【通信教材向け】ランディングページを制作する7つの重要ポイントと成果を出すためのコンテンツを徹底解説

ランディングページは、お客様からの問い合わせや申し込みなど、明確な目的を持って制作されるWEBページです。

一般的なホームページは複数のページに様々な情報が集約されていますが、ランディングページは情報を絞り込んで縦長の1ページで制作されることが多いです。また、常に運用されているホームページとは違い、期間限定の運用で制作されるパターンもあります。このように、ホームページとランディングページでは役割が全く異なります。

今回の記事では通信教材向けランディングページの役割と重要なポイントを解説していくので、これからランディングページを制作される方はぜひ参考にしてください。

この記事を読んだらわかること

・ランディングページ制作で重要なポイント
・ランディングページ制作の費用相場
・ランディングページ制作後のマーケティング戦略
・通信教材向け参考ランディングページ
目 次表示
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通信教材向けランディングページの役割って何?

まず、通信教材向けランディングページを制作する意味とその役割を紹介していきます。

ホームページとランディングページの違いも合わせて解説をしているので参考にしてください。

①ユーザーをコンバージョンへと誘導する役割

基本的にランディングページは、あらかじめ「問い合わせをしてもらう」「無料カウンセリングの依頼をしてもらう」など目標となるゴールを決めておきます。そして、そのゴールまでユーザーを誘導するのが主な役割になります。

通信教材向けランディングページの場合は「資料請求」や「受講申し込み」への誘導がほぼメインとなります。

つまり、通信教材向けランディングページの最も重要な役割は、ユーザーを通信教材の申し込みや購入まで導くことになります。

②通信教材を利用する『メリット』がどれだけあるかをユーザーに知ってもらう役割

ランディングページはユーザーへ購買意欲を持たせることができるかどうかが鍵になります。そのためには、ランディングページ内におけるコンテンツはユーザーに対して具体的なメリットを提示し、購買意欲を刺激するような訴求をする必要があります。

通信教材向けランディングぺージであれば、「スキルが身につけられる」や「趣味の一環として楽しめる」などが提示できるメリットに該当します。通信教材の内容に合わせて、詳しいスキルアップ手順なども掲載し、さらに具体的なメリットを提示するとより訴求効果が高まります。

③テレビCM・雑誌などの広告代わりになる役割

通信教材を利用するメリットをユーザーにアピールし、購買率のアップを狙うという手法はテレビCMや雑誌広告など同じものです。ランディングページはWEB版の広告の役割を担っているため、会社の利益を向上させる目的で制作されます。

ランディングページは1ぺージの中に多くの情報を盛り込むことができるため、紙媒体やメディア媒体の広告と比べ、より具体的な内容でサービスの宣伝をすることができます。

通信教材向けランディングページの場合、「同ジャンルの通信教材との違いを明確に紹介できるコンテンツ」や「この通信教材がいかに素晴らしいか」などを紹介することでより効果的にユーザーの購買率アップを狙えます。

通信教材向けのランディングページを作る時に重要な7個の基本要素

では次に、通信教材向けランディングページを制作する上でサイト内に取り入れるべき重要なポイントについて解説をしていきます。

申し込み率を上げるためには必須の要素ばかりなので、通信教材のランディングページ制作をする際にはぜひ参考にしてください。

【大前提】ランディングページのテーマは1つに絞った方が効果的

まず基本的な前提として、ランディングページ内で訴求するテーマは1つにするか、それに関連するテーマのみにジャンルを絞りましょう。複数のテーマをまとめて訴求するよりも、1つのテーマに絞った方がコンバージョン率のアップが期待できるためです。

通信教材向けランディングページの場合、同じ会社で色々な種類の教材を同時に販売していることがあります。これら全てをまとめて訴求した場合、「水彩画の通信教材が欲しいのに油絵の教材を紹介している」とユーザーの興味を削いでしまい、離脱率が上がるリスクが発生します。

そのため通信教材向けランディングページでは、水彩画なら水彩画のみを訴求したLP、油絵は油絵に特化したLPにするなど、1ページにつき1テーマに絞りましょう。ターゲットを明確に絞った方がユーザーにとっても見やすく親切です。

ファーストビューは通信教材のイメージが想起しやすいものにする

ランディングページにおいて最も重要なのは、ユーザーがページに訪れ一番初めに目にするファーストビューをどのように作るかです。ファーストビューでユーザーの興味を惹くことができるかどうかで、集客率にも大きな差が生じます。

ではファーストビューに盛り込むべき要素とは何なのでしょうか?

