【士業系】ホームページを制作する5つの重要ポイントと成果を出すためのコンテンツを徹底解説【税理士・弁護士】

オンライン化が急速に進む今、これからホームページを制作しようと考えている方は多いと思います。
特に弁護士や税理士といった士業系の方にとって、ホームページは重要な集客手段といえるでしょう。

士業系の場合、ホームページ上での情報発信や経歴の開示がユーザーに安心感を与えます。
信頼を得ることができれば問い合わせの増加につながるため、ホームページの品質にもこだわりたいところです。

今回の記事では、士業系ホームページの役割について解説します。
実際にホームページを制作する上での重要ポイントもまとめているので、ぜひ参考にしてください。

この記事を読んだらわかること

・士業系ホームページの役割
・士業系のホームページを作る上での重要ポイント
・ホームページに掲載した方がいいおすすめコンテンツ
・例として参考になる士業系サイト3選
目 次表示
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士業系ホームページの役割って何?

ここでは、士業のビジネスにおいてホームページが果たす役割を紹介します。
ホームページを訪れるユーザーの目線もあわせて解説するので、参考にしてください。

①税理士や弁護士など士業自体の信頼度・安心感向上

税理士や弁護士に仕事を頼もうと考えたとき、やはり「実力のある人にお願いしたい」というのが第一です。
となると、これまでの経歴や実績を知りたいと思うのが当然の流れといえます。

さらに税理士・弁護士など士業の世界は一般の方々にとってあまりなじみがありません。
なんとなく「気軽に相談できない」という雰囲気を感じているわけです。

そんな時、ホームページ内の情報が役に立ちます。
税理士・弁護士の学歴、これまでに手がけてきた仕事、人となり等を知ることができれば、ユーザーに大きな安心感を与えるでしょう。

②『どんなサービスを受けられるのか』をユーザーに知ってもらう


参照:https://www.ibaraki-law.net/

士業のサービスは1つだけにとどまらず、取り扱う業務は多岐に渡ります。
下記はほんの一例ですが、

税理士の場合…

  • 経理・総務・税務申告の代行
  • M&Aコンサルティング
  • 会社設立・開業サポート
  • 不動産投資       

弁護士の場合…

  • 法人破産、民事再生手続き
  • 立ち退きなど不動産関連
  • 自己破産、個人再生
  • 相続や離婚問題

社労士の場合…

  • 労務顧問
  • 人事コンサルティング
  • 年金相談
  • 各種給付金、助成金の申請

上記の通りです。
この中で、自らが取り扱っている業務範囲をユーザーに知ってもらうのがホームページの役割です。

③問い合わせのための連絡先


参照:https://www.ibaraki-law.net/

ユーザーがすぐに問い合わせできるよう、連絡先は分かりやすいように目立たせておくのが大切です。
事務所の電話番号はよく見える位置に掲載しましょう。

メールフォームは営業時間や休業日などの概念がなく、24時間いつでも問い合わせができます
電話が苦手なユーザーにとって気軽な窓口となるはずです。

ちなみにメールフォームには下記のような工夫が大切です。

  • 不必要な項目は省く
  • どういう相談内容か分かりやすく選択式にする
  • 入力ミスや手間を省く自動入力
  • 迅速な対応ができる自動返信機能

メールフォームはできるだけユーザーにとって使いやすいものがベターです。

士業系のホームページを作る時に重要な5つのポイント

士業系ホームページを制作する上で重要なポイントを解説します。
サイト内に入れるべきコンテンツに関して、ここでは5つご紹介していきます。

①士業系ホームページのメインは『どんな業務を取り扱っているのか』

士業系ホームページは『どういう業務をおこなっているのか』をユーザーに知ってもらうことがメインコンテンツです。

「弁護士」や「税理士」はあくまで肩書にすぎません。
業務内容は多岐に渡り、それらをわかりやすく伝えることが大切といえます。

そしてその中でも、特別な成果をあげた経験のある分野、得意とする範囲があるならアピールしていくべきです。

②個人と企業(法人)への案内は分けて掲載する


参照:https://www.t-leo.com/

士業系の業務は、個人向けと法人向けに分かれていることが多いです。
「どちらに相談したら良いのか?」とユーザーが迷ってしまうと、問い合わせ先を間違えたくない心理からホームページを離脱してしまうでしょう。

