WordPressと言えばブログ機能を生かしてオウンドメディア・コーポレートサイト・リクルートサイト等で活用されるツールです。
しかし、実は1ページ単体のランディングページも制作できることをご存知でしょうか?
そんなわけで今回は、ランディングページをWordPressで制作するメリットやデメリット、おすすめのテーマについてわかりやすく解説していきます。ランディングページ制作の方法について検討されている方は、ぜひ参考にしてください!
この記事を読んだらわかること
・WordPressでランディングページを制作するメリット
・WordPressでランディングページを制作するデメリット
・ランディングページにおすすめなWordPressテーマ5選
ランディングページは、企画構成が重要で、これを怠ると思うような結果は出ません。
我々は数多くの制作実績から蓄積された経験と企画構成力で商材に合わせた売れるためのランディングページを提案できますので、お気軽にご相談ください!
WordPressを使用してランディングページは制作可能なのか?
WordPressは本来複数ページから構成されるホームページの制作に適していますが、1ページ完結のランディングページも制作できます。オウンドメディアを運営しながら自社の新製品の広告を打ちたい場合などに便利です。
WordPressを使用すれば、ランディングページ制作最難関とも言えるHTMLやCSSなどを避けて、作成できます。
WordPress内の固定ページにランディングページを制作できる
現行のホームページ運営にWordPressを使用している方は、固定ページ内にランディングページを制作できるため管理が非常にな楽になります。
通常であれば、サーバーを契約し、ドメインを新規購入する手間があり、管理も煩雑になります。
一方、ワードプレス内で制作すれば、コーポレートサイト、オウンドメディアなど様々なサイトをワードプレス1つで管理できるためおすすめです。
WordPressでランディングページを制作するメリット
ここでは、WordPressを用いて、ランディングページを制作するメリットをさらに5つ紹介します。
無料で使える
WordPressはドメイン代とサーバ代だけは初期費用・維持費となるものの、後ほどご紹介する有料テーマなどを利用する場合を除けば、基本的に無料です。もちろん個人ブログだけでなく企業用のホームページとしても無料利用できますし、複数のサイト運営できます。
いつでも修正できる
構築したWordPressは、ログインすればいつでも内容の修正ができます。文章に誤字脱字が見つかったらその場ですぐに直して更新できます。もちろん画像の修正・変更なども自由自在。情報の更新も楽に行えます。
SEOに有利
WordPressはそもそもSEO対策を講じたうえで開発されたソフトウェアです。
オウンドメディアと同ドメイン内にランディングページを制作すれば、パワーを引き継げるため、SEO上でも有利に働きます。
プラグインを使用し、様々な機能を追加できる
WordPressは、プラグインと呼ばれる様々な拡張機能を追加でき、使用する人それぞれの使い勝手に合わせて利用できます。ユーザーにメール配信ができる機能やショッピングカート設置機能、問い合わせをフォームを設置できる機能など、便利な機能がいろいろ備わっています。
プログラミングのスキルがなくてもある程度カスタマイズできる
WordPressは、デザイン・構成・機能のカスタマイズがかなり自由にできます。しかもプログラミングの高いスキルは不要です。ただし、カスタマイズの自由度はプログラミングのノウハウの程度に関わります。
WordPressでランディングページを制作するデメリット
ここでは、WordPressを用いて、ランディングページを制作するデメリットをさらに4つ紹介します。
準備しなければいけないものが多い
WordPressは無料で利用できますが、次に挙げるような契約・準備が必要です。
・サーバー、ドメイン
・WordPressをインストール
・SSL化
それでは、1つずつ見ていきましょう。
サーバー・ドメイン
サイトを開設するには、あなたのサイトのWeb上の住所となるドメインと、Webページやメール等を受け取り保管しておく倉庫のような役割を果たすサーバを用意しなくてはなりません。
これはランディングページを自分で作っても外注しても同様に必要となります。品質に定評があるおすすめのレンタルサーバは「エックスサーバー」「ロリポップ」「さくら」などですが、コスパを第一に考えるのなら「お名前.com」がおすすめです。
WordPressをインストール
WordPressはインストールするタイプのソフトウェアなので、まずはシステム構築するためにサーバにインストールする必要があります。手順としては、WordPress日本語ローカルサイトからダウンロードし、契約したサーバーにアップロードと必要な設定を行えばOKです。
特に「エックスサーバー」「ロリポップ」はどちらもWordPressの簡単インストール設定ができるので手間が少なくて済みます。
SSL化
SSL化(Secure Sockets Layer)とは、インターネット上のデータ通信を暗号化し、第三者に知られたり改ざんされたりしないための設定です。
WordPressでサイトを自作する場合は、SSL設定を自ら施す必要があります。ノウハウの要る場面ですが、セキュリティ上欠くことができない工程です。Googleのジャッジも視野に入れれば、セキュリティ対策がしっかりしているサイトとして評価が上がる可能性も見過ごせません。
独自性を持たせるデザインはスキルが必要
WordPressは有料・無料あわせて非常に多くのデザインテンプレートがあり、たいへん自由度高くカスタマイズできそうに思えるのですが、これを使いこなしてオリジナリティのある素敵なデザインを作成するには、それ相応のスキルが必要です。理想のデザインにしようと思えば、専門的なノウハウが不可欠となるため、その点で自信がない場合には制作会社への依頼が賢明です。予算の安さを重視しても、工数ばかりが増え本業に時間が使えなくなるなら本末転倒。苦労したにもかかわらず難しくて頓挫してしまうくらいなら、外注を強くお勧めします。
