近頃はユーチューブやネットフリックスといった動画プラットフォームが活況を呈していますが、ぜひこの勢いをランディングページにも取り入れたいものですよね。実際に、ランディングページに動画を使用すると、商材の説明が完結になったり、離脱率を下げたりする効果が見られます。
そこで今回は、ランディングページに動画を埋め込むことによるメリット・デメリットや、制作時の注意点をわかりやすく解説していきます。ランディングページでコンバージョンを高めたい方や、LPOがうまく行かなくてお困りの方はぜひ参考にしてください!
この記事を読んだらわかること
・ランディングページに動画を埋め込むデメリット
・動画制作のポイント
ランディングページは、企画構成が重要で、これを怠ると思うような結果は出ません。
我々は数多くの制作実績から蓄積された経験と企画構成力で商材に合わせた売れるためのランディングページを提案できますので、お気軽にご相談ください!
ランディングページに動画を埋め込むメリット
ランディングページに動画を埋め込むことで得られるメリットとは何でしょうか?ここではコンバージョンにも関わる3つの大きなメリットをご紹介します。
ページの滞在時間が伸びる
Webサイトは離脱しないでなるべく長い時間滞在し、読み進めてもらうことが重要です。ところがランディングページはビジュアルが目立つ広告なので、第一印象でページを離脱されたり、商材の魅力を説明する前に離脱されたりしてしまうケースも少なくありません。
その点、動画が設置されていれば、ユーザーは面倒もなく商材の特徴を知ることができるため、思わず最後まで見入って滞在時間が長くなる傾向にあります。文章を読むことは能動的な作業で労力が必要ですが、受身で済む動画があるとついつい立ち止まってしまうのが人の常なのです。
商材の全体像を動画で理解すれば、もう少しサイトに留まって、この商材のことを詳しく知りたいと思ってもらえる可能性も高まります。時間を使ってその商材のことを理解すると、ユーザーが商材に親しみを覚え始めてくれるという効果も期待できます。
情報量が多くなる
簡潔で明快に商材情報を与え、短い導線でコンバージョンまでつなげるのがランディングページの役割。動画の外観はシンプルでありながらインパクトがあり、なおかつ商材に関する過不足ない情報を与えられるコンテンツなので、ランディングページとの相性が抜群です。
一度観ただけで、視覚・聴覚を通じて商材紹介ができるのはもちろん、評価・口コミ的な内容であれば権威づけや品質を実証する部分での情報も同時に提供できます。一回の視聴に多くの情報を盛り込める点は、かなり大きなメリットと言えるでしょう。
商材の使用感を伝えられる
文章では伝えきれない臨場感が動画最大の魅力です。イメージには限界がありますが、動画で商材の性能や効果を目の当たりにすることで、説得力は劇的に高まることでしょう。
人物が登場し感想を述べていたりすれば、その語感や表情がユーザーに安心感をもたらす場合も。動画は文章に比べて五感や感情をよく使う分、感情移入しやすく、コンバージョンにも好影響を与えるコンテンツと言えます。
ランディングページに動画を埋め込むデメリット
ランディングページを動画に埋め込むことは基本的にメリットが多くお勧めですが、デメリットもあるので、ここでご紹介します。
ページの表示速度が遅くなる
ユーザーは、コンテンツを読み込むのに時間がかかることを嫌います。一説には、読み込み時間が3秒を超えると、実に53%のユーザーがページか離脱してしまうという報告もあるのです。こうしたユーザーの「イラ立ち離脱」を避けるためにも、埋め込む動画は長すぎないものをチョイスして表示速度をなるべく早める必要があります。
また、1つのランディングページに多くの動画が埋め込まれていると、その事実を知っただけで視聴が面倒になり、お腹いっぱいの状態になりかねません。3つ以上の動画を同一サイトに埋め込むのはNGです。
コストがかかる
商材を魅力的に紹介できる動画を自前で制作できるケースはなかなか稀です。実際には制作会社に外注することが多いため、制作費が余計にかかることとなります。
動画を含まないランディングページと比べれば、制作費も高めになってしまいますが、その分内容が良くなるのであれば、経費のかけ甲斐もあるというもの。間違ってもコストを追求し過ぎて、低品質な動画を載せないように気をつけましょう!