ユーザーを混乱させないために、これらのページは明確に分けて紹介するべきです。
たとえばトップページに「法人の方はこちら」「個人の方はこちら」といったわかりやすいボタンを設置しておくと良いでしょう。

③お客様・成功体験談は必須コンテンツ


参照:https://www.t-leo.com/customer_feedback

お客さんの感想や体験談、つまり「口コミ」はユーザーにとって非常に参考になる情報です。
評判の良さをアピールできますし、クレームなどのマイナス面があったとしても真摯に対応している姿を見せられるので、必須コンテンツといえます。

できればお客様の了承を得て、顔写真付きで掲載するといいでしょう。
「ここに頼めば、自分もこうなれる」というイメージがわき、信頼感や安心感へとつながっていきます。

④事務所へのアクセスは正確にわかりやすく


参照:https://www.t-leo.com/pic_access02

士業系のサービスでは、対面で相談を受けることが多いはずです。
ストレスなく事務省へ足を運んでもらえるように、住所や地図を分かりやすく掲載するのが重要です。

  • 事務所をピン留めで目立たせる
  • 最寄り駅や高速ICからの道(必要があれば写真を使って説明)
  • 入り組んだ道では、目印となるランドマークや建物

住所だけを載せてお客様に調べてもらうよりは、上記のような情報があると親切です。
トップページで住所や大まかな地図を掲載しておき、さらに詳しくはアクセスページへのリンクを分かりやすいところに配置しておきましょう。

⑤実際に業務を担当するスタッフのプロフィールを掲載する

参照:https://www.tachibana-cpta.com/#_2

士業は基本的に対人の業務です。担当スタッフや代表者のプロフィールは顔写真付きで掲載するのがおすすめです。

  • 肩書
  • 実績
  • 専門性
  • 出身地
  • 趣味
  • 弱みや失敗談
  • 仕事への想い

このようにさまざまな情報を盛り込むことで、担当者の人物像をイメージしやすくなります。
ユーザーからの共感や親近感を得ることにつながり、ユーザーに選ばれやすくなるでしょう。

ホームページ制作で入れると良いオススメのコンテンツ

ここまでホームページ制作の基礎となる、5つの重要ポイントを見てきました。
ユーザーに満足してもらうためには、さらに内容を充実させていくといいでしょう。

ここからは、ユーザーに興味を持ってもらえる効果的なコンテンツを紹介していきます。

お役立ちコラム

ユーザーにとって有益な情報を発信していくことで、あなたのファンを増やします。
「この人に頼みたい」と思ってもらえるホームページに育てていきましょう。

  • 業務に関わる耳寄りな情報
  • 相談者へのアドバイス事例
  • 業界のあるあるネタやウラ話

近寄りがたいイメージのある士業の世界ですが、身近な事例を出して「自分のこと」のように感じてもらうよう工夫しましょう。

また転職や派遣に関するコラムなどを載せて、業界全体の信頼性を高めるのも効果的です。

選ばれる理由

参照:https://www.tact-group.com/reason/

ユーザーにとっては弁護士も税理士もあなただけではありません。他にいくらでも頼める人はいるわけです。
そんな中で、「どうしてあなたを選ぶのか」という決め手が必要です。

なぜ自分のサービスがおすすめなのか、どうして他ではなく自分なのか、というのをしっかりアピールすることが大切となります。

「特に理由が見当たらない」「何をアピールすればいいか分からない」という場合はこれまでの顧客に簡単なアンケートをとってみるのがおすすめです。

  • 何がきっかけで自分に興味を持ったか
  • なぜ自分を選んでくれたのか
  • 自分のサービスを利用してどこが良かったか

上記のようなアンケートを実施し、共通している答えがあればそれが「選ばれる理由」となるでしょう。

よくある質問(Q&A)

参照:https://www.e-zeirisi.com/f-a-q

一般の方々にとって、士業の世界は分からないことだらけです。
過去に顧客から受けた質問、問い合わせでよく聞かれる項目などは、あらかじめ回答を載せておくと良いでしょう。

ユーザーにとって役立つ内容である可能性が高い上に、打ち合わせの貴重な時間を質疑応答に費やさずにすみます。
結果的に全体のサービス向上へとつながっていくはずです。

士業系のホームページは、ユーザーの信頼を勝ち取ることが何よりも重要です。 現代のクライアントさんは、Webに慣れており、前時代のサイトデザインだと敬遠されることも少なくありません。スタッフのプロフィールや取り扱い業務を魅せるなど工夫で、堅くなりがちなサイトから脱却を目指しましょう。

士業系ホームページ制作の相場・料金とは?

