ホームページが誰でも簡単に作れるCMSとは?導入のメリットやデメリットを解説

ホームページを制作するならCMSが便利です。CMSはWeb技術を持たない人でも簡単にホームページが作れるシステムなので、導入すれば自社のリソースだけでホームページの制作・運用が完結します。

この記事ではホームページ制作に使用できるCMSとは?から導入のメリット・デメリットについて説明していきますので、ホームページを制作したい方、企業のWeb担当者はぜひ参考にしてください。

この記事のおさらいポイント

・CMSの概要
・CMSの代表的な機能
・CMS導入の4つのメリット
・CMS導入の3つのデメリット
・おすすめCMS8選
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CMSとは?

CMS(Contents Management System)はコンテンツ管理システムの略称で、管理画面を通してWebサイトの管理・更新が簡単にできるシステムです。

ホームページを制作する際はHTMLやCSSなど難しいコードを使用する必要がありますが、こういった専門知識に詳しいスタッフが社内にいない場合、Web技術に精通した制作会社に依頼するのが一般的です。

一方、CMSは素人にはすぐに習得するのが難しい部分をシステム化しているため、テキストや画像の挿入など誰にでもできるような簡単な作業だけでホームページの制作・運用ができます。

CMSの種類

CMSには以下の3つの種類があります。

  • オープンソース型CMS
  • パッケージ型CMS
  • クラウド型CMS

それぞれの特徴と代表的なソフトウェアをみていきましょう。

オープンソース型CMS

オープンソース型CMSは、システムを構成するソースコードがすべて公開されているCMSです。誰でも無償で利用することができるうえ、システムの修正やカスタマイズ、配布もユーザーが自由に変更できます。

【代表的なオープンソース型CMS】

  • WordPress(https://ja.wordpress.org/)
  • Drupal(http://drupal.jp/)
  • Geeklog(https://www.geeklog.jp/)

パッケージ型CMS

パッケージ型CMSは業者が独自に開発したもので、ライセンスを購入し、自社サーバーにインストールして利用するCMSを指します。(共用サーバーやVPSを利用するタイプもあります。)

企業や公的機関、大学などの学校法人での使用を想定して、管理機能全般を企業や組織向けに構築しているので、個別カスタマイズはオープンソース型ほど必要としません。

【代表的なパッケージ型CMS】

  • Movable Type
    (https://www.sixapart.jp/movabletype/)
  • NOREN(https://noren.ashisuto.co.jp/)
  • SiTE MANAGE(https://www.sitemanage.jp/)

クラウド型CMS

クラウド型CMSは業者が独自に開発したもので、サーバーにインストールしなくても、ネット上でブラウザを通して利用できるCMSです。テンプレートのデザインと機能に制限が多いですが、全く知識がなくても簡単にホームページが作成できます。

【代表的なクラウド型CMS】

  • Wix(https://ja.wix.com/)
  • Jimdo(https://jp.jimdo.com/)
  • Cloud CMO(https://innova-jp.com/cloud-cmo/)

CMSの代表的な機能

CMSにはホームページ制作に役立つ様々な機能が備わっていますが、ここでは代表的な機能として以下の5つを紹介します。

  • ブログ機能
  • 検索機能
  • お問い合わせ機能
  • レスポンシブ対応
  • 管理機能

それぞれ簡単に概要をみていきましょう。

ブログ機能

記事の編集・投稿、文字の装飾、コメント管理など、ブログに必要な機能全般。

アメーバブログやlivedoorブログなど外部のブログサービスを利用しなくても、自社サイト上でブログを持つことができます。

検索機能

調べたいキーワードを打ち込むと、そのキーワードが含まれる記事(コンテンツ)をリストアップする機能。

通常、検索機能をつける場合は、専用のコードを生成してホームページに挿入しなければなりませんが、CMSには簡単に検索フォームを設置できるプラグインがあります。

お問い合わせ機能

メールソフトを立ち上げなくてもサイト上から管理者に連絡を取れる機能。氏名、メールアドレス、問い合わせ内容を入力して、送信を押すだけのシンプルなタイプが一般的です。

