【Web初心者必読】ホームページの公開に必要な準備や確認作業を解説

ホームページは、制作したらすぐに公開できるわけではありません。公開に至るまで、いくつか準備しなければいけないことがたくさんあります。

そこで今回は、ホームページを公開するまでの準備や公開の流れに関して解説していきます。 ホームページの公開するまでの流れをよく知らないという方はぜひ参考にしてください!

この記事を読んだらわかること

・ホームページを公開するまでの流れ
・ホームページを公開するために準備すること
・ホームページ公開直前にやるべきこと
・ホームページ公開直後にやるべきこと
目 次表示
WEBコンサルタントのご紹介
弊社は、上場企業も含め120社以上のホームページ制作に携わってきました。
ホームページは、制作して終わりではなく、公開後の集客が必要になります。
我々はSEOに強いサイト設計とコンテンツ作りを強みに、公開後も検索エンジンから集客し続けるホームページをご提案できますので、集客にお困りの方はお気軽にご相談ください!

ホームページを公開するまでの流れ

ホームページを公開するまでにはさまざまな準備・作業がありますが、ここではまずその全体の流れを確認しておきましょう。

ホームページ公開までに行うべき作業は大きく分けて以下の4つです。

  • サーバーの準備
  • ドメイン取得
  • ホームページの作成(デザイン・構築)
  • サーバーにデータをアップロード(公開)

上記のステップを踏むことで、ようやくホームページが公開できます。 それでは、それぞれに関して詳しく解説していきます。

ホームページを公開するために準備すること

ホームページを公開するために、あらかじめ準備するものは下記4つです。

  • 独自ドメイン
  • レンタルサーバー
  • 常時SSL
  • FTPクライアントソフト

制作会社に依頼すれば代行して準備してくれることもありますが、保有権や代行費の問題があるため、なるべく自社もしくは自分で管理しておいた方がベターです。

独自ドメイン

ドメインとは、Webにおける自サイトの住所のようなものです。

この記事を発信している弊社ホームページのURLは「https://zero-s.jp/」ですが、この中の赤字部分がドメインにあたります。

ドメインには無料と有料のドメインもありますが、無料の場合、サービスを提供している会社のサブドメインとしてのドメインを与えられるため、URLが長くなりますし独自色が薄れるというデメリットがあります

有料でも独自ドメインを取得しておけば、簡潔でオリジナリティがあり覚えてもらいやすいドメイン名をつけることができるので、一般企業であれば概ね独自ドメインを取得します。

レンタルサーバー

レンタルサーバーとは、サーバー会社からレンタルして使用するサーバーを指します。サーバーは、サイトのデータを格納しておく場所で、ホームページを公開するためには不可欠です。

ただし、レンタルサーバーにもさまざまな種類があるので、予算や用途に応じて選ぶ必要があります。下記有名どころのサーバー会社を費用ごとにまとめたので、参考にしてください。

サーバー名初期費用月額費用
ロリポップ1500円100円-
さくらインターネット1048円131円-
エックスサーバー3000円900円-

ロリポップやエックスサーバーは、初期費用無料キャンペーンなどを行っているので、契約するならその時がいいでしょう。

常時SSL

常時SSLとは、暗号化された通信システムの中でWebページの配信を行うことをいいます。

通信を暗号化せずにサイトを公開していると、情報を盗まれたり改ざんされたりする恐れがあり、万が一お客様から預かった個人情報が漏洩したりすれば、会社の信用問題に関わります。

常時SSL化しておけばセキュリティが強化され、運営サイドもユーザーも安心してホームページを利用できるだけでなく、サイトへの評価も向上してSEO効果も高まります!

常時SSLの確認方法はURLの最初が「http://」から「https://」に変わっているかどうかで判別できます。

FTPクライアントソフト

作成したホームページは、サーバーにアップしなければ、公開された状態になりません

そこで必要になるのが、FTPクライアントソフトです。 詳しい説明は省きますが、このFTPクライアントソフトを使用すれば、簡単にデータファイルをアップロードしたり、削除したりできます。

このアップロード作業は、多くの場合、制作会社が行ってくれますが、自分で行いたい場合は、「FFFTP」「FileZilla」「WinSCP」といった無料FTPソフトがおすすめです。

ただし、素人がこの作業を行うと、重要なファイルデータを消してしまう可能性があるので、なるべくプロの方に依頼しましょう。

ホームページ公開直前にやるべきこと

ホームページを公開するために必要な下準備が整っても、公開前に必ず行わなければならない作業がまだ残っています。

ここでは、ホームページ公開直前にやっておくべきことを3つご紹介します。忘れてはならない重要な工程ばかりなのでぜひチェックしてください!

