リスティング広告を使ってランディングページで成果を出す方法

ランディングページへの集客方法として最もニーズがあるのがリスティング広告です。ニーズが高いというよりも、リスティング広告にとってランディングページは運命共同体と言っても過言ではない必要不可欠な存在。今回はなぜランディングページにリスティング広告が必要なのか、その目的を解説します。

さらに、リスティング広告のメリット・デメリットや、リスティング広告で成果を上げる方法、成果が上がらなかった場合の対処法もご覧に入れます。リスティング広告費用が高騰気味な昨今。いかに労少なくして実りを増やせるか、そのコツをレクチャーします。なお、今回はリスティング広告の中でも、特に検索連動型広告で成果を上げる方法についてお伝えしていきます。

この記事を読んだらわかること

・リスティング広告の目的
・リスティング広告のメリット、デメリット
・リスティング広告で成果を出す方法
・成果が出ないときの対処方法
目 次表示
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リスティング広告の目的

リスティング広告の目的は、ランディングページのアクセス数を伸ばすことにあります。ネットユーザーは何か知りたいことがある時にGoogleやYahoo!の検索エンジンを使ってキーワード検索を行いますが、リスティング広告は、まさしくこのキーワードに料金を支払って広告を打つというもの。内容的にSEO対策が難しいランディングページにとっては、有力な流入経路を設けてくれる助け船なのです。

リスティング広告のメリット

リスティング広告はユーザーの悩みやニーズが、キーワードを使って端的に言語化できるため、ランディングページに来てほしいターゲットユーザーに的を絞って広告を打つことができます。キーワードに反応したユーザーが広告をクリックしてランディングページに飛んできてくれれば、サイトの内容さえ良ければ成果に直結する確率が非常に高まるのです。

<そこで重要な豆知識!>

リスティング広告のメリットを最大限に引き出すには、とにかくキーワード選定が肝となります。キーワード検索から流入するユーザーの心理を紐解くには、キーワードの種類や性質を知っておかなければなりません。ここで簡単にご説明しておきますと、キーワードにはざっくりと分けて以下の3種類があります。

・行動キーワード

買いたい・行きたいや資料請求したいなど、「行動したい」がキーワードとなったものです。例えば[ランディングページ制作 外注]であれば、自社商材のランディングページを専門会社に外注したいユーザーを想定しています。

・指名キーワード

特定のサイトを訪問したい時に入力する固有名詞のことです。[Amazon スポーツウエア]とあれば、このユーザーはAmazonでスポーツウエアを物色したいということになります。

・情報キーワード

ユーザーが情報を知りたい時に入力する際のワードです。[消費税増税 家賃]とあれば、消費税増税と家賃価格は関係があるかどうか知りたいユーザーであることが推測できます。

上記の3種類のキーワードの中で最も検索されているのは情報キーワードであることをご存知でしょうか?ひとまず下表をご覧ください。

行動キーワード・指名キーワードが検索される割合は、ほんのごく少数です。世間のユーザーは、購買行動よりも情報収集の手段としてネット検索を利用していることがわかります。しかし、ランディングページは購入や問い合わせといった「行動」を促すページ。重要なのは「行動キーワード」と「指名キーワード」です。このことを覚えておきてくださいね。

リスティング広告のデメリット

リスティング広告はキーワードの奪い合いが激化し、近年クリック単価が高騰傾向にあります。キーワードによっては、一人あたりの獲得単価に全く見合わない高額な単価となる可能性もあるため、広告費用のコントロールに注意が必要です。

リスティング広告で成果を出す方法

リスティング広告を使ったランディングページの成果は、キーワード選定および広告文の良し悪しにかかっていると断言できます。他にも細かな改善点や施策はいろいろありますが、今回は大前提となるこの2点に絞って成果の出し方をお伝えします!

行動目的のキーワードに絞ってLPを改善する

先ほどの章では、全体のキーワード検索の中においては、情報キーワードが入力されている割合が非常に多く、行動キーワード・指名キーワードが検索される割合が低いとお伝えしました。しかし、ランディングページとは、そもそもそれ自体が広告であり、物を買ったり会員になったりしてほしいサイトです。情報は行動を促すための材料でしかありません。

ランディングページには、すでに行動を目的としたユーザーに流入してもらう方が回りくどくなく、成果が上がりやすいのは目に見えています。行動キーワード検索で流入してきたことを想定したLPOでしっかりとリスティング広告と連動させれば、より成果を出すことが可能となるでしょう。

[ランディングページ制作]というキーワードだけでは、自社制作の方法をリサーチしているユーザーに外注という選択肢を知らせるところから意識しなければなりませんが、[ランディングページ制作 外注][ランディングページ制作 依頼]などの行動キーワードに的を絞って改善すれば、申し込みや問い合わせなどのコンバージョンにつながりやすくなるはずです。

