オウンドメディア記事タイトルの付け方|今すぐ使える10のコツ

オウンドメディアはブランディングや売上増加、人材採用など様々な目的で使用されますが、目的に関わらずユーザーに読んでもらうためには記事のタイトルが重要です。

タイトルが興味を引くものでなければクリックされず、キーワードの使い方によっては検索順位が低くなる可能性もあります。

そこで今回はアクセスを集めるためのタイトルの付け方のコツや注意点について解説をしていくので、記事のタイトルで困っている方はぜひ参考にしてみてください。

この記事を読んだらわかること

・記事タイトルの重要性
・タイトル制作における10のコツ
・タイトルのクリック率の指標
・導入文や記事の中身とタイトルの整合性を取る
・記事タイトルを変更する際の注意点
・タイトル次第でアクセス数が劇的に変わる
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オウンドメディアにおける記事タイトルの重要性

オウンドメディアのアクセス数を増やすためには記事の量や質も重要ですが、それ以上に「検索順位」と「クリック率」を意識したタイトルをつけなければいけません。

検索順位が低いとユーザーには届きませんし、上位表示されたとしても内容が伝わらない、興味を引かないタイトルはクリックされないからです。

ここでは検索順位とクリック率に与える影響について詳しく解説していきます。

検索順位に大きな影響を与える

タイトルは検索順位にも大きく影響してきます。キーワードがタイトルに入っていると上位表示されやすいです。

逆にキーワードが入っていなければ検索結果に表示されない、または下位に表示されるためにユーザーが見つけられないという問題に繋がります。

当然、検索されなければアクセスも増えないので、タイトルの決め方は非常に重要なのです。

検索結果のクリック率を決める

検索結果の上位に表示されたとしても、ユーザーが必ずしも記事を閲覧するとは限りません。

タイトルからどんな記事かがわかる、興味を引かれるなどユーザーにとって記事を読むメリットがなければアクセスには繋がりません。

また、アクセス数を伸ばすための改善手段は様々ありますが、最も手間がかからず、それでいて効果が目に見えやすいのがタイトルの修正です。

実際に記事タイトルを修正しただけで一気にアクセスが伸びた事例もあります。なので、たかがタイトルとは思わず、真剣に考えましょう。

オウンドメディアの記事タイトルを制作する10のコツ

先にも触れたとおりオウンドメディアは記事タイトルは非常に重要です。しかし、どのようにタイトルをつければ検索で上位表示され、クリックされるのかわからないという人も少なくありません。

ここではそういった方々に向けて、タイトルを決める際のコツを紹介していきます。今回は10個のコツを紹介しますが、全てを取り入れるのではなく、いくつかを組み合わせて決めるようにしましょう。

タイトルはなるべく32文字以内に収める

タイトルを決める上でまず注意しなければいけないのは文字数です。Googleでは検索結果に表示される文字数の上限が28〜35文字以内と決まっていて、それ以上の文字は表示されません。

あまりに長いタイトルにしてしまうと重要な部分が切れてしまう可能性があり、ユーザーにどんな記事なのかが伝わりません。そのため、32文字を目安にしてタイトルを付けるようにしましょう。

どうしても伝えたい内容がある場合は例外的に文字数をオーバーしても問題ありませんが、次に紹介するテクニックと組み合わせ使うのがおすすめです。

狙うキーワードはタイトルの前半に入れる

前述したように検索キーワードがタイトルに入っていなければ検索表示されにくいですが、Googleのアルゴリズムでは検索キーワードの位置も重要視されています。

基本的にタイトルの前半部分にある方が検索されやすくなりますし、タイトルが32文字を超えて見えなくなった場合でもキーワード見えていればユーザーがクリックする可能性も高いです。

他にもタイトルを2つの文に分けるという手法もありますが、その際も前半部分に大事な内容を書くようにすると閲覧もされやすくなります。

タイトルに同じキーワードを複数使わない

32文字以内のタイトルを作る場合、できるだけ余計な言葉は省かなければいけません。なので、同じキーワードを何度も使わないように注意しましょう。

例えば、この記事は「オウンドメディア タイトル」で検索された際にGoogleの検索エンジンで上位表示されるよう制作しています。このキーワードだけですでに11〜12文字あるので、同じキーワードを使用すれば、他の文言を圧迫しかねません。

キーワードの文字数が少なく、文章的にどうしても必要であれば重複させても問題ありませんが、できるだけどんな記事かを伝えることを優先しましょう。

タイトルに具体的な数字を入れる

数字は具体性を上げてくれるという特徴があります。例えば「たくさん」と表現するよりも「1000個」とする方が明確でわかりやすいようにタイトルにも数字が入るとユーザーもイメージがしやすいです。

