採用ランディングページを制作するメリット・デメリット|事例や必要要素も解説

企業の望む人材の獲得が難しくなる中で注目を集めているのが採用サイトです。
しかし、採用サイトの制作にはそれなりのコストがかかるため、制作に踏み切れない企業も少なくありません。

そんな方々におすすめしたいのが採用ランディングページです。
これはその名の通り採用サイトをランディングページ化したもので、コストを安く抑えられるなどのメリットがあります。

今回はこの採用ランディングページのメリットやデメリット、参考サイトなどを紹介していくので、制作を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

この記事を読んだらわかること

・採用サイトと採用ランディングページの違い
・採用ランディングページのメリット
・採用ランディングページのデメリット
・優先して取り入れる要素
・参考になる採用ランディングページ
目 次表示

通常の採用サイトと採用ランディングページの違い

採用サイトと採用ランディングページの大きな違いはページ数です。通常の採用サイトは代表者のメッセージや企業紹介、社員紹介など複数のページがあり、その一つ一つにテーマがあるサイトを指します。

それに対して採用ランディングページは全ての情報を1ページに集約したサイトです。採用サイトには様々なページへの内部リンクがありますが、採用ランディングページは基本的にエントリーフォームへのリンク以外はありません。

詳細は後述しますが、採用ランディングページでは複雑なページ遷移がなく使い勝手がいいという点から需要も増加してきています。

採用ランディングページのメリット

前述したように採用ランディングページにはコスト面や使い勝手というメリットがありますが、ここではそれらの詳細について解説をしていきます。

ここで紹介するメリットは以下の5点です。

・コストを安く抑えられる
・ページ遷移による離脱が減る
・レイアウトを気にせず自由にデザインができる
・求職者に見てもらいたい順番で情報を掲載できる
・改善や効果測定がスムーズ

コストを安く抑えられる

前述したように採用ランディングページは1ページに全ての情報を集約しているため、採用サイトに比べるとページ数が少なく、デザインやコーディングにかかる費用が安く済む点がメリットです。

採用サイトの制作コストはページ数によって左右されます。一般的な規模のサイトでもデザインなどを凝ったものにすると100万円前後の費用が必要なので、それに比べると採用ランディングページの制作費用は安価です。

採用サイト制作費用の相場については以下の記事を参照してください。

参考:【相場早見表あり】ECサイト制作の料金と価格相場を解説

ページ遷移による離脱が減る

基本的にユーザーはサイトのページ遷移を嫌う傾向にあるので、様々なページへ移動しなければ情報が得られないサイトは離脱率も高くなります。

採用ランディングページは1ページなので離脱される確率は低く、さらにスマートフォンで見る場合はスクロールすればいいだけなので、読みやすく情報が得やすい点がメリットです。

つまり、企業の情報を全て読んでもらえる可能性が高く、興味を持ってもらえる可能性も高くなることからエントリー率も高くなります。

レイアウトを気にせず自由にデザインができる

採用サイトを制作する場合は、ユーザービリティやSEOの観点からサイト内を回遊してもらい、他のコンテンツへ移動するリンクなどのナビゲーションを設けなければいけません。

他にも全てのページレイアウトを統一させる必要があるなど、制作に手間がかかる点がデメリットです。

採用ランディングページはそれらを気にせず自由に制作が可能で、オリジナリティのあるデザインで他社との差別化を図れば求職者の興味も引くやすくなります。

求職者に見てもらいたい順番で情報を掲載できる

ユーザーに特定の行動を取ってもらう場合、見てもらう情報の順番は非常に重要です。しかし、採用サイトは様々なページへのリンクがあるため、基本的に閲覧する順番の指定はできません。

しかし、採用ランディングページは1ページしかないので、知ってほしい内容の優先的な表示や、コンテンツの順番次第ではページ離脱をさせず一気に最後まで読ませるという手法もあります。

一般的に採用サイトは自社に興味を持った人に対して、更に深い情報の提供を目的としているので、求職者にとって有益な情報から提供しなければいけません。

改善や効果測定がスムーズ

サイトの効果を向上させるためには効果の測定と改善が欠かせません。複数のページがあるサイトだと測定や分析にも時間がかかり改善作業も大変ですが、1ページしかないLPは比較的簡単です。

また、ユーザーがどこに注目して見ているか、離脱しているポイントなどがわかるヒートマップを使うと簡単に改善点が発見できます。

離脱されているコンテンツの修正はもちろん、注目度の高低によってはコンテンツの順番を入れ替えるなどの改善も重要です。分析ツールをうまく活用し、根拠に基づいた改善をすると効果も高くなっていきます。

