コンテンツマーケティングにかかせないブランディングとは?重要性や手法を説明

コンテンツマーケティングでかかせないのはブランディングです。
どのように自社のブランドを広めていくか?ということを大前提にコンテンツマーケティングの施策を考える必要があります。

しかし、ブランディングと一言で表しても何をしたらいいかわからない人も多いと思います。

そこで、今回はコンテンツマーケティングを成功させるための『ブランディング』について紹介していきます。基礎知識・メリットから注意点効果的なマーケティング手法まで詳しく解説していくので、コンテンツマーケティングを展開していく担当者は必見です。

この記事を読んだらわかること

・コンテンツマーケティングのブランディングで得られる3つの効果
・コンテンツマーケティングのブランディングの3つの注意点
・ブランディングに最適なコンテンツマーケティング手法6つ
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WEBコンサルタントのご紹介
弊社は、上場企業も含め50社以上のコンテンツマーケティングに携わってきました。
コンテンツマーケティングには広告、動画、SEO、オウンドメディアなど、様々な種類がありますが、弊社はオウンドメディアを軸としたコンテンツマーケティングの提案が得意です。 初心者の方からコンテンツマーケティングで成果を出せない方など幅広いお客様への対応が可能ですので、ぜひご相談ください!

コンテンツマーケティングでのブランディングとは?

まず、そもそも『ブランディングとは何か?』についておさらいしておきましょう。

『ブランディング』は、ざっくり言うと『企業や商品・サービスのイメージを、ユーザーに印象づける』ことです。

例えば、『トヨタ』と言えば日本屈指の自動車企業、『ダイソー』と聞けば言わずと知れた百円均一などと、名前や商品を聞いただけで思い浮かぶイメージがあるでしょう。

これだけ聞くとブランディングは、高級品や大企業のため施策と思うかもしれませんが、商品・サービスの価格競争が激しくなった(コモディティ化)現代では、大企業でなくても必要な施策となりました。

コンテンツマーケティングにおいてブランディングが重要な理由

『マーケティング』は売れる仕組みづくり、『ブランディング』はイメージ作りなので、コンテンツマーケティングでなぜ『ブランディング』が重要なのか?と疑問に思う人もいるでしょう。

しかし、ここで『コンテンツマーケティング』本来の目的に立ち返ってみるとその理由がわかります。

コンテンツマーケティングは、ユーザーに企業の存在を知ってもらい、最終的に企業や商材のファンになってもらう施策です。そのため、ファンになってもらうために企業価値(ブランド)をユーザーに見出してもらわなければなりません。

ブランドイメージは、商品・サービス、広告、接客、企業サイトなど、企業との接点によって五感から感じ取った全ての一貫したイメージによって作られます。
その接点の一つとしてコンテンツマーケティングがあるため、ブランディングありきのコンテンツマーケティングなのです。

コンテンツマーケティングのブランディングで得られる効果

コンテンツマーケティングは、以下のように様々な手法でユーザーとの接点を持っていきます。

  • コンテンツSEO
  • 動画(Youtubeなど)
  • SNS
  • メルマガ
  • CM
  • コーポレートサイト

これらの手法を用いてブランディングすることで、次の3つの効果が期待できます。

  • 顧客との長期的なコミュニケーションが取れる
  • 信頼・共感の獲得
  • ブランドイメージの拡張

顧客との長期的なコミュニケーションが取れる

コンテンツマーケティングでは、オウンドメディアやSNSなどを通して顧客との長期的なコミュニケーションを図っていきます。その中でユーザーを育成し、商品・サービスを利用しながら企業体験を高めていきます。

コンテンツマーケティングでブランディングを行うことによって、そういった企業体験に一貫性が出てイメージの定着に繋がります。

信頼・共感の獲得

コンテンツマーケティングでは、メディア運営やコンテンツ配信を効果的に行えば、ファンの獲得に繋がります。
そのためには、ユーザーにとって有益で信頼性の高い良質なコンテンツを配信することが重要です。