タイトルでよく使われるのは、この記事の「10のコツ」のように情報量を伝える表現であったり、「5分で読める」や「3つのステップ」のような手軽さをイメージさせるもの、「20XX年版」など情報の新しさを伝える表現になります。

どんな記事であるかを明確にしたい場合や気軽に読めるといったイメージをつける際には数字を使ってみましょう。

タイトルに読むメリットを入れる

ユーザーにクリックしてもらうためにはタイトルでメリットを紹介し、興味を持ってもらわなければいけません。

具体的には「節税になる」や「コストが安くなる」などユーザーにとって有益な記事であると明記したり、「○○のメリットは?」のように直接メリットという単語をタイトルに入れる方法もあります。

できるだけターゲットとなるユーザー層が解決したい、もしくは求めている事柄に焦点を合わせた内容を入れると効果が高くなるのでおすすめです。

読んでもらいたいユーザー属性を入れる

タイトルを見た瞬間に「これは自分に向けて書かれた記事だ」と思ってもらえれば、その記事は間違いなく読んでもらえます。そのためにはターゲットが誰かを明確にしなければいけません。

例えば「オウンドメディア担当者必見」という文言がタイトルに含まれていれば、該当する人は高い確率で記事に目を通します。

また、初心者をターゲットとする際に「中学生でもわかる」などにすると単純に「初心者向け」とするよりも少し年齢層の幅が広がるなど表現によってアクセス数も変わってきます。ユーザー属性に合わせて相応しい表現を心がけてください。

意外性や話題性を入れる

記事を読んでもらう上でタイトルに意外性や話題性を盛り込む方法は欠かせません。例えば「オウンドメディアのタイトルにセンスは必要ない」という記事であれば、オウンドメディアのタイトルで悩んでいる人には意外性があります。

比較的簡単な方法としては業界の常識や鉄則と思われている事柄や知名度の高い人が話していた内容の逆説を唱えるというものです。それによってユーザーは「なぜだろう」と思ってしまい、記事に興味を持ちます。

他にもインターネット上や業界、世間的に話題になっている事象に関係するタイトルをつけると注目を集めやすいのでおすすめです。ただ、ターゲットと関係のないユーザー属性が集まる可能性もあるので、取り上げる話題はしっかり吟味しましょう。

広告っぽさを極力減らす

情報過多とも呼ばれる現代において広告を悪とする風潮が広がりつつあります。そのため、あからさまな広告は敬遠されてしまいますし、オウンドメディアの記事でも何かの宣伝や広告っぽさを感じると読んでもらえません。

また、宣伝などの意図がないとしても「◆話題沸騰◆」「注目★」「大人気♪」などの文言が含まれるタイトルも敬遠されがちです。

そのため、タイトルではターゲットの明確化やメリットの説明、検索キーワードなどを重視し、できるだけ広告的な要素を排除したものにしましょう。

好奇心を刺激する

これは意外性とも少し似ていますが、「どういうこと?」「詳しく知りたい」と思わせるようなタイトルにすると、好奇心が刺激され記事も読まれるようになります。

週刊誌などでは「○○な噂」や「○○疑惑?」といった表記を用いますが、これらは真相を知りたくなるように煽ったり、あえて疑問形にして不明確な状態を作ることでユーザーの興味を引くというテクニックです。

こうした方法以外にも「本当は教えたくない」など制限した表現にするとお得感があり、読みたいと思ってもらいやすくなります。

とっておきの情報を公開する際やユーザーに大きなメリットのある記事では特に効果が大きいので、こうした煽り文句も取り入れましょう。

誇張表現を使う

最初に説明をしておくと、ここで言う誇張した表現とは話を盛るという意味での誇張ではなくインパクトのある表現を使ってユーザーに強い印象を与えるという意味です。

例えば「コストが安くなる」よりも「コストが格段に安くなる」の方が、「アクセス数が大きく伸びる」よりも「アクセス数が劇的に増加する」の方が興味を引きます。

特に「確実に、格段に、劇的に、超絶に」といった表現は一般的な単語よりもインパクトが強いのでおすすめです。ただ、乱用して記事の内容からかけ離れてたタイトルにしてしまうと信用を落としてしまうので注意しましょう。

タイトルのクリック率の指標

前述したようにタイトル次第で検索順位やクリック率は大きく変動しますが、それとは別に検索順位がクリック率に与える影響についても知っておきましょう。

クリック率とは検索表示された回数に対してどのくらいサイトがクリックされているかを表した数値で、上位に表示されるとどの程度クリックされるようになるかという指標になります。

