【ホームページとランディングページの違いは?】特徴や集客方法から解説

Web集客について興味を持った方なら、「ホームページ」と「ランディングページ」があることはご存じでしょう。

しかし2つの違いは何ですか?と聞かれて、明確に答えられない人が大半ではないでしょうか。そもそもホームページとランディングページは全くの別物で、目的も集客方法も異なります。

この記事ではホームページとランディングページの違い、それぞれのメリット・デメリットを解説していきます。違いが分かればそれぞれを効果的に使い分けることができるので、Web集客を検討している方はぜひ参考にしてください。

この記事を読んだらわかること

・ホームページとランディングページの違い
・ホームページの特徴とメリット/デメリット
・ランディングページの特徴とメリット/デメリット
・ホームページとランディングページを使い分ける基準
目 次表示
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弊社は、上場企業も含め120社以上のホームページ制作に携わってきました。
ホームページは、制作して終わりではなく、公開後の集客が必要になります。
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ホームページとランディングページの違いは?

ホームページとランディングページはどちらもWeb上にあって、情報が掲載されているという点では同じです。

しかしページ数とその目的、集客方法には以下のような違いがあります。

項目 ホームページ ランディングページ
ページ数 複数ページ 1ページ
目的 情報の提供
情報の集約
特定の行動を喚起させる
集客方法 検索エンジン Web広告

では、それぞれの特徴とメリット、デメリットをみていきましょう。

ホームページの特徴

ホームページは基本的に用途が限定されていません。コーポレートサイト、ECサイト、オウンドメディアなど様々な種類があります。

どの種類のホームページにおいても共通するのは「企業からユーザーに伝えたい情報が集約されている」という点と、「複数ページで構成されている」という点です。企業が伝えたい情報は会社概要など基本情報や商品・サービス、採用情報など多岐に渡るため、それらの情報を分かりやすく伝えるためにカテゴリ別にページを設けています。

そしてユーザーはホームページに行けば企業の情報が得られることを知っているので、情報収集を目的として主に検索エンジン経由でホームページにアクセスします。

参考:【ホームページとは?】目的や用途、制作の際に重要な5つのポイント解説

ホームページのメリット

  • 検索エンジンを介して多くのユーザーの流入が見込める
  • コンテンツ拡充ができる
  • ホームページを通して採用ができる
  • 企業ブランディングに貢献する

ホームページを作れば、企業の情報をインターネット上に24時間365日全世界に公開できます。オフラインのように時間や場所の制限を受けないので、多くのユーザーに認知してもらえる可能性が高くなり、新規顧客の獲得にも繋がります。

またホームページは情報を簡単に追加・削除できるので、ホームページ作成後のコンテンツ拡充に柔軟に対応可能です。企業の最新情報はもちろん、ホームページを通して求職者にアピールもできます。

企業に関連する情報を広く扱うことができ、蓄積もできるのがホームページの強みです。いわば企業の総合案内係であり、企業の顔なので、質の高いホームページを制作・運営すれば、それだけで企業の信頼性が高まります。

ホームページのデメリット

  • 新規の場合、集客に時間がかかる
  • 制作にも時間がかかる
  • 制作費や維持費がかかる

ホームページは作成後、公開したら即集客効果を見込めるものではありません。ホームページが検索エンジンに評価され、認知度が向上するまで時間がかかります。

またホームページはランディングページと違って大量の企業情報を複数ページに分けてまとめなければいけないので、制作に時間がかかります。もちろん制作会社に依頼してしまえば時間は省けますが、ちゃんとしたホームページを作るなら、数十万円~100万円台の制作費用が必要です。

費用面でいえば、維持費のことも考えておかなければいけません。サーバー管理費やホームページ管理・維持に充てるスタッフの人件費など、ホームページを長く続ければ、それだけ運用コストも積み重なります。

ランディングページの特徴

ランディングページの構成は1ページ、目的はユーザーに特定の行動を喚起させることです。

キャッチコピーから始まり、ユーザーの気持ちに寄り添い、商品の提示をして、ベネフィットや他商品と違う点について強調し、特定の行動を喚起する。1ページにこれら全てがまとめられているので、ランディングページは『Web上の営業マン』と表現されることもあります。

「特定の行動」というのはその会社の商品・サービス内容にもよりますが、商品の注文や問い合わせ、イベント予約、会員登録などさまざまです。

またランディングページは構造上検索エンジンに評価されにくいので、ユーザーは検索サイトよりもWeb広告経由でアクセスします。

参考:【ランディングページとは?】制作の目的やメリットデメリットを解説

ランディングページのメリット

  • 購買を求めたストーリー設計がしやすい
  • 改善、分析が簡単
  • 即効性がある

一般的なランディングページは、ターゲットとなるユーザーが商品・サービスに興味を持つようターゲットに合わせた訴えかけ、口コミや疑問点などユーザーが気になる情報を紹介し、ページの最後にはお問い合わせフォームや購入ボタンを設置しています。

