ここ数年でオウンドメディアを導入する企業は爆発的に増えました。
これには従来の広告を使った集客方法の限界やオウンドメディアがアクセスを集める手段として有効であるからです。
オウンドメディアを導入する目的の多くは売上の増加ですが、これを達成するにはアクセスを集めるだけでなくどういう方法で収益化(コンバージョン)をするか検討し、コンテンツ制作をしていかなければいけません。
そこで今回は収益化の方法がわからない人やこれからオウンドメディアを立ち上げ売上を増やしたいという方に向けて収益を上げる方法と収益化の重要なポイントについて解説をしていきます。ぜひ参考にして収益化につなげてみてください。
この記事を読んだらわかること
・自社ビジネスの詳細【商品・サービスの販売、営業につなげる、イベントなどにつなげる】
・広告費の詳細【純広告、アドネットワーク、SSP、アフィリエイト広告、記事広告】
・収益化に成功しているサイトの実例紹介
・収益化で重要なポイント【流入増加、ユーザーの回遊性、リピーター増加、LPの使用】
・収益よりも先にアクセスを集める
オウンドメディアはSEOが重要で、上位表示されなければコンテンツを配信しても意味がありません。我々は自社でもオウンドメディアを運用することでそのノウハウを蓄積し、SEOに強いオウンドメディアの戦略から運用まで提案できますので、お気軽にご相談ください!
オウンドメディアの主な収益化方法
前述したようにオウンドメディアはアクセスを集めやすいという利点があり、これをうまく活用すると自社の商品を販売するだけでなく、他にも様々な方法で収益化が可能です。
ここでは大まかに以下の4つに分けて収益化の方法を紹介していきます。
- 自社ビジネス
- 広告費
- ユーザー課金
- メディアへの掲載費
自社ビジネス
オウンドメディアを活用して自社のビジネスへ誘導する方法です。
自社ビジネスから収益化する方法は主に3つあります。
- 商品・サービスの販売
- ユーザー情報を獲得し営業につなげる
- イベントなどのオフラインにつなげる
それではまず商品・サービスの販売から詳しく説明していきます。
商品・サービスの販売
これはオウンドメディアのコンテンツを通じて集まったユーザーを商品やサービスの購入ページへ誘導し、その販売によって収益を上げる方法です。
主に商品に関する内容やユーザー層が知りたい事柄をコンテンツとして配信し、興味を持った人を集客し、徐々にファンになってもらうことで商品の購入へつなげます。
この方法は商品のPRばかりになるとユーザーが離れてしまうので、宣伝と役立つ情報のバランスをとらなければなりません。
具体的なやり方は、オウンドメディアで集客を行い、ヘッダーやサイドメニュー、コンテンツの下層などに自社サービスサイトへの導線を設けセールスを行います。
ユーザー情報を獲得し営業につなげる
上記ではユーザーをオウンドメディアから直接セールスを行うページへ移動させるという方法を紹介しましたが、商品を販売するのではなく先にユーザー情報を獲得し、営業活動に活かす方法もあります。
例えばお問い合わせフォーム、製品やお役立ち情報をまとめた資料請求ページを作成すると興味を持ったユーザーが問い合わせを行い、それによって年齢や性別などのユーザー情報の取得が可能です。
特定のエリアに客層が集中していればエリアを絞った営業活動ができますし、若い世代に偏っている場合はSNSなどを活用した情報発信も行うなど後の営業活動に役立てられます。
問い合わせフォーム以外にも会員限定ページなどを作成し、会員登録をしてもらう代わりにより詳細な情報を提供する方法もあるので、販売する商品や自社リソースに合わせて使い分けましょう。
イベントなどのオフラインにつなげる
これは前述した方法と若干被る部分がありますが、オウンドメディア内でイベントに関するコンテンツを配信し、オフラインというリアルの場で会うための導線を引く方法になります。
この方法は商品が理解しづらい場合やインターネットをあまり利用しない年配層がターゲットの場合や高単価の商品を販売する際に有効です。
例えば、オウンドメディアで情報を発信し、集客を行い、一部のサイトメニューやコンテンツの最後にイベント情報を掲載します。気になるユーザーはそこからイベントに参加し、共感を得たら商品の購入検討に至ります。
広告費
