【メディア向け】ランディングページを制作する7つの重要ポイントと成果を出すためのコンテンツを徹底解説【サブスクリプション】

ランディングページは、ユーザーからの問い合わせや新規登録のアップなどを目的に制作されるWEBページです。

ランディングページは、基本的には縦長の1ページで構成され、キャンペーン中など期間限定で運用されることもあります。多くの情報が集約され、常に運用されているホームページとはそもそもの役割が異なるため、しっかりと使い分けていく必要があります。

今回の記事ではメディア向けランディングページの役割と重要なポイントを解説していくので、ランディングページ制作を検討している方はぜひ参考にしてください。

この記事を読んだらわかること

・ランディングページ制作で重要なポイント
・ランディングページ制作の費用相場
・ランディングページ制作後のマーケティング戦略
・メディア向け参考ランディングページ

目次【表示】

WEBコンサルタントのご紹介

弊社は、上場企業も含め300社以上のランディングページ制作に携わってきました。
ランディングページは、企画構成が重要で、これを怠ると思うような結果は出ません。
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メディア向けランディングページの役割って何？

まず初めに、メディア向けランディングページを制作する意味とその役割を紹介していきます。

ホームページとランディングページの違いも合わせて解説をしているので参考にしてください。

①ユーザーをコンバージョンへと誘導する役割

ランディングページを制作する際には、あらかじめ「問い合わせにつなげたい」「無料カウンセリングの依頼をしてもらう」など目標となるゴールを設定しておきます。そして、そのゴールまでユーザーを上手く誘導するのがランディングページの最も重要な役割です。

メディア向けランディングページの場合は「無料お試し体験」や「会員登録」への誘導がほぼメインとなります。

つまり、メディア向けランディングページの役割は、ユーザーにメディアの月額会員になってもらうことになります。

②登録をする『メリット』がどれだけあるかをユーザーに知ってもらう役割

会員登録をしてもらうためには、ユーザーの「このメディアを使ってみたい」という意欲を掻き立てなければいけません。そのためには「メディアを利用するメリットがどれだけあるのか」を具体的にアプローチする必要があります。

メディア向けランディングぺージであれば、「配信コンテンツが読み放題になる」「初回登録1ヶ月無料キャンペーン」など、料金に対し提供されるサービスがお得であることを演出すると効果的です。

ユーザーのターゲット層に合わせたメリットも訴求できると、より登録率が高まります。

③営業マンのセールストークに代わる役割

ランディングページが担っている役割として最も重要なのは、登録者数を増やして会社の利益を上げることです。サービスを利用するメリットを提示し、会員登録まで誘導するといった手法は、営業マンの営業トークと本質が似ています。

ランディングページはWEB上で営業マンの代わりとなり、お客様に向けてサービスの良さを伝えていく必要があります。そのため、ランディングページ制作において、セールストークの代わりとなるコンテンツの作り方は非常に重要です。

メディア向けの場合は、「配信されているコンテンツの質や量」のような他社との違いを明確に紹介できるコンテンツなどを紹介することでユーザーに効果的なアプローチをすることができます。

メディア向けのランディングページを作る時に重要な7個の基本要素

次に、メディア向けランディングページを制作する上でサイト内に取り入れるべき重要なポイントについて解説をしていきます。

新規登録のアップをするには必須の要素ばかりなので、メディアのランディングページ制作をする際にはぜひ参考にしてください。

ファーストビューはキャンペーンを打ち出す

ランディングページ制作で重要になってくるのが、ユーザーがページに訪れ一番最初に目にするファーストビューの作り方です。ファーストビューでユーザーの関心を惹けなければ、肝心のコンテンツ内容を見てもらえなくなる可能性があるためです。

ではファーストビューに盛り込むべき要素とは何なのでしょうか？

メディア向けランディングページの場合、サービスの名称やコンバージョンまでの登録ボタンは必須です。

また、そのときにメディアで打ち出しているキャンペーンをファーストビューで大々的に打ち出すのも一つの手法です。期間限定キャンペーンなどでお得感を演出し、ユーザーの興味を惹くことができます。

