CI (コーポレート・アイデンティティ)とは
CI (コーポレート・アイデンティティ)とは、企業の経営理念に基づき、イメージやカラー、目標、行動規範などを統一することを言います。CI、CI計画、CIプロジェクトなどと呼ばれ、2000年ごろからはブランディングという戦略の一部としても認識されています。CI (コーポレート・アイデンティティ)の役割と目的は、3つあります。まず自社の独自性を高めることで、競合他社との差別化を図ること、次に理念や方針を社員全員がしっかりと認識、共有することで、経営活動に明確な方向性を持たせ、企業活動の質を高めること、そして自社がどんな企業であるかを明確な形にまとめて、関係企業や顧客、社会に対して伝わりやすいようにし、よりよいコミュニケーションを実現させることです。
CI (コーポレート・アイデンティティ)のお役立ち情報
CI (コーポレート・アイデンティティ)の役割は3つは、それぞれにアイデンティティが構成されており、この3つの連携で機能します。1つ目は理念の統一と呼ばれる、マインド・アイデンティティ (Mind Identity)です。企業理念や存在意義等のことで、社長や経営幹部を初め、社員全員が思いをひとつにまとめて活動していくことの重要さを挙げています。
2つ目は行動の統一であるビヘイビア・アイデンティティ (Behavior Identity) です。顧客に対する接し方を具体的な指針にまとめることを指し、ホームページや名刺などに記載する、社外向けのメッセージがその代表例です。
最後のCI (コーポレート・アイデンティティ)は視覚の統一と呼ばれるビジュアル・アイデンティティ (Visual Identity)です。自分たちの存在と想いを企業の社名、ロゴ、イメージカラー等にデザインし、社内外に解りやすくアピールします。