ランディングページに動画を埋め込む際の注意点
ランディングページに動画を埋め込みさえすればコンバージョンが上がるというほど、話は単純ではありません。ここではランディングページに動画を埋め込む際に絶対に注意すべき点をお伝えします!
ファーストビューで目に入るようにする
ランディングページに動画を埋め込むことが効果的である一方、ファーストビューで動画の有無を確認できなければ無意味であることも事実です。ランディングページの離脱率はファーストビューが最も高いですし、ここで動画の存在に気付かれなければ、スクロールする前に遷移されかねません。
動画は存在感が大きくついクリックしたくなるため、とにかくファーストビューで既に写り込んでいることが必要です。スクロールしないと動画があるかどうかわからないという状態は避けましょう!ちなみに、ファーストビューの背景に動画を埋め込むという手法もあります。
CTAボタンは動画内もしくは近くに設定する
コンバージョンボタン(購入ボタン)は、動画を見たそばから押せる位置に設定することを強くお勧めします。動画の説得力は非常に高いため、動画を観たユーザーは気持ちが高揚しがちです。コンバージョンしたい衝動を覚えたユーザーのテンションを冷ましてしまう前にボタンを押せるよう、抜かりなく準備しておくことが重要です。
ランディングページに埋め込む動画の制作ポイント
効果的にランディングページへ動画を埋め込むには、押さえておくべきポイントがあります。シンプルながら、非常に重要な3点なので、ぜひしっかりと肝に銘じて動画制作に挑みましょう!
ターゲットを明確にする
ランディングページを設計する時にも散々頑張ることなのですが、そのコンテンツを目にするユーザーとはどのような層の人物なのか、どんな悩みや課題を持ってこのランディングページを訪問したのか、しっかりと分析してから動画を作ることが大切です。
その分析さえしっかりとできていれば、ユーザーが動画を観た時の感想や気になるポイントも自然と浮き彫りになります。商材の特徴だけをわかりやすく紹介するだけの動画なら、必ずしもランディングページ内にある必要はありません。そもそもランディングページは狙ったユーザー層に向けて作る広告。ターゲティングによって動画の作風はかなり変わってきます。
最初の5秒を重視する
動画は短いものを提供しますが、その中でも最初の5秒で勝負をかけましょう。いわゆる『つかみ』の部分です。最初に心をつかまれれば、その余韻だけで最後まで動画を観終える人は多いでしょう。最後まで観てもらうことにより、商材に対する理解を深めてもらうとともに、サイトの滞在時間を延ばす効果を期待できます。
長さは3分以内に収める
先述したとおり、あまりに長い動画を埋め込んでしまうと表示速度が落ちるのでNGです。しかし、短すぎると情報不足で購買意欲を掻き立てることはできない可能性があります。中間的にベストな長さを選択しましょう。3分内であれば、過不足なく情報をお伝えすることもできるでしょう。ユーザーに負担をかけずに全て観てもらえる程度の分量に設定することが大事です。
広告ではなく商材の情報にフォーカスする
ランディングページ内の動画は広告的であることを避け、商材の有益な情報を盛り込むようにしましょう。ランディングページ自体が広告なので、あまりにもコマーシャル臭が強いとユーザーがうんざりして離脱してしまうかもしれません。
ランディングページ内の動画は、文章などで商材の特徴や使用方法・使用感を説明する代わりになるものだと解釈しておきましょう。
まとめ:動画を使用してランディングページのコンバージョンを高めよう
今回は、ランディングページに動画を埋め込むメリットや制作時のポイントについて解説してきましたが、参考になりましたか?動画はポイントを押さえて利用すれば、効率的にユーザーをコンバージョンに向かわせてくれるコンテンツです。
ランディングページ同様、どのようなユーザー層が想定されるのかをしっかりと分析し、ペルソナの心に刺さる動画を制作することを心がけましょう。また、ファーストビューで目に触れさせることや3分以内の動画に収めることもきわめて重要なので、どうかお忘れなく!
この記事のおさらいポイント
・動画は商材の使用感をリアルに伝えられる
・動画はコストがかかり、表示速度を遅らせる
・動画はファーストビューで目に入る場所に置く
・制作時はターゲットを明確にし、3分以内に収める
ランディングページは、企画構成が重要で、これを怠ると思うような結果は出ません。
我々は数多くの制作実績から蓄積された経験と企画構成力で商材に合わせた売れるためのランディングページを提案できますので、お気軽にご相談ください!