コンテンツマーケティングとコンテンツSEOの違いとは?混同による弊害も紹介

『コンテンツマーケティング』と『コンテンツSEO』は、名前が似ていてよく混同されがちです。
これらの違いがわからずに『コンテンツマーケティング』を『検索エンジンで上位表示される(SEO)施策』だと思っている人も少なくありません。

しかし、『コンテンツマーケティング』と『コンテンツSEO』には明確な違いがあり、混同してしまうと大きな弊害が起こる可能性もあるため注意が必要です。

今回は、混同してしまうことで発生する弊害を避けるために、両者の違いを解説していきます。

この記事を読んだらわかること

・コンテンツマーケティングとコンテンツSEOの違い
・コンテンツマーケティングとコンテンツをSEOを混同することによる弊害
・コンテンツマーケティングを目的別で使い分けるべき4つの型
目 次表示

コンテンツマーケティングとコンテンツSEOの違いとは?

『コンテンツマーケティング』と『コンテンツSEO』は、言葉が似ていても全く違う手法です。

もちろん、『コンテンツマーケティング』を行なっていく上で『コンテンツSEO』も大事な施策となるのですが、同じではありません。
厳密には『コンテンツマーケティング』という大きな枠組みの中に『コンテンツSEO』が存在している形になります。

もう少し理解度を高めるために、それぞれの特徴を確認していきましょう。

コンテンツマーケティングとは?

『コンテンツマーケティング』とは、良質なコンテンツをユーザーに提供し、集客・育成しながら購買につなげ、最終的に企業や商材のファン(リピーター)になってもらうことを目的とした手法です。

『ユーザーにファン(リピーター)になってもらうこと』を目的としているため、コンテンツSEOに限らず、そのユーザー層にマッチした様々なコンテンツを配信していきます。
例えば、まだ企業や商材に興味がない新規のユーザーなら、コンテンツSEOで集客して興味・関心に導きますし、商材の購買を検討しているユーザーには、事例紹介(お客様の声)やメルマガなどを提供して購買意欲を高めるのが適切です。

このように、『コンテンツマーケティング』ではユーザーの状態を見極め、そのユーザーにとって最適なコンテンツでアプローチしていくため、制作するコンテンツが多岐に渡ります。

【コンテンツ例】

  • 事例紹介
  • eBook
  • ホワイトペーパー
  • 動画
  • セミナー
  • メルマガ
  • パンフレットなど

ちなみに、検索エンジンだけでなく、SNSや広告・テレビCM・動画サイト・他サイトなど様々な流入先があるのも特徴の一つです。

コンテンツSEOとは?

対して『コンテンツSEO』とは、クオリティの高いコンテンツを制作して検索エンジンで上位表示する手法です。

以前は検索エンジンで、内部構造を最適化していたり外部リンク数が多いサイトのコンテンツを評価し、上位表示してきました。
しかし、外部リンクを購入するといった悪質なサイトが増えたため、Googleは『コンテンツの中身』を重視するようになりました。
現在は、検索エンジンのアルゴリズムが次々とアップデートされ、キーワードに対して『ユーザーにとって有益なコンテンツ』がより評価されて上位表示されるようになっています。

こういった経緯から、外部リンクやサイト内部構造に頼らずコンテンツで検索上位表示を目指す『コンテンツSEO』が注目されるようになりました。

『コンテンツSEO』は、ユーザーにとって有益なコンテンツを提供する点で『コンテンツマーケティング』と似ていますが、検索エンジンからの集客を主な目的としているところが大きな相違点です。

認知 潜在顧客の集客 ブログ構築
コンテンツの作成
公開
興味・関心 見込顧客の獲得 メルマガ登録
信頼構築・購入 見込顧客との信頼関係の構築 ステップメール
継続 常連客化 メルマガ

上記の表で言えば、『認知』から『継続』までの全ての手法が『コンテンツマーケティング』『認知』が『コンテンツSEO』になります。

コンテンツマーケティングとコンテンツSEOの混同による弊害とは?

『コンテンツマーケティング』と『コンテンツSEO』の違いについて理解できたところで、これらを混同することによって起こる弊害について解説していきます。

検索行動を起こしたユーザーにしかアプローチできない

『コンテンツSEO』はそもそも検索エンジンで検索するユーザーをターゲットとした手法です。

しかし、『検索をしない見込み客』は一定数存在します。
例えば、検索やデバイスの操作に苦手意識があったり、企業や商品・サービス、キーワードに対してまだ問題意識を持っていない潜在層などです。
そういったユーザー層でも、広告・ソーシャルメディア・動画・テレビCMなどの施策で囲い込みができる可能性は十分にありますが、『コンテンツSEO』だけを行ってしまうとアプローチできません。

そのため『検索するユーザー』だけの狭い枠組みだけでなく、分母を広げ、ターゲット層に対してアプローチする必要があります。

その良い事例として紹介したいのが、Web上で保険の申し込みまで全て完結する『ライフネット生命』の施策です。

この企業で運営されているオウンドメディアでは、潜在顧客の集客を目的にコンテンツSEOを行いながら、ソーシャルメディアの拡散力を活用したコンテンツマーケティングが展開されています。