通信教材向けランディングページの場合、教材のイメージが想起できる写真は必ずファーストビューに掲載してください。例えばデッサンの通信教材であれば、デッサンした絵の写真など教材に関連するものだとユーザーの興味を惹くことができます。

通信教材の名前や、問い合わせボタンなどのコンバージョンまでの誘導ボタンも忘れずに設置しましょう。また、通信教材の特徴を上手く捉えたキャッチコピーも配置できるとなお良いです。

ファーストビューに記載するキャッチコピーの具体的な作り方については、こちらの記事で詳しく紹介しているのでぜひ参考にしてください。

【現役ライター監修】LPの問い合わせを増やすキャッチコピーとは?

CVコンテンツはキャンペーンの内容を意識して制作する

ランディングページには、ユーザーをコンバージョンまでに誘導する核ともなるCVコンテンツを取り入れなければいけません。CVコンテンツは自社で展開したいキャンペーンを軸に考えていくのがおすすめです。

通信教材向けランディングページの場合、「受講特典のプレゼント」や「期間限定の割引キャンペーン」への案内がほぼメインになります。ユーザーのペルソナ像を設定し、ターゲットユーザーの目から見て魅力的に見えるようなキャンペーンを打ち出しましょう。

また、より効果の高い集客を実現するためには、CVコンテンツを含むアクション動線は最初の設計だけで完結するのではなく、実際の反響を見ながら適宜改善をしておくことが大切です。

ランディングページの具体的な分析・改善方法については下記の記事を参考にしてください。

【CVRが2倍⁉︎】ヒートマップを使ったLPの分析・改善方法

ユーザーへの興味づけ『お悩み訴求』

ランディングページの最初の方に入れた方が良いコンテンツとして、ユーザーに対する悩み訴求があります。ユーザーの悩みを言語化して提示することで共感を植え付けることができ、コンバージョンまでの誘導がより効果的になることが期待できます。

ただし、悩み訴求はターゲットの設定やペルソナ像の作り方がしっかりできていなければ、ユーザーの本来の悩みとは違った内容になってしまう恐れがあるため、注意しましょう。

通信教材向けランディングページであれば、例えば「絵のデッサンができるようになりたい」「仕事につながるような資格を身につけたい」など、通信教材の特徴に沿った悩みを訴求しましょう。

なお、ランディングページの企画構成についての詳しい方法は下記の記事を参考にしてください。

ランディングページ制作で最も重要な工程は企画構成(設計)|5つのポイントも解説

自社のこだわりなどを強み訴求・権威付けとして強調する

ユーザーの購買率を上げるためのコンテンツとして、通信教材のこだわりや他社の教材と明確に違う強みをアピールすることもランディングページにおいては重要です。通信教材の”権威付け”として紹介できる要素があれば積極的に盛り込むようにしましょう。

通信教材向けランディングページの場合、「短期間でスキルアップできる受講コースがある」「教科書だけでなくレッスンに必要な道具もついてくる」などが強みとしてアピールできる要素に該当します。

こだわりを紹介するコンテンツは、通信教材のカリキュラムや内容などによって異なります。自社で販売している教材のコンセプトに合わせたコンテンツ制作を心掛けましょう。

お客様の声や成功体験談はコンテンツとして効果的

通信教材を実際に利用した生徒の声やインタビューなども、可能であればランディングページ内に盛り込んでおきたいコンテンツの一つです。通信教材を購入して「成功体験をした生徒」の声があれば積極的に掲載をしてください。

生徒の声を載せるときは文章だけでも良いのですが、顔写真付きで掲載をしたり感想をコメントしている動画などを載せたりすると、信頼感がアップします。

通信教材向けランディングページの場合、「スキルが上がって転職に成功した」「自分のペースで楽しく学べた」などの声を掲載すると効果的です。また、クリエイティブ系やモノづくり系の通信教材の場合、生徒の作品も合わせて掲載するとユーザーの心を掴むことができます。