表示確認

当然のことですが、ホームページがきちんと表示されるかどうかをチェックする必要があります。

ここまでの工程でテストしていたとしても、公開直前に必ずパソコン・スマートフォン・タブレットそれぞれのデバイスごとに、正常に表示できるかどうかをもう一度確認してください。

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デバイスによって表示は異なるため、完璧を求めるのはなかなか難しいです。 例えば、iPhoneとAndroidの横幅・縦幅は異なりますし、MacとWindowsでも横幅・縦幅は異なります。そのため、モバイルの場合はiPhone、PCはMacといったように基準を設けることも必要です。弊社ではiPhoneとMacに基準を設けています。
池田直樹
ZERO式ホームページ制作はこちら

noindexの設定内容の確認

noindexとは、準備中のサイトやコンテンツをGoogleの検索にインデックスさせないための設定です。

noindexが必要なのは、編集中や公開前のWebページを検索結果に反映させたくない場合で、公開直前のホームページはまさしくこの状況下にあるため、noindexされない状態になっていないか必ず確認しましょう。

なお、ワードプレスで制作した場合は設定画面で確認できるので、こちらも忘れずに確かめます。

favicon.apple-touch-iconの確認

うっかり確認を怠ってしまうのが、アイコンが正常に表示されるかどうかです。

パソコンのブラウザタブに表示されるアイコンはもちろん、新規にサイトを追加した場合にスマートフォンの画面上に表示されるアイコンについても必ず確かめましょう。

ホームページ公開直後にやるべきこと

晴れてホームページを公開した後にも、円滑なサイト運営のために必ずやっておくべき作業があります。ここではホームページ公開直後に忘れず行うべき8つの作業をご紹介します。

Web制作に詳しい担当者がいない会社の方は、どの程度の作業まで自社で行えるかを検討しながらご覧ください。

URLへのアクセス確認

当たり前ですが、ホームページのURLを入力し検索した結果として、問題なくアクセスできるかどうか、確認しましょう。

パソコン・スマートフォン・タブレットそれぞれのデバイスで試しておくことが重要です。

フォームの動作確認

問い合わせ等のフォームが制作意図の通りに機能するかどうか、必ず動作確認しましょう。テスト送信を何回か繰り返し、正常に送受信できることを確認してください。

また、ユーザーへのお礼メールを自動送付する設定にした場合、併せて確認します。文字化けなども確認しておくといいでしょう。

Googleにホームページの情報を送信

ほとんどの場合、ホームページを公開して一定の期間が過ぎれば、巡回しているGoogleのクローラーに検知されてインデックスされます。しかし、少しでも早く検索結果に表示させたければ、Googleサーチコンソールに登録し、インデックスを申請しましょう。

サーチコンソールはサイト内コンテンツの検索パフォーマンスやエラー・問題点などを解析できる無料ツールなので、サイトの改善にとっても必要不可欠です。

Googleアナリティクスの確認

Googleアナリティクスは、ホームページのセッション数・キーワード・ユーザー情報などを分析できる無料ツールです。

サイトの改善には欠くことができないサービスなのでホームページを開設するならアナリティクスの導入は大前提となりますが、設定を済ませた方も、公開後に正常にアナリティクスが作動するかどうかは確認してください。

アナリティクスのリアルタイムレポート画面を開いて、トラッキングに動きがあれば大丈夫です。

リンクの確認

サイト内部に貼ったリンク先が正常かどうかの確認も忘れないようにしましょう。

内部リンクが予定通りに機能していることは、ユーザーにサイト内を快適に回遊してもらうためにも、サイトの評価を上げるためにも重要です。

リンク切れを起こしていないかどうかもしっかり確かめておきましょう。

モバイルフレンドリーテスト

モバイルフレンドリーテストは、Googleが無料で行っているテストツールです。

モバイルフレンドリーとは、スマートフォンでの閲覧に適さないサイトが検索結果順位で上位になれない仕組みのことをいいます。

サーチコンソールを使用すれば、公開したサイトがモバイルフレンドリー対応しているか誰でも簡単に確認できます。

広告表示の確認

ホームページに広告を表示させて収益を得ることもサイト運営の大きな目的の一つです。

公開したサイトに予定通り広告が表示できているかどうかを確認し、できていなければ早めに問題点を洗い出し改善しなければいけません。

問題点の改善方法がわからない方や、そもそも効果的な広告表示についてのノウハウがない場合は、専門家に相談するのも一案です。

リダイレクトの確認

ホームページをリニューアルした場合には、ドメインを変更するケースも少なくありません。

旧サイトから新サイトへ自動転送されるリダイレクトは、旧サイトのSEO効果を引き継ぐためにも重要です。

リダイレクトを設定した場合、旧サイトにアクセスした際、スムーズに新サイトのページが開くかどうかを確かめておく必要があります。

まとめ:ホームページの公開は意外に手間がかかる

ホームページ制作が完了してから公開前後に至るまでの作業は、意外に手間がかかります。

Web制作のノウハウがある会社なら難なくこなせるかもしれませんが、専門知識を備えた社員のいない会社は意外に多いのが実情です。

このような重要作業に自信がなければ、ホームページ制作と併せて、公開準備や公開後の確認作業やさらにその後の分析・改善に至るまで、専門会社への外注を検討されることをお勧めします!

この記事のまとめ

・ホームページの公開はドメインやサーバー情報が必要
・ホームページ公開直前は、表示や機能が正常か動くか、動作確認が必要
・ホームページ公開後は、ツールの導入やユーザーに使いやすいサイトかどうか、確認が必要
WEBコンサルタントのご紹介
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