問い合わせ内容の受信だけでなく、返信メールの作成・送信、自動返信メールの設定などもCMSでできます。

レスポンシブ対応

閲覧者が使用するデバイス・ブラウザの大きさに合わせて、ホームページの表示を自動調整する機能。基本的にどれもCMSはレスポンシブに対応しています。

何かプラグインしたり設定を変える必要は一切ありません。作成したホームページはそのままレスポンシブ対応となります。

管理機能

CMSは記事をカテゴリーに分類したり、サイトの編集を管理画面で直接行えるなど、管理機能が充実しています。

またインターネット上で全ての管理業務を行うことができ、編集などの権限付与も個別にできるので、複数人で運用しやすい管理機能になっています。

CMS導入のメリット

CMSを導入するメリットは以下のとおりです。

  • 製作費・運用費を抑えられる
  • 誰でも簡単に管理・更新ができる
  • ネット環境さえあればどこでも利用できる
  • SEO対策やコンテンツマーケティングができる

それぞれ詳しくみていきましょう。

制作費・運用費を抑えられる

CMSでは、管理システムや投稿機能など、必要なものが一通りそろっている状態から制作を開始できます。人を雇って0からホームページ環境を構築する必要はありません。

またホームページの編集や更新作業も誰でも簡単にできるように作られているので、いちいち制作会社への依頼もいりません。

つまり、CMSであれば、かつてのホームページ制作・運用費のほとんどを占めていた人件費や外注費を大幅にカットできるということです。

誰でも簡単に管理・更新ができる

従来のホームページ制作・運用で人件費・外注費がかかっていた理由は、HTMLやCSS、PHPなど専門知識や技術に精通した人でないとホームページの更新作業ですら難しかったからです。

例えば、更新したい内容は資料にまとめて、制作者(会社)に依頼。依頼したものがあがってきたら、確認し、公開する…といったような流れを踏むのが常識みたいなものでした。

しかし、CMSでホームページを構築してしまえば、簡単な修正は専門的なスキルがなくても誰でもできます。また備え付けの機能を使用すれば、コンテンツ管理も簡単です。

このようにホームページに関する知識や技術的障壁を取っ払ったことが、CMSの爆発的普及につながった最も大きな理由だといわれています。

ネット環境とブラウザさえあればどこでも利用できる

クラウド型やオープンソース型のCMSは、ネットに接続すればどこでも利用できます。デバイスや時間、場所などの制限はありません。

これは限られた社内リソースを有効活用するうえで大きなメリットですが、働き方改革という時代の流れにもマッチしています。

例えば、ネット環境があれば使えるCMSであれば、気軽にクラウドソーシングでコンテンツ作成や更新作業などを依頼しやすいですし、Web担当者にフレックスタイム制など柔軟な勤務形態をとらせることができます。

SEO対策やコンテンツマーケティングができる

タイトルタグやメタディスクリプションタグ、パンくずリストの設置、サイトマップの作成など。ホームページのSEO対策でできることはいろいろありますが、CMSはこれらの施策を初心者でも簡単にできるように作られています。

なかには内部SEO対策がすでに施されているテーマ(テンプレート)を提供しているCMSもあるので、CMSの使い方次第ではSEO対策の手間を大幅に省けます。

またCMSにはブログ機能がついているので、コンテンツ主体で集客するコンテンツマーケティングの実施も簡単です。

このように、CMSのおかげでノウハウのない初心者でもプロが実際にやっているような様々な集客施策を打てるようになりました。 

CMS導入のデメリット

続いて、以下に挙げるCMSのデメリットについてみていきましょう。

  • セキュリティに不安がある
  • 操作方法を学習する時間が必要
  • テンプレートだけでは自由度が制限される

一番目のセキュリティ面は導入後もずっと注意しなければならない点なので、しっかり頭に入れておいてください。

セキュリティに不安がある

クラウド型やオープンソース型のCMSは、ソースコードを公開している点やプラグインのセキュリティ強度が一様でない点など、不正アクセスやサイバー攻撃の対象になりやすいポイントが多々あります。