よくある質問(Q&A)を入れて情報の過不足を調整する

ランディングページ内の情報を整理して分かりやすく伝えるために、ページ最後の方に「よくある質問」のコンテンツを設置するのがおすすめです。

例え「ユーザーから過去にあった質問」や「よく問い合わせで聞かれる質問」などへの回答はしっかりと載せておくようにしましょう。そうしておくことでユーザーが抱く疑問を先回りして解消することができるため、ランディングページの利便性が高まります。

また、ランディングページ内で訴求しきれなかった情報が残っていた場合にも、よくある質問を利用すれば不足を補うことができます。通信教材向けの場合、「教材はいつ届くのか」「支払い方法は選べるのか」「初心者でも問題なく学べるのか」などを掲載しておくと良いでしょう。

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通信教材向けランディングページは、『教材を利用することでスキルが身につく』というイメージをユーザーに持ってもらうことが重要となります。
特に『教材が魅力的に見える紹介コンテンツ』や『教材を使って成功した人の声』は自社の教材をアピールできるポイントなのでしっかり作り込みましょう。
池田直樹
ZERO式ランディングページ制作はこちら

通信教材向けランディングページ制作の相場・料金とは?

では次に、通信教材向けランディングページの制作にかかる費用相場を紹介します。ランディングページの制作は、コンテンツの質や量にどこまでこだわるかで料金が大幅に異なってきます。

ここではランディングページの情報量や、オプションの有無などで3タイプに分けて解説をしているので、ぜひ参考にしてください。

短めなランディングページの場合

ユーザーを誘導するために必要な情報だけを厳選したシンプルなランディングページを制作する場合、費用相場はおよそ40万円程度です。

情報量的には、A4用紙に換算すると6枚分程度と通常のランディングページよりもやや短めになります。しかし、パソコンページとスマホ向けページ、問い合わせフォームが制作の内訳に含まれているため、ユーザーをコンバージョンまで誘導することは十分に可能です。

費用を安く抑えたいときは40万円前後を目安に考えてください。

一般的なランディングページの場合

一般的な長さのランディングページを制作する場合、費用相場はおよそ70万円程度となります。制作の内訳はパソコンページとスマホページ、問い合わせフォームと短めのランディングページと同様ですが、しかし、A4用紙に換算すると約8枚分の情報量を入れることができます。

情報量が多い分、コンテンツの質も高めることができるため、より魅力的なコンテンツでユーザーへ訴求をすることが可能です。こちらが最もおすすめのタイプのランディングページですので、予算に問題がなければ70万円前後を目安にランディングページの制作を考えてみてください。

セールスコピー特化型のランディングページの場合

プロのセールスコピーライターにコンテンツの内容や構成などを依頼した場合、費用相場はおよそ100万円程度となります。

通信教材向けのランディングページを制作する際、ユーザーの申し込み率を効果的にアップさせるためには、ページの「コンテンツ量」や「訴求のポイントを整理して配置する」ことが重要になります。

費用は少し高めにはなりますが、プロのセールスコピーライティングによって完成度の高いページに仕上げることができるため、コンバージョン率のアップが期待できます。

なお、制作の内訳としてはパソコンページとスマホページ、問い合わせフォームと一般的なランディングページと同様で、セールスコピーライティングがオプションで付帯するといった形です。

ランディングページ制作の具体的な料金と費用の相場はこちらの記事で紹介しているので、参考にしてください。

LP 相場 用途
短めのLP 40~50万円 ・認知度が高い商材
・期間限定キャンペーン
一般的なLP 70~80万円 ・単価が高い商材
・商品販売促進
セールスコピー特化型LP 100~120万円 ・購買意欲の促進

【相場早見表あり】ランディングページ制作の料金と価格相場を解説

通信教材向けランディングページを制作後に実施したいマーケティング戦略

通信教材を販売している会社がランディングページを制作した後に合わせて実施してほしいWEBマーケティング戦略を紹介します。

施策が通信教材向けのランディングページに適しているのかどうかをメインに解説をしていくので、参考にしてください。

リスティング広告

リスティング広告とは、ユーザーが検索したキーワードに応じて表示内容が変化する検索連動型の広告です。

通信教材のように購入を目的としたランディングページの場合であれば、教材のジャンルに関連するキーワードでリスティングを打つと、通信教材を探しているユーザーにピンポイントでアプローチをすることができます。例えば「絵手紙+通信講座」「ネイル+教材」など、教材の内容に合わせたキーワードを設定するのがおすすめです。

