【初心者必見!】ホームページ制作前に準備するものとは? 

「ホームページは制作会社に全部任せておけばいい」そう考えている方は少なくないでしょう。もちろん制作会社はプロなので丸投げでもホームページを制作することはできます。

しかし自社の目的にぴったり合い、成果を上げるホームページを制作したいのであれば、丸投げせずに自社で準備できる部分は制作依頼前にしっかり準備しておきましょう。

今回はホームぺージ制作前に準備しておきたいもの、考えを固めておくべきことについてご紹介します。依頼前に準備しておけば納期が早まり、見積もりが安くなる場合もあるので、ホームページ制作を検討されている担当者の方はぜひ参考にしてください!

この記事を読んだらわかること

・ホームページ制作依頼前に準備すること
・より良いホームページにするために準備すること
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WEBコンサルタントのご紹介
弊社は、上場企業も含め120社以上のホームページ制作に携わってきました。
ホームページは、制作して終わりではなく、公開後の集客が必要になります。
我々はSEOに強いサイト設計とコンテンツ作りを強みに、公開後も検索エンジンから集客し続けるホームページをご提案できますので、集客にお困りの方はお気軽にご相談ください!

ホームページを依頼する前に準備すること

ホームページを制作会社に依頼する前に、以下の3点について準備しておきましょう。

  • 制作目的を明確にする
  • 納期・予算を明確にする
  • ホームページの完成イメージを明確にする

それでは、1つずつ説明していきます。

制作目的を明確にする

まずは「どうして」「なんのために」ホームページを制作する必要があるのかを考え、制作目的を明確にしましょう。

【例】

  • 売り上げの増加
  • 新卒採用応募の増加

次に、設定した目的を掘り下げていきます。

【例】

制作目的が売り上げの増加の場合、20代~30代の男性にホームページを閲覧してもらうことで自社商品に興味を持ってもらい、商品の問い合わせや商品の購入をしてもらいたい

ここで注意したいのが欲張りすぎないことです。アレもコレもと考えを取り入れてしまうと、結果的に目的が曖昧になってしまいかねません。

目的がブレないようにするためにも明確化する際は「数値化できること」に着目してください。

売り上げや採用応募数、問い合わせ数など数値化できることをホームページの目的に据えれば、ホームページの方向性も固まりやすいですし、成果を定量的に計測しやすくなります。

納期・予算を明確にする

制作会社に依頼する場合、納期や予算は明確に伝えましょう。

納期を伝える際は「1月の末日まで」「発注から4か月後」といったように納品してほしい時期を具体的に伝えてください。制作会社は複数案件を抱えている場合が多く、クライアントから納期を指定されなければ、制作会社側の都合で納期が遠目に設定されてしまうこともあるからです。

予算でも同じことがいえます。「250万円以内で納めたい」といったように具体的な予算を伝えるのと、「いくらぐらいでできますか」と聞くのとでは見積もりが変わってきます。

ホームページの完成イメージ

ホームページの完成イメージを明確にしておくと、制作会社に発注する際に話がスムーズに進みます。

ホームページの完成イメージを固めるうえで重要ポイントになるのが下記3つです。

  • デザイン
  • サイトマップ・ページ数
  • 機能

(※完成イメージが特にない場合は、その旨を制作会社に伝えてください。良心的な会社であれば念入りにヒアリングを重ね、会社のイメージを損なわない完成イメージを提案してくれます。)

デザイン

ホームページのデザインは大まかでもいいので制作会社に伝えておくと、打ち合わせ・制作作業がスムーズに進みます。

初めてホームページを制作する方は具体的なイメージが湧かないと思うので、参考サイトを用意しておくだけも問題ありません。参考サイトがあった方が口頭で伝えるよりも、イメージにあったホームページのデザインを制作してもらいやすいです。

また、参考サイトは1つに限定する必要はありません。「メニューの位置はこのサイト」「色合いはあのサイト」といったように、複数サイトのいいとこどりをするのも1つの手です。