他にはメディアのイメージができる写真やイラスト、一目でどんなメディアか分かるキャッチコピーも設置しておきましょう。料金や無料期間などを具体的な数字で掲載しておくのもおすすめです。

なお、ファーストビューに記載するキャッチコピーの具体的な作り方については、こちらの記事で詳しく紹介しているのでぜひ参考にしてください。

⇒【現役ライター監修】LPの問い合わせを増やすキャッチコピーとは？

CVコンテンツはキャンペーンの内容を意識して制作する

ランディングページには、ユーザーを新規会員登録まで導くためのCVコンテンツを設置する必要があります。CVコンテンツは自社で展開したいキャンペーンを軸に考えていくのがおすすめです。

メディア向けランディングページの場合、「無料お試し体験」や「期間限定のギフト券プレゼント」などの案内で登録まで誘導するのがほぼメインになります。

また、より高い集客効果を狙うのであれば、CVコンテンツを含むアクション動線は最初の設計だけで完結するのではなく、実際の反響を見ながら適宜改善していく必要があります。

ランディングページの具体的な分析・改善方法については下記の記事を参考にしてください。

⇒【CVRが2倍⁉︎】ヒートマップを使ったLPの分析・改善方法

自社のこだわりなどを強み訴求・権威付けとして強調する

自社メディアのこだわりや、他社メディアと明確に違う強みの部分などもコンテンツに落とし込んでアピールをしていきましょう。メディアの”権威付け”として紹介できる要素があれば、具体的な実績なども交えながら紹介すると説得力がアップします。

メディア向けの場合、「独占配信しているコンテンツ」や「読み放題・見放題となるコンテンツの量」などが権威付けとして紹介できる強みの部分に当たります。

なお、自社メディアの強みをアピールするコンテンツは、メディアの内容によって見せ方が変わってきます。自社メディアのコンセプトに合わせたコンテンツ制作を心掛けましょう。

料金プランの紹介をする

メディアのようなサブスクリプション系のサービスは、ページ内に料金プランを掲載するようにしましょう。料金はいくらなのか、月額・年額でどれくらい料金が変わるのかなどは、ユーザーがメディアに登録する上で知りたい情報の一つでもあるからです。

例えば、月額プランや年額プラン、学割など比較表にして分かりやすく見せるとユーザーにとって親切なコンテンツになります。

また、無料お試し体験を設けているメディアであれば、体験期間もきちんと掲載しておきましょう。

配信しているコンテンツの紹介をわかりやすく魅せよう

メディア向けランディングページの場合、実際に会員登録をした後、どのようなコンテンツが見られるようになるのかを具体的に想像すると、ユーザーに登録後のイメージをしてもらいやすくなります。

配信コンテンツの紹介は、テキストだけでなく画像や写真なども合わせて掲載をすると効果的です。

例えばニュース系メディアなら「記事タイトルとアイキャッチ画像」、雑誌配信メディアなら「雑誌のタイトルと表紙画像」などが該当します。

よくある質問（Q&A）を入れて情報の過不足を調整する

ランディングページの情報を整理して分かりやすく伝えるために、ページの最後に「よくある質問」のコーナーを設置するのがおすすめです。例えば「ユーザーから過去にあった質問」や「よく問い合わせで聞かれる項目」などへの回答を掲載しておくと、ライティングページの利便性が高くなります。

メディア向けの場合、「解約は自由にできるのかどうか」や「登録後に料金プランを変更することはできるのか」など、ユーザーが抱きそうな疑問をQ&A形式で掲載し、先回りして解決できるようにしておきましょう。

また、ランディングページ内で訴求しきれなかった情報が残ってしまった場合にも、Q&A形式で再度訴求するのが効果的です。

スマホへの最適化も忘れずに

サブスク系のメディアは、スマホから閲覧をするユーザーが非常に多いです。ユーザーが登録するメディアを探す際、スマホから気軽に検索することが考えられるため、ランディングページもスマホからのアクセスが大半を占めることが予想できます。

せっかく良いコンテンツを作り込んでいたとしても、スマホからの閲覧性が悪ければユーザーに肝心のコンテンツ内容を見てもらうことができません。スマホからアクセスしてきたユーザーをコンバージョンに繋げるためにも、ランディングページはスマホでも見やすいようにユーザビリティを考慮して設計をするようにしましょう。