行動目的のキーワードで改善したLPを指名キーワードでも使用

行動キーワードを念頭に置いて改善したランディングページを使い、指名キーワードを出稿するのもリスティング広告で成果を上げる一つの方法です。指名キーワードで検索しユーザーが行動を促すランディングページに着地すれば、ダイレクトにコンバージョンにつながります。

また、ユーザーは行動キーワードと同時に競合複数を指名キーワードで検索しながら商材を比較検討しているケースも少なくないため、競合よりも優位にあることを強調したランディングページに着地してもらえば即行動につながる可能性も十分です。

さらに、指名検索した先のランディングページが行動キーワードに対応していないケースがまだまだ多数派なので、競合から抜きん出るチャンスもあります。

広告文を見直す

広告文に問題点がないのか、定期的にチェックを入れることは非常に重要です。ユーザーがクリックしたくなるような魅力のある広告文になっているのか、キーワードが過不足なく入り、さらに視覚上効果的に配置されているかなど、チェックするポイントはいくつもあります。

ユーザーは広告文を全文丁寧に読むわけではなく、短時間でぱっと斜め読みして有益な情報がありそうかどうか判断してしまいます。思うような効果が出ていないのなら、訴求ポイントやキーワードの配置に問題があるかもしれず、そこを改善すれば成果が上がる可能性が十分にあるからです。

広告文見直しの方法としては、競合他社の広告文を分析するのも良いですが、2パターンの広告を実際に運用することで成果を比較するA/Bテストが最も効率的です。二者択一をくり返すうち、自然とクリック率とCVRを最適化ができていきます。結果的に品質スコアが上がってクリック単価が安くなれば、一人当たりの広告単価を下げることもできます。

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リスティング広告の運用で成果がでるかどうかは、「キーワード選定」と「広告文のABテスト」でほぼ決まります。約半年間のテスト期間を設け、1ヶ月毎にキーワード選定や広告文を見直すことが重要です。1,2ヶ月程度では大したデータも収集することができないことを念頭に置いておきましょう
池田直樹
ZERO式ランディングページ制作はこちら

成果が出ないときはどうする?

これまでご紹介してきた方法を取り入れても成果が見られない場合にはどうしたら良いのでしょうか。ここではリスティング広告でランディングページに流入してもらうための奥の手をご紹介します。

広告予算を見直す

少しの予算で高い効果を上げたいという思いは、どの企業も同じです。しかし中には、あと少し予算があれば成果が見えていたのに…というケースがあるのも事実。どうにも成果が見られなければ、もう少し広告予算を上乗せできるかどうか検討してみることをお勧めします。

例えば、単価1,000円の商材を月に100個売りたい場合、コンバージョン率を1%と仮定すると、必要クリック数が計算できます。「100(個)÷1(%)=10,000(回)」。つまり、10,000回のクリックが必要となります。

もしもこの場合のキーワード1クリック平均単価が100円であったとしたら「100(円)×10,000(回)=100万(円)」となり、広告予算は100万円が妥当ということです。ちなみに、コンバージョン率は「コンバージョン数÷ランディングページへの訪問者数×100」で求めます。

LPを見直す

リスティング広告で成果が上がらない場合は、ランディングページそのものを見直す必要があります。広告とランディングページの内容やイメージが一致しているか、いま一度検討する必要もあるでしょう。また、Googleアナリティクスやヒートマップなどの頼りになるツールを駆使し、ユーザーの行動分析からサイトの問題点を探って最適化していくことが重要です。

参考:【ランディングページ最適化(LPO)とは?】改善ポイントやオススメツール紹介

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リスティング広告の運用と、LPの最適化はセットで考える必要があります。どんなに優れたリスティング広告を売ったとしてもLPが最適化されていなければ、コンバージョンは取れません。反対に、LPだけが最適化されていても広告から反響がなければ意味がありません。ですので、どちらか一方に注力するのではなく、両方とも改善していくことが重要です。
池田直樹
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まとめ:キーワードのニーズを満たすLPに改善しよう

今回は、リスティング広告を使ってランディングページの成果を出す方法について解説してきましたが、参考になりましたか?リスティング広告ではユーザーのニーズをしっかりと満たせるキーワード選定や広告文作成をすることで、ランディングページのコンバージョンにもつながりやすくなります。

リスティング広告とランディングページは「2つで1つ」と言っても過言ではありません。両者並行して改善・最適化を行っていくのが、リスティング広告を使ってランディングページの成果をしっかりと出すコツと言えるでしょう。

この記事のおさらいポイント

・リスティング広告はランディングページのアクセスを目的としている
・リスティング広告はキーワード選定が肝になる
・競争が激しいキーワードはクリック単価が高く、費用対効果に合わないこともある
・キーワードを選定した後はランディングページの改善が必要
・広告文とランディングページのファーストビューは整合性をだす
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