例えば、企業ブログで日記のようなコンテンツを配信するのではなく、導入実績やどんな社員が働いているかなど、ユーザーにとって有益な情報を発信していきましょう。

ユーザーにとって有益なコンテンツを配信し、ファンが増え信頼や共感の獲得に繋がるのです。

ブランドイメージの拡張

コンテンツマーケティングでブランディングを行うことで、さらにブランドイメージを拡張できます。

例えば、ユーザーが普段見れない工場内部の仕組みを配信したり、社内スタッフの業務内容を配信することで、企業について深く理解できブランドイメージが拡張されていきます。

すでに認知度がある企業は、現状のブランディングを拡散できます。

コンテンツマーケティングのブランディングの注意点

コンテンツマーケティングのブランディングによって得られる効果を最大化するためにも、注意する点が3つあります。

  • コンテンツマーケティングの足並みを揃える
  • 適切なコンテンツを適切なタイミングで顧客に届ける
  • 分析・改善・検証を怠らない

どのように注意しなければならないのか、詳しく解説していきます。

コンテンツマーケティングの足並みを揃える

コンテンツマーケティングには様々な手法がありますが、それぞれ手法や商材が違っていたとしても、同一の目的・同一のブランドイメージに沿って進める必要があります。
それは、Webだけでなく、店舗・商品パッケージやサービスのロゴ・色・接客態度なども全て含まれます。

ブランドイメージは、企業から継続して一貫した体験や感じ取ったイメージによってできます。そのため、部門ごとに共有をしっかり行い、社内イベントなどで互いにコミュニケーションを図って進めていく必要があります。

適切なコンテンツを適切なタイミングで顧客に届ける

前述で触れましたが、コンテンツマーケティングには様々な手法があり、それぞれ顧客のフェーズによっても施策が変わってきます。

例えば、自社の商品をよく知っているユーザーに対しては、ECサイトやコーポートサイトへの誘導が適切です。しかし、まだ自社の商品を知らないユーザーを、いきなりECサイトやコーポレートサイトに誘導してしまうと戸惑ってしまうでしょう。
そういったユーザーに対しては、メディアやSNSなどを通して自社の告知が最適なのです。

このように、ユーザーのフェーズに合わせて適切なコンテンツを届けることが、ブランドイメージを高めるためにも必要です。

分析・改善・検証を怠らない

コンテンツマーケティングを行う中で、一番重要な作業が『分析・改善・検証』です。

時間をかけて最良のコンテンツを生み出したり、ユーザーのフェーズに合わせた戦略を行っても、最初から完璧はあり得ません。また、ユーザーのニーズは時代の移り変わりとともに変化していくものでもあります。

そのため、『なぜうまくいったのか?』『うまくいかなかったのか?』を、定性的・定量的に『分析・改善・検証』を行なっていきましょう。

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コンテンツマーケティングはすぐに結果が出るものではありません。中長期の施策になるため、時間もお金もかかります。
商材に合わせてその施策は異なるため、どのコンテンツマーケティングが適切なのか、顧客像をイメージすることが大切です
池田直樹
ZERO式コンテンツマーケティングはこちら

ブランディングに最適なコンテンツマーケティング手法

上記の効果や注意点を踏まえながら、ここからはブランディングをしやすいコンテンツマーケティングの手法を6つ紹介していきます。

  • 動画
  • ストック型メディア
  • フロー型メディア
  • 体験コンテンツ
  • メルマガ
  • ホワイトペーパー

これらの手法の概要や、ブランディングに最適な理由を解説していきます。

動画

様々なデバイスが普及し、スマホなどでも簡単に動画編集ができるツールが登場したり、高速通信回線によりどこでも動画コンテンツが見れる時代となりました。
これから5Gが一般化すれば、さらに動画の需要が増していくのは間違いありません。