2つ目の収益化の方法はオウンドメディア内に広告枠を設けたり、コンテンツ内で他社の商品を紹介して広告収入を得る方法です。
これは商品の販売などとは違い、直接オウンドメディア上で収益を発生させる方法になります。自社ビジネスと同様に広告枠による収益化にもいくつかの方法があるので、以下で詳しく解説していきます。
純広告
純広告とは前述したようにオウンドメディア内に広告枠を設け、そこに他社の広告を掲載して掲載費用をもらうという方法です。例えば以下の画像の赤枠が広告枠になります。
契約形態に関しては以下のようにいくつかのパターンがあります。
・表示回数による契約
・クリック数による契約
・期間を決めての契約
一般的には一定期間ごとの契約が多いですが、金額や条件などは自社で自由に決められます。ただ、広告枠から収益を得るためには一定数以上のPVが必要となり、各企業への営業も必要になるので注意が必要です。
上記のような理由から立ち上げてすぐに広告収入を得るのは難しいですが、オウンドメディアが成長していけば確率は高くなりますし、広告主さえ見つかればほぼ労力をかけずに収益が得られます。
アドネットワーク
アドネットワークとは、Google AdSenseやYahoo!プロモーション広告などのアドネットワーク事業主と契約し、すると自社メディアに広告を表示させる方法です。
表示形式は純広告に近いものがありますが、自社で営業をする必要がない点がメリットです。デメリットは収益の単価や契約形態を事業者側に決められてしまう点になります。
アドネットワークも契約形態は広告の表示回数やクリックされた数などに応じて報酬が支払われるものが多く、ある程度PVがなければ収益は上げられません。
ただ、こちらも長期的に運営していくとサイトの成長に伴って広告収入も大きくなるのでおすすめです。
SSP
SSPはアドネットワークと似ていてSSP事業者と契約を交わすと自社のオウンドメディアに広告が表示されるようになり、それによって報酬が発生するという方式です。
異なるのはアドネットワークが広告費用などを設定できないのに対し、SSPの場合は最初に自社の広告枠をいくらでどんな広告主に売りたいのかを設定できるので、より高い広告単価の設定が可能になります。
また、複数の広告主の中から広告費用が高いものを自動で選択、配信してくれる機能があるので、収益も大きくなりやすい点がメリットです。
SSPも一定のPVがなければ収益化は難しいですが、メディアで配信するコンテンツ内容と広告内容の親和性が高ければユーザーが興味を持つ可能性は高くなるので収益化が期待できます。
アフィリエイト広告
アフィリエイト広告は成功報酬型広告とも呼ばれ、他社の商品を紹介し、購入された場合のみ商品代金の数%が報酬として支払われるという仕組みです。
アフィリエイトを使って自社の商品を販売したいという企業と広告枠を提供したいメディア運営者を仲介する業者をASPと呼びますが、ASPに登録をすると様々な商品情報をサイト上で掲載できるようになります。
注意したいのは、コンテンツとの親和性です。
オウンドメディアで発信している情報と全く関係ない商品を紹介すれば、ユーザーの求める情報を乖離してしまい、収益にはつながりません。
あくまでもオウンドメディア全体の主張とコンテンツの親和性が高い商品を選んで紹介をしましょう。
記事広告
記事広告とは、他社の商品を紹介する専用の記事を作成し、それを配信することで収益を得る方法です。ここまで紹介してきた方法の中ではアフィリエイト広告に近いですが、他の広告手段と違い広告らしさを出さずPRができる手法になります。
記事広告制作費用や記事の掲載費などで収益化を測ったり、アフィリエイトと同じように成功報酬型にして商品が売れたら数%の手数料を受け取るなどの収益方法があります。
コンテンツに自信がある場合やオウンドメディアとの親和性が高い場合は成約率も高くなりますし、広告らしさがないのでユーザーからも受け入れられやすい方法になります。
こちらも同じく自社で営業を行う必要がありますが、適した商品や企業があれば試してみましょう。
ユーザー課金
3つ目は課金したユーザーだけが見れる有料コンテンツやスペシャルコンテンツを用意して、そこから収益を得るという方法です。
ニュースサイトなどでも特定の記事を有料にしたり、記事の半分は無料配信し、残りは課金したユーザーのみに配信するといった手法を取っています。