実際、CMSの脆弱性を狙った被害は後を絶たず、世界で最も有名なCMSであるWordPressでは過去に150万社以上のサイトが悪質な改ざんの被害を受けたこともありました。

不正アクセスやサイバー攻撃の被害にあうと、会社の信頼が失墜し、最悪倒産することにもなりかねません。CMSはセキュリティリスクを常に抱えているようものなので、専用のWAF(Webアプリケーションファイアウォール)を導入するなど、セキュリティ強化が必須施策となります。

操作方法を学習する時間が必要

CMSはワードやエクセルなど皆さんが使い慣れているようなソフトとは操作方法が異なるので、操作方法を学ぶ必要があります。

とは言っても、誰でも利用しやすいように設計されているのがCMSの強み。難しいことは一切ありませんし、複雑な作業も不要で、1~2時間程度もあれば一通りの操作方法を学習できます。パソコンを使い慣れている人であればすぐに操作できるでしょう。

テンプレートだけでは自由度が制限される

CMSには様々なデザインのテンプレートがありますが、テンプレートをそのまま使うだけでは独自性を出すのは難しいです。人気のテンプレートは利便性が高い反面、他社が使用している可能性が高くなるので、テンプレートに頼ると他と似たり寄ったりなホームページしか作れません。

ただし、HTMLやCSSのスキルがあれば別です。どのテンプレートもHTMLやCSSによって構成されており、自由にいじることができるので、HTMLやCSSのスキルでデザインを自由に変更できます。

これらのスキルは難易度が高いわけではないので、独学でも習得可能です。もしデザインに自信がないのであれば、制作会社に依頼しましょう。すべて1から制作するとなると費用は高くなりますが、テンプレートにアレンジを効かせる程度であれば低コストで済みます。

CMSを選ぶ際のポイント

CMSは自社にあったものを選ぶのが一番ですが、どの点を比較すればいいか悩んでしまう人の方が多いはず。

そこでCMSを選ぶ際のポイントを以下のつにまとめました。

  • 有料なのか無料なのか
  • 使いやすさ
  • デザイン性
  • スマホ対応
  • セキュリティ対策

CMSを導入する際はぜひ参考にしてください。

有料なのか無料なのか

CMSには有料のものと無料のものがあります。また無料のものでも、機能性の高いプラグインやテンプレートなどが使えたり、個別サポートがつくなど、待遇がグレードアップする有料プランが用意されています。

運用コスト面だけを考えたら無料タイプを選ぶのが一番ですが、基本的にはホームページの目的に合わせて選択するようにしましょう。

とりあえずホームページを作っておきたいということであれば無料タイプでも十分事足りますし、ホームページで集客したい、通販サイトを構築したいということであれば、機能面が充実した有料タイプを選択した方が目的に合ったホームページを作成しやすいです。

使いやすさ

CMSのメリットの1つに「誰でも簡単に管理・更新ができる」を挙げましたが、CMSのなかには管理画面が複雑で初心者が利用するのに向かないものもあります。

結局ある程度知識のあるスタッフが必要になったとなってはCMSを導入するメリットが薄くなってしまうので、管理画面が使いやすいCMSを選ぶようにしましょう。

また管理画面はカスタマイズした方が利便性が向上するので、カスタマイズのしやすさも考慮するポイントになります。

使いやすさを確かめるには実際に使ってみるのが一番です。無料プランがあるCMSなら無料プランに登録して使用感を確かめましょう。有料CMSはデモ版(体験版)があるので、数社まとめて申し込んで比較してみてください。

デザイン性

デメリットでも述べているとおり、CMSのテンプレートは独自性を出すのが難しいので、専門スキルを駆使してカスタマイズするのが望ましいです。

が、そういったスキルがない場合はテンプレートのデザイン性を比較して使用するCMSを選ぶようにしましょう。

テンプレートのデザインはコーポレートサイト向きのものや雑貨店向きのものなどいろいろあります。CMS各社で導入実績や事例も紹介しているので、テンプレート選択の際の参考にしてください。