その状況を受けて現在では、コンテンツマーケティングを行う企業のうち7割以上が動画コンテンツを使用しています。例えばYouTuberのように企業独自のチャンネルを持てば、視覚と聴覚によってブランドイメージを印象付けることができます。

ストック型メディア

ストック型メディアは、いわゆる企業ブログなどのオウンドメディアやコンテンツSEOなどを指します。CMSの登場でプログラミングを知らない初心者でも簡単に管理でき、導入コストも低いのが特徴。
さらに、一度制作した記事はWeb上の資産となってアクセスもしやすいため、制作すればするほど資産となります。

記事の種類も、口コミ記事・お役立ち記事・感情記事など、その企業にあった様々な形で配信できるためブランディングがしやすいというメリットがあります。

フロー型メディア

制作した記事などを蓄積していくストック型メディアに対して、よりリアルタイムの情報にアクセスできるのが、FacebookやTwitter、Instagramなどのフロー型メディアです。

メリットとしては、フォローしてくれている見込み客へ常に新鮮な情報を発信できる点です。
キャンペーンの告知など、運営メディアで行う場合はユーザーがわざわざサイトにアクセスしなければいけませんが、フロー型メディアならSNS上で素早く告知ができます。

ただし、過去の投稿をさかのぼって探すのが難しいというデメリットもあるので、フロー型メディアだけでなくストック型メディアと並行して進めていきましょう。

体験コンテンツ

体験コンテンツとは、『推薦の声』や『お客様の声』『商材を使用しているムービー』などのコンテンツです。
閲覧するだけでユーザーに擬似的な商品・サービス体験をしてもらえるため、利用前のユーザーが利用後のメリット・デメリットをあらかじめ予測できるのが特徴です。

近年ではVRの登場により、例えば不動産業界などでVRや360度映像でモデルハウスを体験してもらうなど、体験コンテンツの幅も広がっています。

メルマガ

メルマガは古いという人もいますが、ユーザーの属性をセグメントして適切なユーザーに適切な情報を届ければ、まだまだ効果的な手段です。

メルマガは、新商品やキャンペーンなどの告知だけでなく、ユーザーが会員登録や商品購入をした時などを起点に段階を踏みながら配信していくステップメールなどがあります。
また、現在はメールだけでなく企業がユーザーとコミュニケーションができるLINE@も登場しているので、時代に合わせた配信方法を使っていくことも重要です。

いずれも、企業からユーザーへ直接発信する情報で、配信方法やメール内容によってブランディングが図れます。

ホワイトペーパー

ホワイトペーパーはレポートやマニュアル、事例や使い方など、会社資料やデータを扱うもので、 EBOOKとも呼ばれます。
Web上でダウンロードする際にメールアドレスなどユーザー情報を取得することで、メルマガなどと組み合わせてアプローチできるのが特徴です。

また、ホワイトペーパーでユーザーを教育したり、企業のビジョンを紹介したりしながら顧客のロイヤルティが高まります。

まとめ:コンテンツマーケティングの成功はブランディングで決まる

コンテンツマーケティングは、ただ展開しているだけでは『特に変哲もないコンテンツが配信されている』という風に見られがちです、そのため、競合他社との差別化を図ることが重要な課題になります。

情報やモノが溢れかえっている現代において、ユーザーが自社を選ぶ理由は『魅力を感じるか、感じないか』です。つまり、『ブランディングによって成功するかどうかが決まる』と言っても過言ではありません。
優良なコンテンツ作りや成果をあげる施策も確かに重要ですが、今一度、自社のブランディングをしっかり確立した上で取り組んでいきましょう。

この記事のおさらいポイント

・コンテンツマーケティングにはブランディングが重要
・どんなコンテンツでも一貫性が必要で、改善を怠らずに行う
・コンテンツマーケティングではブランディングに最適な施策が6種類ある
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