これは1ページ構成のランディングページの特徴を活かしたストーリー設計であり、優秀な営業マンが商品を売り込む時とほとんど同じステップです。

つまりユーザーの購買意欲を掻き立てるのに特化しているので、ランディングページにさえたどりついてもらえれば、ホームページよりも短期間で成果を上げられます。

またランディングページは1ページの離脱ポイントだけ分析すればいいですし、購買につながったか、つながらなかったかという分かりやすい評価基準しかないので、ホームページより改善作業がしやすいです。

ランディングページのデメリット

  • 検索エンジンと相性が悪い
  • 広告運用は必須
  • ストーリーを一歩間違えば効果がほとんど出ない

ランディングページは主に画像やイラストを使って制作されるので、検索エンジンの評価対象になるテキスト部分がそもそも少ないです。また目的が限定されている分、評価基準の1つとなる外部リンクもほぼ期待できません。

検索エンジンと相性が悪い以上、ランディングページがユーザーの目に触れるためには広告運用が必須です。ただ広告運用は費用が高くつくので、ランディングページで期待できる利益と運用費のつり合いが取れるか十分に検討しておかなければいけません。

そして一番痛いのが広告を出したのにランディングページの方向性が間違っていて効果が出ないパターンです。ユーザーから反応があるかどうかは公開してみないと分からないものなので、最悪広告費ばかりかかって大きな損失を被る事にもなり得ます。

ホームページとランディングページの使い分け

ホームページとランディングページにはそれぞれメリットがありますが、とりあえずどちらか好きな方を制作しておけばいい、というものではありません。

ホームページとランディングページには制作の優先順位がありますし、メリットを活かして使い分けた方が費用対効果は高くなります。

ここでは2つの使い分けの基準について説明していきますので、ぜひ制作検討の際に役立ててください。

基本的には優先してホームページを制作する

ホームページがない場合はホームページを優先して制作した方がいいです。

ホームページは企業のブランディングになりますし、精巧なホームページであれば信用を得ることに繋がります。またユーザーだけでなく他企業も閲覧するので、ホームページきっかけで新たなビジネスチャンスに恵まれるかもしれません。

逆にランディングページはあるのにホームページがないような商品に、怪しさを感じるユーザーは一定数います。そういった層はホームページの存在自体に安心感を覚えるので、会社概要や商品案内など最低限の情報が載っているホームページがあるだけでも印象は大違いです。

特定の商品・サービスを売りたい場合はランディングページを制作する

すでにホームページが存在するか、ある特定の商品だけ販売するだけでいい場合はランディングページの制作を進めてください。

ランディングページは新聞に挟まっているチラシのようなものです。1つの商品・サービスを売るのに向いているので、コレだけを売りたいという商材があるならランディングページだけでも販促できます。ネット販売に特化した青汁などの健康食品、化粧品が好例です。

またすでにホームページがある場合は、ランディングページで新商品のアピールをして、商品購入のために会員登録してもらうという流れも作れます。

ホームページやランディングページを簡単に制作できるツール

近年、ブラウザ上でホームページやランディングページを簡単に制作できるツールがたくさんあります。

かつてはHTMLやCSSなどの専門知識がないと制作できませんでしたが、ツールのおかげで知識のない素人でも立派なホームページ・ランディングページを作れるようになりました。

つまりホームページ・ランディングページ制作に技術的な障壁はほとんどないということです。用意されているテンプレートに文章や画像を挿入するだけで自前のホームページ・ランディングページを完成させられます。

ホームページ・ランディングページ制作にかける資金を極力抑えたいということであれば、制作ツールを積極的に活用していきましょう。

参考:【誰でも簡単に作れる】ホームページ作成ツールおすすめ7選

まとめ:目的に合わせてホームページとランディングページを使い分けよう

ホームページとランディングページの目的の違いを踏まえて、どちらが自社のWeb戦略に適しているかを考えてみましょう。

企業の様々な情報を提供したいならホームページ、特定の商品・サービスの購買を喚起したいならランディングページです。

どちらを優先するかは自由ですが、ホームページがなければホームページを先に制作することをオススメします。またもしホームページをすでにお持ちであれば、ランディングページの運用を同時に検討してみてください。

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この記事のおさらいポイント

・情報の集約、情報の提供はホームページ
・特定の行動を喚起させるのはランディングページ
・ホームページは検索エンジン経由でユーザー流入
・ランディングページはWeb広告で集客
・ホームページは拡張性が高い
・ランディングページは即効性がある
・基本はホームページ制作が優先
・特定商品を売りたいならランディングページ
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