採用ランディングページのデメリット

前項では1ページしかないランディングページならではのメリットを紹介しましたが、逆にデメリットも存在します。

とはいえ、採用ランディングページのデメリットは工夫次第で解消が可能です。ここでは、そうした解消も合わせて解説をしていきます。

デメリットは以下の2つです。

・掲載できる情報に限界がある
・順番がかなり重要になる

掲載できる情報に限界がある

採用ランディングページは1ページしかないので、掲載できる情報には限界があります。もちろん、ページを長くすれば多くの情報を掲載できますが、それは離脱率の上昇にも繋がるので注意が必要です。

そのため、LPに掲載するコンテンツは厳選する必要があり、それぞれの文章もできるだけ簡潔かつ効果的に見せなければいけません。

優先すべきコンテンツは後述しますが、できるだけ企業の特色や働きがいなどのメリットをうまく表現したデザインにする必要があります。

順番がかなり重要になる

メリットでも解説したように掲載する順番は非常に重要です。ここを間違えてしまうとエントリーの母数も大きく減少しかねません。

そのためにも、どのような求職者に応募してほしいのかターゲットを明確にし、その人が興味のありそうなことは何かを考え、無心で読んでもらえるような順番を考えます。

順番に関しては後述する採用ランディングページの実例を参考にして頂きたいですが、基本的には前述したヒートマップなどのツールを使った改善作業の繰り返しが重要です。

池田 直樹
創業当初など採用人数は少なくてもいい場合、ランディングページはおすすめです。
しかし、求人に注力していくとなれば、話は変わります。
前述しているように通常の採用サイトの方が、掲載できる情報は多いのでより多くの求職者にアプローチできます。
予算の兼ね合いもありますが、何のために採用サイトを制作するか?目的を明確にしておきましょう。

採用ランディングページを制作する際、優先して取り入れる要素

実際に採用ランディングページを制作する際、どのような要素を掲載すればいいか悩む人もいると思うので、ここでは優先的に取り入れるべき要素を解説していきます。

基本的には採用サイトに掲載する要素と同じですが、前述したように掲載できる情報量には限りがあるので優先順位を決めなければいけません。

ここでは6つの要素を紹介しますが、全てを取り入れる必要はなく、ターゲットや伝えたいメッセージに合わせて取捨選択しましょう。

採用メッセージ

これは求職者に対して採用に対する思いを伝えるコンテンツです。基本的にどのような人を求めているかなどを伝えるケースが多いですが、その前段階として企業の事業内容ビジョンなどを語り共感してもらう方法もあります。

また、一般的には代表者からのメッセージが多いですが、求職者にとって一番関わりのある採用担当者からのメッセージを掲載する手法もおすすめです。

どちらの場合も顔写真を掲載すると安心感や親近感が生まれるので、求職者のエントリーに対する意識も大きく変わってきます。

募集要項・福利厚生

どのような人材どのような条件で募集しているのかを表す募集要項や福利厚生は、多くの求職者が気にするポイントです。不透明な部分があるとエントリーを敬遠される場合もあるので、できるだけ詳細に記載しましょう。

また、上記以外にも自慢できる職場環境アピールしたい制度などがあれば、そういった情報も記載すべきです。その際に、表を使って表現するだけでなくデザインを際立たせるといった工夫をすると興味を持ってもらいやすくなります。

働く社員の様子

採用後には同僚となる社員たちの様子を掲載するコンテンツも重要です。求職者にとって職場の雰囲気働く環境社員たちの仕事中の様子などは自身が働くイメージに直結するので、そうした姿が想像しやすくなる情報を掲載します。

おすすめは社員に入社の動機や入社後のイメージ、仕事のやりがい、目標などを語ってもらうインタビュー形式のコンテンツです。

また、異なる職種や部署に所属する社員の話があると幅広い層の求職者に響くので、できるだけ多くの社員にインタビューをしましょう。

1日のスケジュール

求職者にとっては社員の1日のスケジュールも重要な検討材料です。就業時間や勤務時間中の大まかな時間の使い方残業の有無などは知っておく必要があります。

残業などマイナスイメージにつながる情報は隠してしまいがちですが、入社後に想像していた環境と違ったという理由で早期離職に繋がってしまうので、残業などの情報も包み隠さず公開しましょう。

よくある質問

これは企業、求職者どちらにとっても便利なコンテンツです。求職者は企業に対する理解を深められ、不安が解消されればエントリーにも繋がりやすくなります。

企業は求職者からの問い合わせ削減によって手間が省けますし、自社について理解した人が応募してくるのでスムーズな選考が可能です。また、情報量の制限の関係で簡潔に紹介した事柄も、ここで補足をすれば理解がしやすくなります。

エントリーフォーム

採用活動において非常に重要なのが、最大の目的であるエントリーにつなげるためのフォームです。但し、あまり多くの情報を記入させようとすると煩わしさから離脱されてしまいます。