ランディングページをスマホ向けに最適化する際の注意点はこちらの記事で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

⇒なぜLPはスマホ向けに最適化する必要があるのか？5つの制作ポイントも紹介

メディア向けランディングページは、配信されているコンテンツを上手く見せ、ユーザーの興味を惹くことが重要となります。
その上で、無料お試し期間やポイントプレゼントなどのキャンペーン紹介コンテンツを設置し、新規登録をするメリットを提示しましょう。コンテンツ紹介とキャンペーン紹介が上手く噛み合えば、ユーザーのコンバージョンが期待できます。

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メディア向けランディングページ制作の相場・料金とは？

次に、メディア向けランディングページを制作する際にかかる費用相場を紹介します。

ランディングページは、ページ内のコンテンツ制作にどこまでこだわるかで費用が大きく変わってきます。ランディングページの情報量や、オプションがついているかどうかで3タイプに分けて解説をしているので、ぜひ参考にしてください。

短めなランディングページの場合

ユーザーを会員登録まで誘導するために必要なコンテンツだけを盛り込んだ短めのランディングページを制作する場合、費用相場はおよそ40万円程度になります。

制作の内訳はパソコンページとスマホページ、問い合わせフォームなどの基本的な要素は全て押さえることができます。ページ量としてはA4用紙に換算して約6枚分の内容となるため、シンプルなランディングページになります。

ユーザーを会員登録まで誘導するための要素は全て入れることができるので、費用を安く抑えたいときは40万円前後を目安に予算を組んでみてください。

一般的なランディングページの場合

一般的な長さのランディングページを制作する場合、費用相場はおよそ70万円程度となります。制作の内訳はパソコンページとスマホページ、問い合わせフォームと短めのランディングページと同じです。しかし、A4用紙に換算すると約8枚分の内容を入れられるので、コンテンツの中身を充実させることができます。

ページ内の情報量が増えるので、より具体的な内容でユーザーへ訴求をすることが可能です。こちらが最もスタンダードなタイプなので、予算に問題がなければ70万円前後を目安にランディングページの制作を考えるのがおすすめです。

セールスコピー特化型のランディングページの場合

メディア向けのランディングページを制作する場合、ユーザーの会員登録数を効果的にアップさせるためには、ページの「コンテンツ量」や「訴求のポイントを整理して配置する」ことが重要になります。

そのためにコンテンツの内容や構成などをプロのセールスコピーライターに依頼した場合、費用相場はおよそ100万円程度となります。

制作の内訳はパソコンページとスマホページ、問い合わせフォームと一般的なランディングページと同じです。しかし、オプションでプロのセールスコピーライティングが付帯するため、より完成度の高いランディングページに仕上がります。

ランディングページ制作の具体的な料金と費用の相場はこちらの記事で紹介しているので、参考にしてください。

LP	相場	用途
短めのLP	40～50万円	・認知度が高い商材・期間限定キャンペーン
一般的なLP	70～80万円	・単価が高い商材・商品販売促進
セールスコピー特化型LP	100～120万円	・購買意欲の促進

⇒【相場早見表あり】ランディングページ制作の料金と価格相場を解説

メディア向けランディングページを制作後に実施したいマーケティング戦略

次に、メディアがランディングページを制作した後に実施してほしいWEBマーケティング戦略を紹介します。

施策がメディアのLPに適しているのかどうかを主題として解説していくので、参考にしてください。

リスティング広告

リスティング広告とは、ユーザーが検索したキーワードに応じて表示内容が変化する検索連動型の広告です。

メディアのように会員登録数のアップを目的としたランディングページの場合であれば、メディアに関連するキーワードでリスティングを打つと、サブスク系のサービスを探しているユーザーにピンポイントでアプローチをすることができます。例えば「ニュース＋読み放題」など、メディアと関連性の高いキーワードを設定するのがおすすめです。