ホームページの料金は、仕様・規模・クオリティ・制作会社・デザイナーによって大きく異なります。
最初は値段が安い業者に目が向きがちになるかもしれません。しかし意味のあるホームページにするためには多少の経費をかけても質の高いホームページを作る必要があります。

  • SEO対策がしっかりしていて集客に強い
  • デザイン重視で他社と差別化できる
  • アフターサポートの体制が整っている

上記のような要素を満たしているかどうかしっかりチェックしましょう。

制作会社とは長いお付き合いになるため、担当者との相性も大事です。
一緒に作り上げていけるような、円滑なコミュニケーションの取れる制作会社を選ぶのがおすすめといえます。

小規模なホームページの場合

会社の情報を伝えるコーポレートサイトのような、必要最低限のコンテンツのみのホームページです。
複雑なシステムはなく、問い合わせに対応する程度の小規模サイトとなります。

ページ数

  • 10ページ以内

金額

  • 30~50万円

デザイン

  • 既存のテンプレート
  • コンテンツは発注者が用意
  • ロゴ等のデザインは別料金

内容

  • TOP
  • 事業所案内
  • コンセプト・強み、サービス詳細
  • 料金
  • プロフィール

(基本的なコンテンツのみ)

中規模なホームページの場合

作成するコンテンツや追加するプランによって、料金や納期が大きく変動していきます。どんなホームページにしたいのか明確にしておくことで、競合他社と差別化することができるでしょう。

ページ数

  • 20ページ以上

金額

  • 100万円〜

デザイン

  • オリジナルのデザイン
  • コンテンツを制作会社で用意してもらえる
  • wordpressによる作成(更新が簡単)

内容

  • 基本的なコンテンツ
  • メールフォーム
  • ブログシステム
  • SNS連携
  • 検索に強いSEO対策
  • アクセス解析
  • プロによる写真撮影

管理費

ホームページ作成後は、運営や管理をしていくためのリソースがかかります。
自社で行うのか、制作会社にどこまで任せるのか、によって費用が変わってくることを覚えておきましょう。

  • 自社でホームページの管理をする:5,000円未満/月
  • 制作会社にサイトの管理を依頼する:5,000円〜20,000円/月
  • 月次の分析レポートなどまでサポート依頼をする:20,000円〜50,000円/月
  • 集客のために、SEO対策やコンサルティングを受ける: 50,000円以上/月

上記はあくまで例であり料金は内容によって変わってきます。
安定したホームページを運営のために、更新頻度やトラブル対応について明確にしておくのが望ましいでしょう。

士業系ホームページを制作後に実施したいマーケティング戦略

ここからは、一般的なWEB施策を士業界に照らし合わせて紹介していきます。
ホームページに興味を持ってもらい、あなたのファンを増やしていくためには、きちんと戦略を立てておくことが大切です。

リスティング広告

参照:Google

「リスティング広告」とは検索エンジンでユーザーが検索したキーワードに連動して掲載される広告です。
GoogleやYahoo!の検索結果で目にすることが多いはずです。

該当サービスを必要としている人が検索するキーワードで広告を打てば、見込み客だけにアプローチできます。
「業務内容」に関連するキーワードでもいいですし、「士業名+地域名」のキーワードも効果的です。

ディスプレイ広告

参照:Yahoo!