これは月額課金などにすると毎月固定の収益が得られ、ユーザー数の増加によって収益規模も大きく出来るという点がメリットです。
ただ、専門性が高い記事や他社ではマネできないコンテンツなどお金を払ってでも読みたいと思うような記事を作成していかなければいけないので難易度の高い方法になります。
メディアへの掲載費
最後の方法は記事広告や広告枠による掲載と似ていますが、自社のオウンドメディア上で他社のコンテンツや企業の情報、商品を紹介し掲載費用を頂くモデルです。
記事広告や広告枠を貸す場合は主に他社の商品やサービスの紹介をするケースが多いですが、それだけでなくタイアップという形でインタビュー記事を掲載するなど様々な方法があります。
一言で言えば他社の情報をメディアで紹介する代わりに掲載費を受け取る手法なので、オウンドメディア全体の方向性と親和性の高い企業を選ぶなどお互いにメリットがある企業と組まなければいけません。
収益化に成功しているオウンドメディア5選
オウンドメディアの主な収益化の方法がわかったところで、成功している実例を見ていきましょう。それぞれ今回紹介した方法で収益化を実現しているオウンドメディアになるので参考としてみてください。
asoview!TRIP
レジャー関連の予約サイトを運営するアソビューのオウンドメディアは、外注を使って質の高い記事を多数配信し、短期間で多くのPVを集めるようになりました。
そんな同社のオウンドメディアでは記事広告とバナー広告を使い収益化を得ています。
記事広告は各エリアのレジャー施設の紹介、子連れ旅やデートでいけるなどのシチュエーションに合わせたおすすめスポットの紹介などがメインです。
サイドバーのバナー広告はアドネットワークを利用した広告が設置されています。これは関連性の高い広告が表示されるので、ユーザーにもよりますが航空券やホテルの予約などサイトの内容と親和性の高い広告が表示されるのでおすすめです。
メインは記事広告の掲載費や制作費になると思いますが、他の広告媒体をうまく組み合わせると収益規模が大きくなるので、ぜひ参考にしてみてください。
Gulliver
中古車でお馴染みのガリバーは王道とも言える自社製品のセールスにつなげるコンテンツを配信して収益化を図っています。
主なコンテンツは車を選ぶ際に注意すべきポイントなどユーザーが日頃疑問に思う事柄や保険料を安くする方法などの役立つ情報、ドライブのおすすめスポットの紹介など、これから車を買おうという人や既に車を持っている人に向けた情報がメインです。
どのコンテンツもターゲットとなるユーザーが検索しそうなキーワードをうまくコンテンツに取り入れているので、情報収集をしたユーザーがファンとなり、実際に車の購入や売却を検討した際にセールス用のサイトを訪れるという仕組みになっています。
王道で攻める場合はターゲット設定やコンテンツの内容などが参考になるのでチェックしてみてください。
価格.comマガジン
様々な商品が比較できる価格ドットコムは、メインのサイト自体がアフィリエイトと広告枠の掲載費による収益を上げています。
オウンドメディアは、商品の見どころやおすすめポイントを紹介したコンテンツを多数配信し、そこからメインサイトの価格比較ページやランキングページへと誘導するという補助的な役割です。
例えば携帯電話に関する記事の下層にはスマートフォンのランキングページへのリンクが設定されているので、興味を持ったユーザーを商品紹介サイトまで誘導し、商品の購入をしてもらうことで収益化をしています。
価格ドットコムは価格比較サイトとしての絶対的な地位を確率しているためにアフィリエイトや掲載費による収益化が可能ですが、他社商品を推薦するリソースがある場合はこうしたモデルも検討してみましょう。
コストコ通
倉庫型店舗を経営するコストコのオウンドメディアはアドネットワークによる収益を上げているサイトです。
コンテンツは商品レビューや自社商品を使ったレシピの紹介、活用術などに関するものが主で、主婦に向けてコストコの役立つ情報を配信し続け、そこからファンを作り、PVを伸ばしてアドネットワークの収益へとつなげています。
このサイトは新しいユーザーを開拓しつつも、便利なサイトであると認識した人を繰り返し訪問させることでアクセス数を伸ばしている事例の1つなので、リピーターを増やしたい場合にはコンテンツの内容を参照してみましょう。
NewsPicks
