【自動車販売向け】ホームページを制作する5つの重要ポイントと成果を出すためのコンテンツを徹底解説【新車・中古車】

企業のホームページは「自社の認知度アップ」「利益増加」という目的を持ったツールです。
これからは自動車販売業も、顧客獲得のためにホームページやSNSを駆使することが必須といえるでしょう。

しかし、これからホームページを制作するのであれば
「どういった部分に注意して制作すれば良いのか分からない」
という方も多いと思います。

そこで今回はホームページの役割や制作する上で重要なポイントを、自動車販売ジャンルに特化して解説します。
成果を出すためのマーケティングについてもお伝えしていくので、ぜひ参考にしてください。

この記事を読んだらわかること

・自動車販売向けホームページの役割
・ホームページを制作するときに重要なポイント
・ホームページ制作の費用相場
・ホームページを制作した後のマーケティング戦略
・参考になる自動車販売向けのホームページ

目 次表示
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ホームページは、制作して終わりではなく、公開後の集客が必要になります。
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自動車販売向けホームページの役割って何?

ここからは「自動車販売店にとってのホームページの役割」について解説していきます。

①自動車の在庫状況や販売情報の周知

参考:https://www.carsensor.net/direct/search.php?fed=topdirpcrtb20160114012ma

自動車販売向けホームページの一番大事な役割は『自動車の在庫状況や販売情報の周知』です。

  • 「どんな車の在庫があるのか」
  • 「通常販売価格よりもどのくらいお得に購入できるのか」

といった情報はユーザーが一番知りたいことであり、ホームページのメインといえるでしょう。

掲載する情報は常に最新にしておくべきです。
更新日が古い場合、「この車はもう売れてしまったのではないか?」といった不安感をユーザーに抱かせてしまいます。

また、検索上位にある大手の検索サイトは強力なライバルですが、だからといって小規模・中規模の販売業者に勝ち目がないわけではありません。
「自宅の近くで業者を探したい」「実際に実物を見てから決めたい」というユーザーも一定数いるため、 この層を確実につかむためにも自社の在庫状況はしっかり掲載しておきましょう。

②車検や整備などアフターサービスの認知

参考:https://www.saitamatoyota.co.jp/afterservice

もう一つの大事な役割は『アフターサービスも充実していることを伝える』ということです。

自動車は高い買い物であり、それでいて故障やトラブルがつきものです。
とにかくユーザーに安心感を与えることが肝となるでしょう。

「この業者から買えば何かあっても対応してもらえる」と思われるよう、しっかりアピールしてください。

自動車販売向けのホームページを作る時に重要な5つのポイント

成果をあげるホームページを作るには、ポイントを押さえておくことが大切です。
ここではサイトに入れるべきコンテンツや、ホームページ制作の上で重要な要素を紹介します。

①中古車に関する情報はできるだけ詳しく掲載

参考:https://www.carsensor.net/direct/detail.php?BKKN=B00114643

中古車を探しているユーザーの着目点はさまざまです。
走行距離にこだわる方、年式によるデザインを重要視する方、または「ワンオーナーでなければダメだ」といったこだわりを持つ方もいるでしょう。

ですので中古車に関する情報はできるだけ詳しく掲載しましょう。
修復歴やスライドドアの左右などサブ的な情報もあわせてしっかりと伝えてください。

また、車の写真は魅力的に見えるように撮影・編集しておくと良いです。
ユーザーの気分を盛り上げ、購買意欲をそそるように意識してみてください。
タイヤやバンパーなどいろいろなアングルからアップで撮影すれば、さまざまなユーザーのニーズを満たせるでしょう。

②新車の場合はお得な購入プランの提案

参考:https://himawari-kei.car-yasui.jp/?_dsessid=e8aef168316f437facbf48d710c1c745

新車の場合、基本的にどこで買っても商品の質は変わりません。

となると、購入の決め手となるのはやはり価格です。
シンプルに安く販売できるのであれば価格訴求で大々的にアピールするといいでしょう。

安くするのが難しければ、他社にはないお得な購入プランを提案して差別化をはかる方法もあります。
一括で現金購入する場合の割引率や、分割払いの月々支払い額などはもちろん、それぞれのプランのメリットも分かりやすく掲載してください。

③保証内容の手厚さをアピール

参考:https://www.carsensor.net/trust/

自動車を購入するユーザーは故障時の保証が気になるものです。
保証内容の手厚さをアピールして安心感を与えることが大切といえます。

具体的には

  • ○年保証
  • 提携している工場の信頼性
  • ロードサービスの有無

といった情報が必要になるでしょう。
保証の範囲を明確に記載しておくことで、お客さんにも納得して購入してもらえます。

④カー用品など関連商品の通販ページ

参考:https://www.carsensor.net/parts/

メンテナンス用品やオイル類、バッテリーなど関連商品の販売も大切な売り上げです。
車本体の購入を考えていないとしても、ホームページを訪れるユーザは車好きである可能性が高く、関連商品が売れる可能性は十分にあります。