スマホ対応

CMSは基本的にどれでもレスポンシブ対応していますが、まれにリリース時期が古くてレスポンシブに対応していないものもあります。

レスポンシブ非対応のものでも手を加えればレスポンシブ対応にできることはできますが、時間も手間もかかるので、最初からレスポンシブ対応しているCMSを選びましょう。

セキュリティ対策

基本的に知名度の高いCMSはセキュリティレベルに差はないといわれていますが、なるべくリスクを下げるためにも、セキュリティ面を強化しやすいCMSを選ぶようにしましょう。

例えば、WordPressであれば「SiteGuard WP Plugin」というプラグインを組み込むだけで、不正ログインや不正アクセスなどの攻撃に対する防御力を上げることができます。

また、どのCMSを選ぶにせよプラグインを導入するにせよ、念には念を入れてプライバシーポリシーや利用規約の確認は怠らないようにしてください。

業界での認知度

業界で認知度が高いCMSは利用ユーザー数が多いため、ネットや書籍などで簡単に情報を集めることができます。

最初の利用開始手順だけでなく、カスタマイズ方法やトラブル時の対応までネットに掲載しているCMSもあるので、そういったCMSを選べば書籍すらいらないでしょう。

認知度が高いCMSは突然サービスが終了するという心配もないので、マイナーなCMSよりも安心して利用できます。

(※次項目で紹介するCMSはどれも認知度が高いCMSです。)

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CMSを1から構築すると、構築会社以外、修正するのが困難になります。その場合、運用時に多額の費用がかかる可能性もあるので注意してください。そのため、ZEROでは、WordPressのような誰でも修正可能なCMSを推奨しています。
池田直樹
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ホームページが簡単に制作できるCMS8選

最後にホームページが簡単に制作できる以下のCMSを8つ紹介します。

  • WordPress
  • Ameba Ownd
  • SOY CMS
  • NOREN
  • RCMS
  • CREAM
  • a-blog cms
  • BiNDup

認知度の高さと使いやすさを基準に選定してしました。無料タイプと有料タイプに分けて、それぞれみていきましょう。

無料のCMS

まずおすすめしたいのは以下の3つの無料CMSです。

  • WordPress
  • Ameba Ownd
  • SOY CMS

WordPressとAmeba Owndは有料プランもありますが、小規模のホームページなら無料プランでも十分事足ります。

WordPress


https://ja.wordpress.org/

世界で最も人気があるオープンソース型CMS。ウェブサイト全体の3分の1はWordPressによって作成・管理されています。

WordPressの人気の理由はおしゃれで機能が充実したテーマ(テンプレート)が豊富な点と、デザインの自由度や拡張性の高さです。テーマを利用すれば初心者でも簡単にホームページを作成できる一方、専門的な技術を駆使し、プラグインを組み込めば、自由自在にカスタマイズすることもできます。

ZEROでは無料・有料問わず、WordPressの利用を推奨しています。

Ameba Ownd


https://www.amebaownd.com/

アメーバブログ(アメブロ)でおなじみの株式会社サイバーエージェントが提供するクラウド型CMS。

日本市場に合ったデザインのテーマが豊富で、特にInstagramやTwitterなどのSNSと連携し、多くの写真を使うような美容系・メディア系・雑貨販売系のホームページ作りに向いています。またホームページだけでなく、ECサイトも最大10ページまでなら無料で全ての機能を利用可能です。

SOY CMS


https://www.soycms.net/

京都に拠点をおく株式会社Brassicaが開発したオープンソース型CMS。

ECサイト用システムの柔軟性が高いため、ネットで通信販売を展開したい小売店のホームページに向いています。ただもともとWeb制作会社向けに作成されたCMSで、即使えるテンプレートもないので、初心者がSOY CMSで1からホームページを作成するのは難しいでしょう。ある程度スキルを持っている人か、WordPressよりも費用を抑えて外注したい企業におすすめです。

有料のCMS

続いて、以下の5つの有料CMSについてみていきましょう。

  • NOREN
  • RCMS
  • CREAM
  • a-blog cms
  • BiNDup

それぞれ料金体系についても説明していますので、自社の予算に合う費用感のCMS探しにお役立てください。

NOREN


https://noren.ashisuto.co.jp/

2002年に提供が開始された国産パッケージ型CMSのパイオニア。JR九州や関西電力などのインフラ企業、伊藤忠や日本旅行などの有名企業をはじめとする690社以上の法人/団体で採用されています。