NewsPicksはユーザーベースが運営するオウンドメディアで、国内外の経済関連のニュースを様々なサイトからピックアップし、自社のサイト内にまとめています。
それ以外にもニュースに対する専門家のコメントがあったり、編集部が作成したオリジナルのコンテンツの閲覧が可能です。収益化の方法はユーザー課金で、オリジナルコンテンツの一部を有料会員だけが閲覧できるようにして収益を得ています。
このサイトは経済関連のニュースを知りたい人が訪れるサイトなので、有料コンテンツもそれに合わせて各企業の取り組みや脳の仕組みなど仕事に関連する情報が満載です。
無料コンテンツとの親和性が高く、それでいて専門性が高いために成り立っているモデルなので、ユーザー課金型の収益を検討している場合は参考にしてみましょう。
オウンドメディアの収益化で重要な4つのポイント
ここまで収益化の方法と実際に成功しているオウンドメディアの例を紹介しましたが、前述したようにアクセス数がなければ、うまくは行きません。
収益化を成功させるためには以下の4つのポイントを押さえておく必要があります。
・流入を増やす
・ユーザーを回遊させる
・リピーター(ファン)を増やす
・LPを効果的に使用する
以下ではそれぞれのポイントを詳しく解説していきます。
流入を増やす
これは収益化をする大前提になりますが、どんな方法で収益を上げるにしてもアクセス数がなければいけません。そのためには流入を増やす必要があります。
流入を集めるための施策としては、SEO対策とSNSの活用が有効です。
SEO対策
SEO対策とは、「検索エンジン最適化」のことで、検索エンジンで上位表示させるための施策です。SEO対策には自社のオウンドメディア内で行うべき内部施策と他のサイトやユーザーの協力が必要な外部施策があります。
【内部施策】
内部施策は各コンテンツにユーザーが検索しそうなキーワードを調べてタイトルに反映させたり、見出しを正しく活用する、サイトマップを送信するなど自社内で行える対策です。
【外部施策】
外部施策は他のサイトにリンクが貼られる被リンクの数を増やしたり、SNS上でいいね!を集めるといった対策になります。これには自社ではコントロールが難しいので、基本的には良質なコンテンツを制作して地道に被リンクを集めるしかありません。
こうした対策によって検索順位が向上し、アクセスも伸びていきます。SEO対策についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事を参照してください。
参考:オウンドメディアのSEO対策は必須?重要なポイントを解説
SNS
オウンドメディアは検索からの流入がメインになりますが、SNSでも流入を拡大できます。
主な活用方法は
- ハッシュタグや検索機能を活用してSNS上で検索されるよう対策をする
- 費用対効果の高いFacebook広告を利用
- 友人や社員に頼んでシェアしてもらう
などがあります。
特に若い人たちは検索エンジンよりもSNSを多く活用するようになっているので、SEO対策だけでなくSNSの活用も忘れずに行いましょう。
SNS対策の詳細を知りたい方は以下の記事がおすすめです。
参考:ソーシャルメディアを活用しないオウンドメディアは時代遅れ?成功事例も解説
SEOからの流入を増やすためには、ユーザーの悩みを解決できる質の高いコンテンツを制作する必要があります。
社内にノウハウがなければ、専門家の力を借りることも検討しましょう。
ユーザーを回遊させる
オウンドメディアに訪問してもらったら、サイト内でユーザーを回遊させる必要があります。
サイト内を回遊してくれるユーザーは、メディアに対して好印象である可能性が高いので、収益化に大きく繋がる可能性も高くなります。
主な回遊施策は2つです。
- 記事内リンクを貼る
- 導線を設計する
この2つに対して詳しく解説していきます。
記事内リンクを貼る
1つの記事の中に一切リンクがなければ、それを読み終えた後は高い確率で離脱されてしまいます。それを防ぎ、他の記事を読んでもらうためには関連する記事へのリンクを貼らなければいけません。
但し、全く関連のない記事のリンクを貼ってしまうと逆に離脱されてしまうので、無闇にリンクを貼るのではなく関連性の高いものに絞りましょう。
また、これは検索エンジンの評価にも繋がるので、SEO対策にもなります。