通販ページを設置しておくことで「充実したショップである」とアピールすることにもつながるでしょう。 

⑤中古車買取・査定の情報も掲載

参考:https://kaitori.carsensor.net/

自動車販売のホームページを見る人は、車を買いたい人だけではなく「車を売りたい」という人も含まれています。
中古車買取や査定の情報を掲載し、仕入れのチャンスを獲得しましょう。

その時「無料査定」「見積もりサービス」などできるだけ気軽に申し込めるような文言を配置しておくのがベストです。

実際にユーザーが問い合わせをする際は、車種や年式、走行距離などある程度の情報を記載するフォームを作るのがおすすめです。

ホームページ制作で入れると良いオススメのコンテンツ

5つのポイントについて解説しました。
さらにホームページを充実させたい方向けに、ここではプラスして掲載するべきおすすめコンテンツを紹介します。

お役立ちコラム

参考:http://narihira.co.jp/sumida-mitsubishi/2020/02/29/

コンテンツマーケティングの一環として、「お役立ちコラム」を取り入れるのがおすすめです。

コンテンツマーケティングを平たくいえば「役立つ情報を発信することで見込み客を集め、販売につなげること」です。
例えば

  • エンジンオイルの交換時期や頻度
  • 車を売る場合のベストな時期

といった、知っておくと得する車関連の知識について記事にまとめておくといいでしょう。

仮に販売につながらなくても、ホームページにアクセスを集めることでSEO対策となり、検索上位を狙えます。

認定証や登録証、あれば表彰歴の掲載

参考:https://www.e-g-a.co.jp/shop_factory/

信頼性を示すための基本的な方法として、「正規の自動車販売店である」ことを伝えましょう。

認定証や登録証、表賞状などを画像つきで掲載し、本物であることをアピールします。
持っているのが当たり前な「古物商許可」や「自動車引取業」もしっかりと載せてください。

特に「クリアするのが厳しい基準」については、”どのくらい難しいハードルをクリアしたのか”をきちんと説明するといいでしょう。

お客様の声

参考:https://www.e-rabbit.jp/search/voice/

「お客様の声」はマーケティングにおいて非常に重要なツールとなります。
実際に商品を買ったお客さんの感想、サービスや店舗に対する感謝の声をできるだけ集めてください。

ホームページを訪れたユーザーに見せることで以下のようなメリットがあります。

  • 「自分もこんな風にいい買い物ができる」という良いイメージを与える
  • ユーザーと店側の距離が近く感じられる
  • リアリティのある評価を伝えられる
  • お店の人気・活気をアピールできる

可能ならお客さんが直筆で書いてくれた手紙の画像や、顔写真を掲載すると本物感がアップして効果的です。 

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自動車販売向けのホームページは、自動車をお得な価格で提供していることをアピールするのが大切です。ゴールは問い合わせを増やして売り上げを獲得することなので、「このショップで買えば安心だ」と思ってもらえるような信頼性につながる情報も掲載しましょう。
池田直樹
ZERO式ホームページ制作はこちら

自動車販売向けホームページ制作の相場・料金とは?

ホームページ制作代行を業者に依頼するとしたら、どのくらいの費用がかかるのか気になりますよね。
ホームページの価格はその規模によりますが、ここでは小規模・中規模に関してお伝えします。

小規模なホームページの場合

ホームページ制作は10万円~など低価格を謳ったものも多くあります。

しかし、その場合は簡単なコーポレートサイトがほとんどです。
集客・販売を目的としたホームページなら、品質重視である程度の予算が必須となることを覚えておいてください。

仮に以下の条件の場合、

  • ランディングページあり
  • ページ数:10~20
  • システム構築:問い合わせフォームのみ

制作料金の相場は50~100万円程度です。
毎月の更新作業など、運用サービスを行ってくれるところもあります。

中規模なホームページの場合

中規模の場合、動きのあるおしゃれな見た目でホームページを作ることが可能になってきます。

  • オリジナルのアニメーションや動画を取り入れたホームページ
  • ページ数:10~20
  • システム構築:問い合わせフォーム(ストアへの誘導なども行う)

と想定して、相場は100万円~300万円程度です。

この程度予算をかければ、FacebookやTwitter、LINEといったSNSと連動可能です。
SNSユーザーを顧客として取り込めるようになってきます。

動画撮影やデザインなども魅力的な、かつ実用的なサイトを作ることができます。

ホームページの種類 相場 用途
小規模なホームページ 50〜100万円 ・ランディングページ
・シンプルなホームページ
中規模なホームページ 100〜300万円~ ・オリジナル動画つき
・購入への誘導あり

自動車販売向けホームページを制作後に実施したいマーケティング戦略

ホームページは制作すること自体がゴールではなく、むしろ始まりです。
WEBからお客さんを増やし、売り上げをアップさせるための施策が「WEBマーケティング」であり、近年ではさまざまな種類・手法があります。

リスティング広告

リスティング広告とは、検索エンジンで検索したキーワードに応じ、検索結果に表示されるテキスト広告のことです。
別名「検索連動型広告」とも呼ばれています。

Googleでは年間数兆回ともいわれるほど膨大な数の検索がおこなわれています。
効果的なリスティング広告の運用を行えば、集客力を大幅に高めることができるでしょう。