「ディスプレイ広告」とはWEBサイトやアプリの広告枠に表示される画像広告、動画広告、テキスト広告、バナー広告のことです。

まだ悩みに気付いていないユーザーや、行動を起こすのに迷いがあるユーザーなど、幅広くアプローチできます。
ユーザーが訪れているサイトのコンテンツに溶け込むような形で表示されるため、広告っぽさが薄いところがメリットといえます。

リスティング広告と同じくキーワードでターゲットを絞れる上に、ユーザーの年齢や性別、地域などでフィルタリングすることも可能です。

リターゲティング広告(バナー広告)

「リターゲティング広告」とは自社のサイトを訪れたことがある人に配信する広告です。

一度興味を持ったユーザーが対象なので、再度広告を見てもらい思い出してもらう効果があります。
検討中のユーザーに再アプローチできるところがメリットです。

前述したリスティング広告と併用することで、より大きな効果が期待できるでしょう。

SEO対策

「SEO対策」とは検索結果の上位に表示させるための対策です。
検索回数が一定数以上あるキーワードでGoogleやYahooの検索結果1ページ目(10位以内)への表示を目指し、中長期的にアクセス数を増やしていくことが可能になります。

ユーザーが検索するキーワードはとても幅広く、リスティング広告だけに頼っていては費用がかさんでしまいます。
ニッチなキーワードまでをカバーしていけば、費用をかけずにネット上で存在感を示せるでしょう。

コンテンツマーケティング

参照:https://souzoku-satou.com/reduction

「コンテンツマーケティング」とはユーザーにとって有益な情報を発信し続けて信頼してもらい、そこから成約を狙う手法です。

士業系への相談ごとを検索するユーザーは、深い悩みや具体的な相談を抱えている可能性が高いです。
その解決に役立つ情報をホームページで提供し、問い合わせを増やすのが士業のコンテンツマーケティングといえます。

たとえば弁護士なら「暮らしの中の身近な法律問題」「嘯のようで本当にあった面白い判例」などがいいでしょうし、税理士なら「知らないと損をする節税テクニック」などが有効でしょう。
一般の方々にとって親しみやすく、なおかつ専門性を発揮できる情報が望ましいです。

一度公開したコンテンツは財産となり、積み上がってホームページを大きく育ててくれます。

【厳選ピックアップ】士業系のホームページ制作で参考になるサイト3選

士業系ホームページを制作する際のポイントを紹介してきましたが、実際にどのような感じに仕上がるのか実例を見てみましょう。
ここでは特に良いと思われる士業系ホームページを3つピックアップしたので、ぜひチェックしてみてください。

加藤会計事務所

士業名

  • 税理士

区分(個人/法人)

  • 法人向け

デザインの特徴

  • トップ画からインパクト重視
  • ランディングページ風

注目ポイント

  • 税務業務だけでなく、経営パートナーとして幅広く企業をサポート
  • 契約事例が豊富

https://kato-kaikei.com/

ベリーベスト法律事務所

士業名

  • 弁護士

区分(個人/法人)

  • 個人向け
  • 法人向け

   (コラムも分かれていて見やすい)

デザインの特徴

  • 分かりやすく見やすいレイアウト
  • スタッフ紹介、地図もトップページに揃っている

注目ポイント

  • お客様の声を直筆で紹介
  • 身近な解決事例が豊富

https://osaka.vbest.jp/

弁護士法人 伏見総合法律事務所

士業名

  • 弁護士

区分(個人/法人)

  • 個人向け
  • 法人向け

デザインの特徴

  • スタイリッシュで洗練されたデザイン
  • メニューはボタンクリックでいつでも全画面表示

注目ポイント

  • スポーツ法務や寺社ガードといった独自のサービス
  • スタッフの名前入りコラム

https://www.fushimisogo.jp/

ホームページを制作して情報を的確にユーザーへ伝えよう

今回は士業系ホームページを制作するうえでの重要ポイントを紹介しました。
ホームページを有効活用し、あなたのビジネスに関して情報を広く伝えましょう。

また、ホームページにとっての正解はひとつではありません。
目的に合ったホームページを、時間をかけ作り込み育てていってください。

「まだホームページを持っていない」という場合はすぐに作ることをおすすめします。
効果的なホームページを作るにはプロに頼むのが間違いありませんし、最短で結果を出せます
興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください。

この記事のおさらいポイント

・士業系ホームページで大切なのは信頼獲得
・問い合わせにつながる質の高いホームページを作ろう
・ユーザーの悩みを解決する有益なコンテンツを掲載しよう
・最速で成果を出すにはプロに制作を頼むのがおすすめ
WEBコンサルタントのご紹介
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