検索キーワードをテーマにしたコラムやハウツー記事はもちろん、拡散されやすいインタビュー記事や社員ブログなどが人気で、様々なソーシャルメディアでシェアされているのが特徴です。
特に、Facebookからは流入数が一番多く、ソーシャルメディアからの流入数の8割を占めています。

もし、『コンテンツマーケティング』と『コンテンツSEO』を混同して検索上位表示のみに注力していたとしたら、このようにFacebook上にいる『検索をしない見込み客』と接点を持つことは難しかったでしょう。

集客コンテンツに偏りがち

『コンテンツマーケティング』を展開していくにあたって、ある程度のアクセス数がないと収益も伸びないため、確かに『コンテンツSEO』などによる集客は重要です。
しかし、両者を混同するとどうしても集客コンテンツに偏り、集客後に購買に繋がる施策がおろそかになりがちです。

企業にとって一番重要なのは『売上』に他なりません。コンテンツマーケティングにしろコンテンツSEOにしろ最終的に売り上げにつながるからこそ多くの企業が行なっています。

そのため、集客コンテンツだけでなく実際にユーザーに購買行動を起こさせるための施策(ランディングページや動画、メルマガ)が重要になるのです。

池田 直樹
コンテンツSEOはあくまでもSEO集客を目的とした施策で、企業本来の目的は、売上げの向上です。
そのため、コンテンツSEOでユーザーを集客できたら、メルマガを配信したり、ジャパネット高田さんのように商品紹介の動画を配信するなどして購買行動を喚起させる施策が必要になります。

コンテンツマーケティングを目的に応じて使い分ける4つの型

コンテンツマーケティングには、以下のように目的に応じた4つの型があります。

  • コンテンツSEO型
  • エデュケーショナル型
  • ネイティブ広告型
  • 面白コンテンツ型

この中で前述した『コンテンツSEO』を使用した施策は、一番最初の『コンテンツSEO』型と呼ばれています。ここからは、残りの3つの型を見ていきましょう。

エデュケーショナル型

エデュケーショナル型は、商品・サービスの購買を考えているユーザーに対して、有益な答えを出していく手法です。

例えば、『プロパンガスとLPガスの違いは?』『新車と中古車ならどっちがいい?』という風に、購買行動を起こそうとする時は何かしらの疑問や悩みが生じます。
こういった疑問を解決することでユーザー満足度が向上し、企業や商材への信頼感が高まります。

この手法は、ユーザーが検索エンジンで打ち込んだキーワードに対して有益な情報を提供するので、基本的な考え方は『コンテンツSEO』と変わりません。
しかし、『コンテンツSEO』は検索エンジンからの集客を目的としているのに対して、『エデュケーショナル型』はユーザー満足度を高めてファン(リピーター)の獲得に繋げることを目的としています。

ネイティブ広告型

ネイティブ広告型は、検索エンジン・SNS・Webメディア・アプリなど様々な媒体で、コンテンツを露出させる広告です。

この型には、以下のように4つの広告タイプがあり、いずれもその媒体のコンテンツの1部のように溶け込んで表示されます。

インフィード型 Webメディア・SNSなどでコンテンツの1部として自然に溶け込む広告
検索連動型 いわゆる『リスティング広告』
検索エンジンの検索結果画面に表示される
レコメンドウィジェット型 Webメディアの関連記事やオススメ記事一覧に溶け込んで表示される広告
プロモートリスティング型 ECサイトやポータルサイトのサイト内検索結果に表示される広告

そのため、ユーザーにストレスを感じさせにくく、閲覧している媒体のコンテンツとして楽しんでもらいながら集客できます。

面白コンテンツ型

面白コンテンツ型は、ユーザーに楽しんでもらえるような面白いコンテンツを配信し、FacebookやTwitterなどのSNSでバズらせて認知させることを目的としています。
『バズマーケティング』などとも呼ばれていて、爆発的なアクセスが見込めるのでキャンペーンやイベントなどで使用すると効果的です。

面白コンテンツ型には以下のように様々な手法があります。

  • 著名人(インフルエンサー含む)の起用
  • SNSや動画サイトの公式アカウントでハウツー動画などを配信
  • 無料お試しやユーザーを巻き込んだキャンペーンによる認知
  • 感情を揺さぶるコンテンツ
  • 他社では真似できないオリジナル性のあるコンテンツ

ただし、感情を揺さぶるコンテンツでも『炎上商法』はブランドイメージを下げる可能性があるため、注意しましょう。

まとめ:商品に適したコンテンツマーケティングを行おう

『コンテンツマーケティング』と『コンテンツSEO』を混同すると、集客後のユーザーのフォローが疎かになるため『アクセスはあるのにコンバージョンが上がらない』という現象が起きてしまいがちです。
そのため両者の違いを明確に認識し、集客だけに偏らずユーザーのフェーズに合ったコンテンツをバランスよく配信していきましょう。

また、コンテンツマーケティングがもつ4つの型の特徴を熟知して、その商材に適した型を使い分けながら効果的なアプローチを行なっていくことが最も重要です。

この記事のおさらいポイント

・『コンテンツマーケティング』は集客からファン獲得までの一連の施策
・『コンテンツSEO』は、ユーザーに有益なコンテンツを配信して検索上位表示を狙う施策
・両者を混同すると、検索しないユーザーへのアプローチができず、集客コンテンツに偏ってしまう
・『コンテンツマーケティング』には4つの型がある

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