なので、エントリーフォームでは必要最低限の情報だけを記載し、簡単にエントリーできるような工夫が重要です。また、必須項目には「必須」と記載したり、チェックボタンやラジオボタンなどを取り入れて使いやすいフォームを作成しましょう。

参考になる採用ランディングページ

ここまで採用ランディングページのメリットやデメリットなどを紹介してきましたが、どのようなものを制作すればいいかイメージをしやすくするために、実例を紹介していきます。

上述した要素の中で何を取り入れているのかどのような順番になっているのかなどに注目をしてみてください。

グリーン・楠公タクシー

   https://www.green-nankoh-taxi.com/recruit/

このタクシー会社ではコーポレートサイトと採用ランディングページを一体化させ、採用情報を1枚のLPでまとめる方式を採用しています。

LPのファーストビューに「神戸で安定して稼げる」というキャッチコピがあり、どのような強みを持った会社なのかが一目瞭然です。

他にも2種免許取得の費用を全額負担、インセンティブ支給といった待遇面の紹介など、全体的に企業の強みアピールポイントが強く打ち出されています。

デザイン面では社名のとおり緑を基調とし、企業カラーをアピールしているところも注目すべきポイントです。

株式会社クレーンズ

http://tokuda-sd.com/recruit/sp-1/

整骨院を営むこの企業では、ファーストビューに企業と事業内容を紹介する動画を設置したLPを採用しています。動画は職場の雰囲気や仕事内容などを視覚的に伝えるという点で非常に有効です。

この企業では実際に働く社員が会社について語ることで真実味を高めている他、代表者のメッセージでも写真を使って安心感親近感を抱かせるなど接客サービス業ならではのアピール方法と言えます。

また、1日のスケジュールでは21時勤務終了という少し遅めの終業時間も明確にされているので、採用後のミスマッチの軽減も可能です。

このLPでは今回紹介した要素以外のコンテンツも含まれていますが、全体的に長いという印象を感じさせないので、デザインや情報量などは非常に参考になります。

株式会社エミシス

https://e3sys.co.jp/recruit/

この企業は短い労働時間や年間休日数の多さといった独特の働き方をアピールするため「120」という数字をキーワードにして紹介をしています。

数字を使うと興味を引きやすくするだけでなく、印象にも残りやすくなるので企業の特徴をアピールする際には有効な手段です。

どのコンテンツも企業の特徴や強み、面白みが伝わってくるなど、他社との差別化がしっかりと図られています。また、システム開発の企業らしく凝ったデザインになっており、ターゲットであるエンジニアを目指す人に響きやすいLPです。

働き方や環境、待遇などの面で独自性のある企業はこのような見せ方も参考になります。

仙台市 UIJターン転職プロジェクト

https://www.hurex.jp/lp/uij/

このサイトは他の採用ランディングページとは少し毛色が違い、UIJターンに関する転職募集をするLPとなっています。とはいえ、求職者にエントリーをしてもらうという目的は同じです。

このLPではよくある質問形式からスタートし、UIJターンのメリット紹介、実績と企業紹介、募集要項、スタッフ紹介という流れになっていて、代表者のメッセージや社員の1日の働き方などがない点を除けばあまり大きな違いはありません。

ただ、最初に疑問を解消しメリットを紹介する流れは有効なので、業界の認知度が低い場合や求職者が仕事内容や働き方などに疑問を持っていそうな場合は、このLPの流れを参考にするとエントリー率も向上する可能性が高いです。

まとめ:採用ランディングページでコスト削減

今回は採用ランディングページについて紹介してきましたが、LPは1ページに情報を集約しているので採用サイトよりも低コストで制作が可能で、見てほしい情報を優先的に表示できる、改善や効果測定が円滑に行えるというメリットがあります。

その反面、情報量はあまり多くできないというデメリットもありますが、採用メッセージや募集要項、社員の様子、1日のスケジュール、よくある質問、エントリーフォームと重要な要素に限定して掲載すれば途中離脱もされにくいです。

採用活動を進める上で採用サイトなどの武器は不可欠ですが、予算の問題で採用サイトが制作できないという方は、ぜひ採用ランディングページを検討してみてください。

この記事のおさらいポイント

・採用サイトは複数ページがあるが採用ランディングページは1ページのみ
・1ページしかないため採用サイトよりも低コストで制作可能
・企業の知ってほしい情報を優先的に表示でき、ユーザーも読みやすい
・効果測定や改善がスムーズに行える
・情報量が多くなるとページが長くなるので掲載する要素は絞る必要がある
・必要な要素は採用メッセージ、募集要項、社員の様子、1日のスケジュール、よくある質問、エントリーフォーム

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