サイトマップ・ページ数

サイトマップとはホームページの構成図のことで、ホームページのどこにどのコンテンツを置くかを系統図の形式で示すものです。サイトマップがあればホームページの全体像が把握しやすくなるため、正確な見積もりを出しやすくなります。

サイトマップの作成経験がないと、過不足なく作ることができるか不安に思われるかもしれませんが、最初から完璧なサイトマップを作る必要はないので安心してください。

良心的な制作会社であれば、作成したサイトマップを見て、足りないページやサイトマップの構成に関して指摘してくれるでしょう。

機能

ホームページはカスタマイズすれば以下のような機能をつけることができます。

  • 決済機能(商品の購入)
  • CMS機能(記事の投稿)
  • 問い合わせ機能

すでに他社サイトで使用されている機能を実装したい場合は、打ち合わせ時にその旨を相談してください。

もし自社ならではの独自機能を実装したい場合は、機能の完成イメージを固めてから制作会社に依頼しましょう。制作会社との話を進めやすくなりますし、見積もりを少しは抑えられるはずです。

ホームページ制作を円滑に進めるために準備するもの

ここまで目的や予算、完成イメージなど比較的抽象的なものを用意する話をしてきましたが、ここからは具体的に用意するものを確認していきましょう。

  • ドメイン
  • サーバ
  • 画像
  • テキスト

ドメイン

ドメインとはwebサイトがインターネット上のどこにあるかを示す「住所」のようなものです。Webサイトはドメインがなければ公開できません。

ドメインは「https://ドメイン」または「https://www.ドメイン」といったようにURLの後方部分にある文字列を指します。

【例】
https://zero-s.jp
https://www.metro.tokyo.lg.jp
https://www.mcdonalds.co.jp

ドメインには独自ドメインとサブドメインの2種類がありますが、企業ホームページではSEO対策・セキュリティ対策のうえでメリットが大きい独自ドメインの取得が一般的です。

企業名やサービスと密にリンクする個性的な独自ドメインを持てば、企業名の認知度向上やブランディング強化にもつながります。

参考:【ホームページに適したドメインは?】基礎や取得する際の注意点を解説

サーバ

サーバーはホームページのデータをまとめて保管するコンピューターです。ホームページはサーバーとドメインがなければ構築できません。

そのため、初めてホームページの制作を検討されている方は、専門会社からサーバーとドメインを取得する必要があります。

サーバーによって価格帯やセキュリティレベル、保守管理の負担などが異なるので、どのサーバーが自社に最適か判断しかねる場合はいくつか候補を決めてから制作会社と相談されることをオススメします。

参考:ホームページ制作に欠かせないサーバーとは?オススメサーバーも紹介

画像

ホームページに挿入したい画像はできるだけ自前で用意しておくと制作費用を押さえられます。

使用する画像に縛りはありません。過去にパンフレットで使用した写真素材や企業PRで作成したグラフ画像が残っていれば、そのままホームページに使用できます。会社のロゴデータもあればまとめて用意しておきましょう。