以下はアメリカのマーケティング会社であるInternet Marketing Ninjas社が公開した2017年の検索順位別のクリック率です。

検索順位 クリック率
1位 21.12%
2位 10.65%
3位 7.57%
4位 4.66%
5位 3.42%
6位 2.56%
7位 2.69%
8位 1.74%
9位 1.74%
10位 1.64%

上位と下位でかなりの差があるように、やはり上位に表示されるほどクリック率は高くなります。オウンドメディアを運営されている方は、ぜひ制作したタイトルのクリック率が高いのか低いのかを比較してみてください。

クリック率が高い記事はユーザーに刺さったという意味なので、そこで使っている単語や表現を元にタイトルを考えるとアクセス数も伸びていきます。

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記事のタイトルはとても重要です。ただし、導入文やコンテンツの中身と整合性がない場合、離脱の原因にもなるので注意してください。
コンテンツの中身と逸脱しない程度にユーザーがクリックしたくなるようなタイトルを考える必要があります。
池田直樹
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オウンドメディアの記事タイトルを変更する際の3つの注意点

ここまでタイトルの付け方のコツや検索順位とクリック率の関係性などを紹介してきたので、すぐにでも記事タイトルを修正しようと考える人もいるかもしれません。

しかし、闇雲に修正を行うのはNGで、しっかりと根拠優先順位を決めて行う必要があります。ここでは以下の3つの注意点について解説していくので参考にしてみてください。

・根拠なくタイトルを変更しない
・アクセス数の少ない記事を優先的に行う
・タイトルはコロコロ変えない

根拠なくタイトルを変更しない

タイトルに含まれるキーワードの順番を変えただけで検索順位が大きく変動するケースもあるので、タイトルを修正する際にはタイトルと流入キーワードがマッチしておらず検索順位が低い、クリック率が低いなど何かしらの根拠が必要です。

そのため、サーチコンソールなどのツールを活用し、それぞれの記事の流入キーワードをリサーチした上で変更する記事を選びましょう。

アクセス数の少ない記事を優先的に行う

アクセスの多い記事はほぼ完成形といっても過言ではないので、無理に修正を加える必要はありません。ちょっと手を加えただけで検索順位が大きく下がった事例もあるので、アクセスの多い記事を修正するのはリスクが大きいです。

そのため、まずは検索順位が低いものアクセスが少ないものを優先的に修正していき、オウンドメディア全体のアクセスや認知度を向上させましょう。

タイトルはコロコロ変えない

記事タイトルの修正によって検索順位が下がった場合、元のタイトルに戻せばいいと考えてしまいがちですが、何度も修正を繰り返すと元の順位よりも下位に表示される場合があります。

また、検索順位がもともと低かった記事も修正してすぐに結果が出るわけではありません。タイトルをコロコロ変えると適正な順位にならなかったり、逆に順位を大きく下げることがあるので注意が必要です。

まとめ:タイトル次第でオウンドメディアのアクセス数が劇的に変わる

今回はオウンドメディアのタイトルについて解説をしてきましたが、記事タイトルによって検索順位やアクセス数は大きく変動します。

アクセスを増やすためには、キーワードをタイトルの前半部分に置いて検索順位を向上させたり、好奇心を刺激する単語やメリットの説明をしてクリック率を上げるといったテクニックが重要です。

ただ、すでにアクセスの多い記事を変更すると逆に流入がなくなるなどのリスクもあるので、流入キーワードのリサーチやクリック率、アクセス数の低い記事から修正するといった優先順位も必要になります。

ぜひこれらのテクニックやコツを活用してタイトルを考え、アクセス数の改善を図りましょう。

この記事のおさらいポイント

・記事タイトル次第で検索順位やアクセス数は大きく変動する
・検索順位を上げるにはキーワードをタイトルの前半に置く
・タイトルの文字数の目安は32文字
・広告的なイメージのある記事は読まれにくい
・タイトルでターゲットの明確化、メリットの説明、興味の刺激、意外性と話題性を取り入れると読まれやすい
・タイトルと記事内容の整合性も重要
・修正を加える際は根拠の洗い出し、アクセスの少ない記事を優先する
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オウンドメディアはSEOが重要で、上位表示されなければコンテンツを配信しても意味がありません。我々は自社でもオウンドメディアを運用することでそのノウハウを蓄積し、SEOに強いオウンドメディアの戦略から運用まで提案できますので、お気軽にご相談ください!

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