サブスク系のメディアを探す際、インターネットで検索をするユーザーが大半を占めます。そのため、リスティング広告を活用してキーワードを設定する施策はメディアのランディングページと相性が良いです。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告は、WEBサイトやアプリなどの広告枠に配信される広告です。画像と文字を使ったバナー広告が一般的によく使われています。リスティング広告と比べて広告が表示されるユーザー層が幅広くなるため、潜在的なニーズを拾うことができます。

こちらもリスティング広告と同じように、メディアに関連するキーワードを設定して広告を配信するのがおすすめです。例えば「雑誌＋無料お試し」など、メディアの内容やキャンペーンに合わせたキーワードを設定しましょう。

また、性別や年齢などもターゲットとして設定することができるので、ディスプレイ広告を利用する際はユーザーのペルソナ像をしっかりと決めてキーワードを選んでください。

SNS広告

SNS広告とは、ツイッターやFacebookなどのSNSに配信する広告のことです。サブスク系メディアを利用するターゲット層のSNS利用率は非常に高く、また情報収集に使っているユーザーも多いため、上手く広告を配信出来ればローコストでの登録数を増やすことができます。

なお、SNSはツイッター、Facebook、インスタグラムなど色々ありますが、それぞれでユーザーの年齢層や性別の割合などが異なります。そのため、SNS広告を配信する際には、メディアのターゲット層によってメインで広告配信するSNSを選ぶのがおすすめです。

リターゲティング広告（バナー広告）

リターゲティング広告とは、検索履歴をクッキーなどで分析し、一度サイトを訪れたことのあるユーザーに配信される広告のことです。リターゲティング広告は「サブスク系メディアを探しているユーザー」に直接アプローチを掛けることができるため、広告配信の中でも効率の良い方法です。

ランディングページにアクセスをしても、大半の人はコンバージョンまでは至らずにページから離脱していくものです。しかし、ランディングページを閲覧したということは、少なからず自社のメディアに興味を持っているということです。

リターゲティング広告でそういった見込み顧客を拾うことで、コンバージョン率のアップを狙うことができます。

【厳選ピックアップ】メディア向けのランディングページ制作で参考になるサイト3選

最後に、メディア向けランディングページを制作するときに参考になるおすすめのサイトを3つピックアップして紹介します。

サイト設計やデザインにフォーカスし、基本要素もしっかりと押さえた優れたサイトを厳選しているので、参考にしてください。

NewsPicks

こちらはニュース配信サイトのランディングページです。ファーストビューで大々的にキャンペーンを打ち出し、ユーザーの興味を惹いています。

会員登録をすることで得られる特典を分かりやすく伝えています。

さらにプラン紹介のコンテンツで「ギフト券プレゼント」のキャンペーンを再度訴求し、コンバージョンへ上手く誘導をしています。

楽天マガジン

次に紹介するのは、雑誌が読み放題になる配信サイトのランディングページです。ファーストビューでは具体的な数字を提示し、さらに無料体験への誘導も参考になります。

楽天ポイントなど、このサイトでしか得られないメリットを上手くアピールしています。

読み放題になる雑誌の一部を写真付きで紹介し、ユーザーをページから離脱させないための工夫もされています。

カーチカチ！

最後に紹介するのは、広島カープの野球速報のランディングページです。ファーストビューで印象に残るキャッチコピーを配置しています。

メディアの目玉となる「試合動画コンテンツ」を最初に紹介し、ファンの心を掴んでいます。

さらにはファーム情報やグッズプレゼントなど、ファンが興味を惹くようなコンテンツが充実しており、特定のファンに向けたLPを制作するときに参考になるページです。

ランディングページを制作して情報を的確にユーザーへ伝えよう

メディア向けランディングページの最終的な目的は、新規ユーザーに登録をしてもらうことになります。メディアのようなサブスク系のサービスとランディングページは非常に相性が良いので、ランディングページでの宣伝はおすすめです。

メディアをアピールする方法は、メディアのジャンルなどによって異なるため、より集客効果の高い施策を模索しながらランディングページを制作していく必要があります。ランディングページ制作における施策の答えは決して一つではないため、色々な方法を試しながら自社メディアに合った方法を見つけていきましょう。

集客力の高いランディングページを制作するため、ぜひ今回の記事を参考にしながら施策を考えてみてください。