導線を設計する
他の記事へのリンクだけでなく、自社の製品紹介ページへの導線設計も重要です。
これもリンクを設置するという点では上述した内容と同じですが、コンテンツの内部ではなくサイドメニューやナビゲーションなどに設置するという点が異なります。
こうしたリンクを設置しておくと記事を読んだユーザーが製品を調べたり購入するといった行動を起こすので、収益に繋げるには有効です。
リピーター(ファン)を増やす
リピーターの増加は安定した収益を得る上で欠かせません。製品の購入、アドネットワークやアフィリエイトなど方法を問わず繰り返しの訪問によって収益化の可能性も高まるからです。
どのようにしてリピーターを増やせばいいかというと以下の3つの方法になります。
新規の情報を常に発信する
ユーザーは常に新しい情報を求めるので、情報が更新されなければリピートが増えません。すのため。常に新しいコンテンツを制作して配信し続ける必要があります。
成功例で紹介したasoview!TRIPというオウンドメディアは1日に15本の記事を配信していた時期があるほどです。さすがにこのレベルまではいかないとしてもできるだけ日々更新していく努力は必要です。
また、時間の経過とともにユーザーのニーズも変化していくので、市場の調査を怠らず鮮度の高い情報を配信しましょう。他にも過去に配信したコンテンツの情報を更新するなども有効です。
オンラインだけでなくオフラインでの交流を図る
収益化の方法でも紹介したようにイベントなどオフラインの場で直にユーザーと交流する機会を設けるという方法も有効です。
セミナーのような形やオフ会、説明会などイベントの形式は様々ですが、リアルの場で接する機会を望むユーザーもいるので、そういったニーズに応えることでファンが増えます。
ただ、これは人的リソースが必要になるので簡単には実現できませんが、余裕があれば企画と関連情報の発信をしてみましょう。繰り返し開催できる体制が整うとユーザーもリピート参加してくれる可能性も高まります。
LPを効果的に使用する
LP(ランディングページ)とは、1つの商品やサービスを紹介するための1枚のWebページを指し、商品の購入や問い合わせ、資料請求といったコンバージョンに繋げる目的で制作される媒体です。
なので、オウンドメディアにLPへの導線を引き、情報配信によって集客をしてファンを作っていくことで、最終的にLPからの成約へとつなげられます
LPは商品の紹介に特化したページなので、HPなどに飛ばすよりもコンバージョン率が高く、収益化にも繋げやすいのでおすすめです。LPについて詳しく知りたい方は以下の記事を参照してください。
参考:【ランディングページとは?】制作の目的やメリットデメリットを解説
まとめ:収益化よりもまずはアクセスを集める
今回はオウンドメディアの収益化について紹介をしてきましたが、主な方法は自社ビジネスにつなげる、広告枠を利用する、ユーザー課金型のコンテンツを配信する、他社の情報を掲載するという4つです。
しかし、これらの方法を導入するだけでは成果は上がらないので、まずはSEO対策やSNSの活用からの流入増加を図り、内部リンクを設置してユーザーがサイト内を回遊しやすくしなければいけません。
それからコンテンツの更新をしてリピーターを増やし、LPを使ってコンバージョンに繋げるというのが収益化に必要なステップです。
アクセスを増やしていくと認知度も向上するので、収益が上がる可能性も高くなります。楽な道のりではありませんが、オウンドメディアで収益化を狙うのであれば今回の方法から理想的なモデルを見つけて実践してみてください。
この記事のおさらいポイント
・自社ビジネスでは製品の販売以外に営業活動やイベントへ繋げる方法がある
・広告費は純広告、アドネットワーク、SSP、アフィリエイト、記事広告から収益が得られる
・ユーザー課金は有料コンテンツの配信などによって収益を得る方法
・メディア掲載は他社の製品や情報を掲載して収益を得る方法
・収益を上げるには流入の増加、ユーザーのサイト内の回遊、リピーター増加、LPとの連携が必要
オウンドメディアはSEOが重要で、上位表示されなければコンテンツを配信しても意味がありません。我々は自社でもオウンドメディアを運用することでそのノウハウを蓄積し、SEOに強いオウンドメディアの戦略から運用まで提案できますので、お気軽にご相談ください!