NORENのCMSの特徴は大規模企業が求める高いセキュリティ環境とWebサイトの構築ノウハウ、自社で完結できる運用のしやすさです。

費用は「サイト規模1,000ページ以下、CMS利用人数10名、1法人で」プロジェクト総予算が1,000万円以上とあるので、ホームページの規模が大きく、かつ、資産に余裕がある企業/団体向きのCMSといえます。

RCMS

https://www.r-cms.jp/

計3,000社以上の導入実績を誇る国産パッケージ型CMS。

サイト構築に必要な機能を250以上標準搭載、カスタマイズしやすく、セキュリティは強固でサポートも万全。これだけ揃っているのにリーズナブルな価格で提供されているので、多くの中小企業で採用されています。

料金プランはスタンダードプラン、仮想専用サーバプラン、オンプレミス提供プランの3つ。中小企業が導入しやすいスタンダードプランは初期費用40,000円、月額利用料は10,000円です。個別サポートは別途費用がかかります。

CREAM


https://www.cream-cms.com/

オウンドメディア構築に特化した国産パッケージ型CMS。

Web集客を狙いとしたオウンドメディアの作成に必要な機能をひととおり搭載し、SEO対策に強い内部施策をふんだんに盛り込んでいます。記事作成や広告設定の操作が簡略化されているので、オウンドメディア制作の経験がなくても利用しやすいです。

料金体系は個人事業主向けプランが初期費用3万円、月額費用が1万5千円。法人向けプランが初期費用19万円、月額費用3万円という比較的低価格な設定となっています。

a-blog cms


https://www.a-blogcms.jp/

愛知のWeb制作会社が開発した国産パッケージ型CMS。

Webサイトの制作実績が豊富にある会社が手掛けたとあって、使いやすさと管理のしやすさは抜群。バージョンアップの不具合もほぼなく、プラグインで拡張しなくても欲しい機能はほとんど実装されているので、本当に初心者に優しいCMSといっていいでしょう。

料金体系は6つのライセンスレベルで分かれており、最安のものは初期費用なし、月額費用1,500円から利用できます。中~大規模サイト向けのプロフェッショナルライセンスは月額費用10,000円、初期費用は2020年6月30日まで特別価格で0円(通常100,000円)です。

BiNDup


https://bindup.jp/

CMS機能で簡単にブログを埋め込めるホームページ作成ソフト。

250以上のおしゃれなテンプレートと多彩なスライドショーとアニメーション、プロが好むデザイン性の高い書体が使用できます。またECサイト機能やSNS連携など必要な機能はそろっているので、機能面を充実させつつビジュアル面にもこだわりたい企業向きのソフトではないでしょうか。

料金体系はエントリーコース、基本コース、ビジネスコースの3つ。エントリーコースの1年目の利用料は無料、2年目以降でも月額480円しかかからないというのはとても魅力的にみえますが、本格的な導入を考えているのであれば、サーバーとシステムまで全部使って年間29,760円で済む基本コースがオススメです。

まとめ:ホームページ制作ではCMSを導入して運用を楽にしよう

CMSでホームページ を制作すれば、運用やメンテナンスを外注する必要がない分、更新や修正作業を即日できますし、長期的なランニングコストを下げることができます。

本記事の最後でおすすめCMSを8つ紹介しましたが、ZEROで特に推奨しているCMSはWordPressです。WordPressは使い方が分かっていれば、コストを抑えつつ独自性のあるホームページを作成できる強力なCMSなので、ぜひホームページ制作の際はWordPressの導入をご検討ください。

この記事のおさらいポイント

・CMSで簡単にホームページを作成できる
・CMSの利用に難しい知識や技術は必要ない
・コンテンツマーケティングがやりやすい
・ほとんどのCMSはスマホに対応している
・CMSを利用するならセキュリティ対策必須
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