い人であると推測できます。こうした人たちをプログラムで自動的に抽出することができれば、それがすなわちリードクオリフィケーションということになります。