通信教材を探す際、インターネット検索で購入する教材を探すユーザーが大半です。そのため、リスティング広告を活用してキーワードを設定する施策は通信教材のランディングページと非常に相性が良いです。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告は、WEBサイトやアプリなどの広告枠に配信される広告です。画像と文字を使ったバナー広告が使われることが多いです。バナー画像は、通信教材の特徴を捉えた写真やキャッチコピーを使用しましょう。

こちらもリスティング広告と同じように、通信教材に関連するキーワードを設定して広告を配信すると効果的です。例えば「習字+通信教材」など、教材の内容やカリキュラムに合わせたキーワードにしましょう。

また、性別や年齢などもターゲットとして設定することができるので、ディスプレイ広告を利用する際はユーザーのペルソナ像をしっかりと決めておくようにしてください。

リターゲティング広告(バナー広告)

リターゲティング広告とは、検索履歴をクッキーなどで分析し、一度サイトを訪れたことのあるユーザーに配信される広告のことです。

たいていのユーザーはランディングページを閲覧してもコンバージョンには至らず離脱するものですが、リターゲティング広告ではそうしたユーザーにピンポイントでアプローチをすることができます。

自社のランディングページに訪問した履歴のあるユーザーは、サービスに興味を持っている可能性が高いです。見込み顧客を拾うためにもリターゲティング広告の利用はおすすめです。

【厳選ピックアップ】通信教材向けのランディングページ制作で参考になるサイト3選

最後に、通信教材向けのランディングページを制作するときに参考になるおすすめのサイトを3つピックアップして紹介します。

サイトの設計やデザインにフォーカスし、基本要素もしっかりと押さえた優れたサイトを厳選しているので、参考にしてください。

ユーキャン大人クラス

最初に紹介するのは、ユーキャン大人クラスのランディングページです。様々な通信教材が展開されていますが、1テーマにつき1ページで制作されています。

受講生の作品を掲載し、スキルを身につけた後のイメージが湧きやすいようにしています。さらに「こんな未来が待っている」というコピーライティングにすることでユーザーのワクワク感を刺激することに成功しています。

使用教材も詳しく掲載し、申し込みに繋げています。

ヒューマンアカデミー ネイリスト講座

続いて紹介するのはネイリスト向け通信教材のランディングページです。ファーストビューではイメージ写真とキャッチコピーを配置し、コンバージョンボタンに繋げています。

イラスト付きでお悩み訴求をし、ユーザーの共感を促しています。

お悩み訴求からのおすすめポイントの紹介や、受講生の声など、基本的な要素を押さえたスタンダードなランディングページとなっています。

4月から働きたい!ふたりのWebデザイナー物語

最後に紹介するのはWebデザイナー向け通信教材のランディングページです。ファーストビューでAdobeのプレゼントキャンペーンの打ち出しをしユーザーの興味を惹いています。

漫画を利用した独特の内容のランディングページになっています。

風変りなコンテンツを制作しながらも、通信教材のメリットや習得できるスキルなどをしっかりと紹介しています。

ランディングページを制作して情報を的確にユーザーへ伝えよう

通信教材においてランディングページの制作は、教材の購買率や申し込み率をアップさせるのに非常に効果的な方法です。

通信教材をアピールする方法は、推しているポイントやカリキュラムなど教材の特性によって変えていきましょう。ランディングページ制作の施策の答えは決して一つではありませんので、より効果の高い施策を考えながらランディングページを制作していく必要があります。

集客力の高いランディングページを制作するため、ぜひ今回の記事を参考にしながら施策を考えてみてください。

この記事のおさらいポイント

・ランディングページはユーザーをコンバージョンへ誘導する役割がある
・通信教材向けランディングページでは他社との違いをアピールすることが重要
・ランディングページの制作費用はおよそ40万円~100万円
・制作後はマーケティング戦略を実施することでより高い集客効果が得られる
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