制作会社との打ち合わせの段階で使用したい写真素材やグラフなど各種画像データを共有しておくと、制作業務が円滑に進みます。

テキスト

前述した画像と同じようにホームページ上のテキストも事前準備しておきましょう。

制作会社にテキストの執筆を依頼することも可能ですが、ライターへの発注費用がかさむため、自社で用意するか専属ライターに直接依頼したほうがコストカットできます。

最低限用意したほうがいいテキストはこちら。

  • 会社概要
  • 企業実績
  • サービス紹介(商品説明)
  • 住所や電話番号(あればFAX番号)
  • 採用情報

ただし、TOPページのコピーなど、自社で用意するのが難しいテキストの場合は、制作会社に依頼した方がいいでしょう。

ホームページで成果を上げるために準備すること

先にお伝えしたものに加えて、以下についても準備して制作会社と共有することをオススメします。

  • ターゲットユーザー・ペルソナ像
  • ネット検索だけでは手に入らない情報
  • 解析ツール
  • 運用

これらは必須ではありませんが、予め準備しておくとより高い成果を上げるホームページを作り上げることができます。

ターゲットユーザー・ペルソナ像

『誰に』期待しているアクションを起こしてほしいか」

これは商品・サービスを作るうえで重要な視点ですが、ホームページ制作でも欠かせません。

自社サイトを観てほしいユーザーを具体化(ペルソナ像の作成)しておくと、制作会社側はそのターゲット層に刺さるデザインや色合いを提案しやすくなります。

例えば「近々定年退職予定の60代男性会社員」がターゲットの場合は、威厳やエレガントさを意識したホームページになります。

ユーザー像が曖昧だとサイト全体の意図がぼやけ、サイトに訪れたユーザーを期待どおりの行動(問い合わせ・購買など)に結びつけるのが難しくなります。

制作会社との打ち合わせが長引く要因にもなりうるので、できるだけ具体的にユーザー像を絞りこんでおきましょう。

ネット検索だけでは手に入らない情報

制作会社に会社やサービス内容を深く知っておいてもらうと、より自社のイメージにあったホームページの提案をしてもらえるようになります。

そのうえで特に役立つのが”ネット検索だけでは手に入らない情報”です。

例えば、商品に関する説明資料やホームページ上では公開していない画像、制作会社との打ち合わせ直前の会議資料でもいいでしょう。

自社にとって意味がないように思える資料でも、制作会社にとってはホームページ制作の大きなヒントになります。

また、独自情報があるとSEO的にも有利に働くので、綿密な情報共有は制作作業だけでなく完成後のホームページ運用にも役立ちます。

解析ツール

完成したホームページは放置しておくだけでは集客や問い合わせ増加には繋がりません。ホームページを分析し、課題点があればその都度改善していく必要があります。

ホームページ分析に使われる解析ツールとして有名なのがGoogleアナリティクスや忍者アクセス解析です。ページが見られた回数や問い合わせにつながった数など様々な項目でホームページのパフォーマンスを定量的に分析可能です。

他にはサイト上のプレイヤーのカーソルの動き等を定性的にとらえるヒートマップという解析ツールもあります。

解析ツールをホームページ公開前に導入すれば公開時点から必要な情報を自動収集してくれるので、公開スケジュールにあわせて解析ツールの準備も進めておきましょう。

運用方法

ホームページ制作後はホームページ運用が待っています。主な運用業務は以下のとおりです。

  • 情報の追加・変更
  • 問い合わせ対応
  • トラブル対応
  • サーバー管理
  • 広告運用

ホームページの運用経験がないと時間的・人的コストがどれくらいかかるか、どんな作業をすればいいか等分からないと思うので、運用開始前に制作会社に確認しておいたほうがいいです。

広告運用は出稿する媒体次第で費用が大きく変わりますし、効果が出るまである程度の期間を要します。見切り発車で広告運用を開始すると大きな痛手ともなりかねないので、集客施策として広告運用を検討している方は、特に事前準備・調査を怠らないようにしましょう。

まとめ:ホームページ制作には十分準備をして臨むことが大事!

まずは制作目的を明確にして、納期・予算を決め、ホームページの完成イメージを固めましょう。ある程度骨子が固まってからドメインやサーバー、テキストの準備等に入ればOKです。

制作会社に丸投げするのが駄目というわけではありませんが、しっかり準備を整えてから依頼した方が制作会社との打ち合わせがスムーズにいきます。さらに見積もりを抑えられるうえ、完成度の高いホームページを作り上げることができますよ!

この記事のおさらいポイント

・ホームページ制作は準備次第で結果が変わる
・自社で準備できることは依頼前にやっておく
WEBコンサルタントのご紹介
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ホームページは、制作して終わりではなく、公開後の集客が必要になります。
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