ルートディレクトリとは
ディレクトリとは、パソコンでファイルを整理する時に活用されるフォルダと同じ意味があり、フォルダを利用して階層化されたファイルの集合体の、最上階層にあるフォルダをルートディレクトリと呼びます。
パソコンを例にすると、Cドライブに保存されているフォルダやファイルの中で、これより上の階層がない場所、C:で示される位置がルートディレクトリとなります。
ウェブサイトを作成する時にもファイルをフォルダに分けて階層化することがよくありますが、この時に大抵の場合でルートディレクトリにトップページのファイルを示す、indexファイルを置きます。
ファイルは必ずしも階層化する必要はありませんが、各フォルダに分けることによって、作業の効率化を図ることができます。
ルートディレクトリのお役立ち情報
現在では、一から手打ちでウェブサイトやブログを作成することは珍しくなってきており、レンタルサーバーなどに予めCMSをインストールして、簡単に作成するケースが目立ってきています。
このCMSをインストールする際に気を付けたいのが、ルートディレクトリとサブディレクトリの存在です。
例えば、ブログ型のCMSを利用する際に、ブログだからとサブフォルダにインストールしてしまうと、トップページのURL表示がサブディレクトリ扱いにされてしまいます。
もし、ブログ型のCMSをサブ扱いではなく、メインのウェブサイトとして利用するのであれば、トップページのURLをルートディレクトリとして表示させる方のが見た目がよいということもありますので、CMSをインストールする際にはルートディレクトリを指定して実行するようにしましょう。