「中古車販売+地域名」「車検+地域名」など、サービスの種類とエリア名で絞り込みをし、ピンポイントでリスティング広告を打つことが望ましいです。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とは、WEBサイトやアプリ上の広告枠に表示される画像・動画・テキスト広告のことです。
ポータルサイトのトップページに掲載されるので、より幅広いユーザーに見てもらえる可能性があります。

ここでも「サービスの種類+エリア名」で種類で絞り込み、ピンポイントで広告を打つのがおすすめです。

リターゲティング広告(バナー広告)

リターゲティング広告とは、1度サイトを訪れた人に対して出す広告です。

サイトを訪れた見込み客はおよそ9割が購入することなく離脱するといわれています。
しかし、そういった見込み客にもう一度自社を思い出してもらうことで、購入アクションに結びつけられます。

リスティング広告やディスプレイ広告とあわせてリターゲティング広告も併用することで、より効果が高まります。

SNSマーケティング

SNSマーケティングとは、InstagramやTwitterなどのSNSを活用してファンを増やし、売上げにつなげるマーケティングです。
情報が拡散されやすく、ユーザー目線での訴求がしやすいことから、近年急速に活用する企業が増えました。

SNSを利用するユーザーは基本的なプロフィールを記載するので、正確なターゲティングが可能です。

商品やサービスを購入して気に入ってもらえれば、口コミを「発信してもらえる」ため、低コストで効果的なマーケティングができる側面もあります。

例えば、Twitterはユーザーと近い距離でコミュニケーションができます。
高級車やアメ車など、特定分野に特化した販売業者であれば容易に固定ファンを獲得できるでしょう。

また中古車の入荷情報には、画像や動画をメインとして配信できるInstagramを利用すると良い反応が得られます。

ただし拡散性の高いSNSは、マーケティングツールとして優秀な反面、「炎上」などの怖いリスクもあります。
そのようなことを避けるためにも、SNSマーケティングは専門の会社に相談してから施策するのがおすすめです。

SEO対策

SEO対策とは、自社のサイトを検索エンジンで上位表示させるためにWEBページを最適化することです。
ユーザーにサイトを見つけてもらう機会を増やすために行います。

SEO対策の基本は、狙っているキーワードをきちんとサイト内に含めることです。
タイトルは特にキーワードを意識して盛り込みましょう。

【厳選ピックアップ】自動車販売向けのホームページ制作で参考になるサイト3選

今まで紹介してきた内容をふまえ、ここでは特に”良い例”と思われるホームページをピックアップしました。
制作する上での参考になるはずなので、ぜひ見てみて下さい。

カーセンサー

参考:https://www.carsensor.net/

カーセンサーは国内最大手の自動車販売サイトです。
使いやすさにこだわられており、ユーザーが欲しい車を簡単に検索できます。

車の詳細情報も一覧表で見やすくなっており、比較検討もしやすい形になっています。

ボタン類も大きめに作られており、一目見ただけで欲しい情報がどこにあるかが分かるでしょう。

墨田三菱自動車販売株式会社

参考:http://narihira.co.jp/sumida-mitsubishi/

大手メーカーの販売代理店である黒田三菱自動車販売株式会社のホームページです。

トップページに新車の写真を大きく掲載することにより、ユーザーの気持ちを高揚させて購買意欲を高めています。
また、写真が5秒ごとに自動で切り替わって行く「スライドショー」を活用し、とても見栄えが良い仕上がりです。

ひまわりコーポレーション

参考:https://happy-himawari.co.jp/

ひまわりコーポレーションのホームページはとにかく価格訴求が強力です。
トップページ全面に「ディーラーよりも新車が安く買える」という情報を持ってきてユーザーにアピールしています。

インパクトもあり、集客力を高める戦略のひとつとして見本となるでしょう。

ホームページを制作して情報を的確にユーザーへ伝えよう

今回は自動車販売向けのホームページ制作について紹介しました。
ホームページはその役割や目的をしっかりと理解して制作し、さまざまなマーケティング施策をおこなうことで成長していきます。

しかし売れるホームページの秘訣は奥深く、「これを行えば必ず成功する!」というものはありません。
さまざまな試行錯誤を重ねつつ、トライアンドエラーを繰り返していくことが大切となります。

この記事のおさらいポイント

・自動車販売向けホームページには売上や信頼性をアップさせる役割がある
・自動車販売向けホームページでは信頼性をアピールすることが重要
・ホームページの制作費用相場は100万円〜300万円程度
・作るだけでなく、マーケティング戦略によって売り上げが最大化する
WEBコンサルタントのご紹介
弊社は、上場企業も含め120社以上のホームページ制作に携わってきました。
ホームページは、制作して終わりではなく、公開後の集客が必要になります。
我々はSEOに強いサイト設計とコンテンツ作りを強みに、公開後も検索エンジンから集客し続けるホームページをご提案できますので、集客にお困りの方はお気軽にご相談ください!

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