セキュリティには常に注意を払う必要がある
WordPressのセキュリティはそこそこの水準であり、その点も評価が高いわけですが、とにかく利用数が多く世界中で愛用されているツールなのでハッキングなどの標的になりやすいのも事実です。独自にセキュリティ対策プログラムを導入したり、システムをアップデートしたりするなどの対策が不可欠である点は、知識がない人にとってはデメリットに感じるでしょう。
公式のサポートは不十分
WordPressの公式には電話のサポートがありません。聞きたいことがある時や不具合が生じて相談したい場合にも基本的には自分自身で対処しなければならず、問題が起きた時に解決するためのスキルがない人にとっては、ランディングページを完成させる上での大きな障壁となってしまいます。
短めのシンプルなLPであれば特段問題ないですが、長くなったりデザインにこだわるとページ表示速度が遅くなり、ユーザーの離脱原因になってくるので、注意してください。
詳しくは専門家に相談しましょう。
ランディングページにおすすめなWordPressテーマ5選
ランディングページをWordPressで制作するメリット・デメリットをお伝えしてきましたが、ここでは個性溢れるWordPressのデザインテンプレートをご紹介します。おすすめの5つを厳選しましたので、特徴・予算などをぜひ参考にしてください。
Colorful(カラフル)
カラフルは細かなパーツをきわめて簡単に設置でき、自分好みのランディングページをデザインできるテーマです。特筆すべき利点は、画像用にソフトを導入しなくてもヘッダー画像を設定できるという簡便性の高さにあります。また、問い合わせフォームも非常に楽に設置・カスタマイズデザインが可能。随所でワンタッチ機能が使えてノウハウ要らずです。料金は8,760円。
OOPS!
運用にも便利なOOPS!は、WordPressでランディングページを制作するにはもってこいのテーマ。ランディングページ運用に欠かせないABテストを簡単に実行できるCTAを搭載していたり、高性能なコンテンツビルダーでコンテンツマーケティングに強いサイトを構築できたりと、インターネット集客に強いサイトを制作できます。WordPressのSEOの強さと好相性で、なおかつ初心者にも扱いやすいと評判。料金は19,800円です。
Emanon Business
Emanon Businessは、ほとんどランディングページを制作するために特化されたと言って良いテーマです。事業用のサイトを想定して作られているため、Web集客に強いのが特徴的。ブログで商材をアピールしながら広告ページでコンバージョンを促すという導線作りがばっちりできます。予算や目的に合わせた同系テーマも2種類ありますが、より本格仕様なのがこちらです。料金は12,800円。
アルバトロス
ショートコードがいろいろと設置されていてきわめて扱いやすく、HTMLやCSSに関する知識がないけれど自由度高いデザインを実現したい人におすすめのテーマです。ウィジェット機能(小型アプリ)を使用すれば、アドセンス広告や記事の下部にCTAを設置できるほか、SNSボタンも標準装備していてネット集客に強いランディングページをデザインできます。料金は7,980円です。
Diver
アフィリエイトを知り尽くしたチームによって開発されたテーマです。ユーザーに選ばれる広告デザインを作成できるよう練られているので、豊富なショートコードを使って楽に操作できるにもかかわらず、ヘッダーやフッターもないシンプルでアーティスティックなランディングページ制作も可能です。記事ごとにCTAを設置でき、コンテンツマーケティングもスムーズ。料金は17,980円です。
専門的なスキルがなければ自作はオススメしない
WordPressは誰でも簡単にランディングページが制作できますが、先ほど来解説しているとおり、HTMLやCSSといったプログラミングやデザインに関するスキル・ノウハウがないとその良さを使いこなせず、独自性あるサイトを作ることはきわめて難しいと言わざるを得ません。
また、ランディングページは商材を売るためのWebサイトなので、制作後の運用に成否がかかってきます。そのため、プログラミング・デザインなどのスキル以外にも、リサーチやペルソナ分析、ユーザーに響く企画構成立案など、経験を踏まえたノウハウが不可欠な作業ばかりです。
さらに、すでにWordPressを使用してオウンドメディアなどを運用しておられる企業などは、固定ページに新たなランディングページを制作・運用したい場合には、事前に制作会社に情報を共有しておく必要があります。
まとめ:制作業務はなるべく外注しよう
今回はWordPressでランディングページを制作するメリット・デメリットやおすすめのテーマ紹介などをお伝えしてきました。
WordPressの自由度やSEOに対する強さを活かし、予算を抑えて独自性の高い広告を制作できるのはたいへん魅力的です。
しかし、WordPressでランディングページを制作する場合であっても、理想のデザイン・機能を反映させたいとお考えなら、Web制作会社に作成を依頼するのが妥当です。
成果につながらなければ制作する意味がないのがランディングページ。予算の都合もあるでしょうが、何はともあれ自社のリソースに少しでもご不安があれば、制作会社への外注を強くおすすめします。
この記事のおさらいポイント
・WordPressには有料・無料含め多数のテーマがあり自由度と品質の高いサイトが安価で制作できる
・WordPressで魅力的かつ成果につながるランディングページを自作するには高度なスキルが必要
・予算を抑えたランディングページ作りをするにしても自作に自信がなければ外注がベスト
ランディングページは、企画構成が重要で、これを怠ると思うような結果は出ません。
我々は数多くの制作実績から蓄積された経験と企画構成力で商材に合わせた売れるためのランディングページを提案できますので、お気軽にご相談ください!