【担当者必見】ECサイトの運用でLINEを活用すべき理由

近年ECサイト業界ではスマホアプリでお馴染みの『LINE』が注目を集めています。LINEは家族や友達とのコミュニケーションツールとして広く認知されていますが、ECサイトの運営にも重要になりつつあります。

本記事ではECサイトにLINEを活用した方がいい理由や、ECサイトに使える機能・サービスについて解説していきます。最後に具体的な活用事例も紹介するので、ECサイト運用にLINEを取り入れてみようか検討されている方はぜひ参考にしてください。

この記事を読んだらわかること

・ECサイト運用でLINEを活用する理由
・ECサイト向けのLINE機能やLINEサービス
・LINEを活用したECサイトの事例
目 次表示
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ECサイト運用でLINEを活用する理由

ECサイト運用でLINEを活用する理由は3つです。

  • 利用ユーザーの多さ
  • ECサイトとの相性
  • 広告の開封率が高い

それでは詳しく解説してきます。

利用ユーザーの多さ

LINEの利用者は国内月間利用者数は約8,600万人(2020年9月時点)。日本の人口の約66%が1か月に最低1回はLINEを使用し、そのうち約85%が毎日LINEを利用しています。

LINEの他にもTwitterやInstagram、FacebookなどSNSツールは他にもありますが、LINEの特徴は利用者の幅広い年代層です。10代~70代にまんべんなく普及し、コミュニケーションに使われているSNSは他にありません。

つまり、LINEをうまく活用できれば、若者からお年寄りまで述べ数千万人に自社サイト・自社商品をアピールできます。

参照:https://www.linebiz.com/jp/column/technique/20190418-1/

ECサイトと相性

詳細は後述しますが、LINEには『LINE広告』や『LINE公式アカウント』などECサイトに活用できる機能・サービスがあります。

例えば、LINE広告を使えば新規顧客へ広くアプローチできますし、LINE公式アカウントで既存顧客にアプローチしてリピーターを増やすこともできます。

新規顧客の獲得、リピート率向上はまさにECサイト運営の最優先課題。集客にあまりお金をかけられない小規模な企業でも、LINEの活用でECサイトの利益を上げることができます。

広告の開封率が高い

LINE広告は、メルマガやDMよりも開封率が高くなる傾向にあります。その理由は、LINEがメルマガ・DMよりもずっとユーザーの私生活に近い距離にあるからです。

家族・友達・同僚とのコミュニケーションはもちろん、暇つぶしにLINEで漫画を読んだりゲームで遊んだり、通勤中に音楽を聴くためLINEを開くこともあります。

いつも、そばにあるLINE。LINEの通知だからこそ即確認するという人は少なくありません。

LINEは今や社会的にも権威性が高い会社です。2021年3月にはヤフーと経営統合することも予定されていますし、ブランドイメージが損なわれることなく顧客ロイヤリティを向上させられるとなれば、ECサイトでLINEを使わない手はないでしょう。

ECサイトに活用できるLINEの機能

LINEが提供する機能・サービスは約40種類ありますが、そのなかで主にECサイト活用に向いているのは以下の4つの機能・サービスです。

  • LINE公式アカウント
  • LINEショッピング
  • LINEミニアプリ
  • LINE広告

それぞれ概要を説明していきます。

LINE公式アカウント

LINE公式アカウントは企業や店舗が作成できるアカウントです。

LINE公式アカウントではユーザーと直接メッセージでやり取りできる他、トーク画面にメニューを常設表示したり、商品・サービスの画像や動画を配信できます。

今までユーザーが店舗への問い合わせていたことがLINE1つで完結するため、ECサイトを含むサービス全体の利便性が向上し、新規顧客の獲得、既存顧客の維持につながります。

また、メッセージだけでなく、タイムライン上にも広告を配信も可能です。タイムライン上で「共有」されれば、LINE公式アカウントと友達になっていないユーザーにも拡散できます。

LINEショッピング

LINEショッピングは、230以上のECショップが出店するショッピングプラットフォームです。

2021年時点で取り扱う商品総数は3億点以上。ファッション・美容から食品、本・雑誌、バイク・車用品まで様々あります。

LINEショッピング最大の特徴は、掲載店舗の商品を購入するとLINEポイントを購入金額に応じて1~20%獲得できる点です。

LINEポイントは1ポイント=1円の価値を持つもので、LINEスタンプや絵文字の購入、Amazonギフト交換やLINE証券への入金、スマホ決済サービス「LINE Pay」にチャージして現金として使用できます。

LINEショッピングを利用する際の注意点

LINEショッピングは、ユーザーとECサイトをつなぐ仲介サービスです。そのため、出店するには自社独自のECサイトやECモールの自社ECサイトが必要です。

Amazonや楽天市場のように商品を出店するサービスではないので注意してください。

なお、LINEショッピングでは出店希望の企業に対してECサイトの審査を設けています。(※審査基準は非公開です。)

LINEミニアプリ

LINEミニアプリとはLINE上で起動するダウンロード不要のアプリで、スケジュール確認や事前注文、予約申し込み、レシピ検索などが簡単にできます。

ダウンロードする手間がなく、スマホのデータ容量を消費しなため、LINEミニアプリを使用する人も増えています。

LINEミニアプリの利点は、さまざまなLINE機能と連携ができる点です。LINEミニアプリからLINE公式アカウントへの友達追加を促進できたり、取得したデータをLINE広告などに活用できます。

LINE広告

LINEの広告配信箇所は全部で11カ所あります。トークリストの最上部やタイムライン、LINE NEWSなどの広告掲載枠に配信できます。

LINE広告の強みは約8,600万人のユーザーの中から、性別、年齢、地域など属性や興味関心がある分野を絞って精度の高いターゲティングができる点です。

また、LINE関連の外部アプリにも広告を出稿できてたり、購入履歴を元に広告を配信するユーザーを選定できるため、様々な角度から広告の運用が可能です。

LINE機能を使用したECサイトの事例

最後にLINE機能を使用したECサイトの事例をみていきましょう。

アパレルブランド、インテリアショップの他、ECサイトとは異なりますがLINEミニアプリを活用した薬局の事例も紹介します。

「うちの業界じゃ使えないかな…」と悩んでいる方のヒントにもなるかもしれないので、よければ参考にしてみてください。

LINE公式アカウントを活用してECサイトへの流入率40%向上

実店舗をもたずECサイトのみでアイテムを販売するストリート系アパレルブランド「APPLEBUM(アップルバム)」。

LINE公式アカウントでメッセージを週6配信し、1日平均で友達登録したユーザーの約30%~40%がECサイトに流入する成果をあげています。メッセージの形式は商品が一目で分かるリッチメッセージです。

LINE以外にもInstagramやTwitterを利用しているため、LINE公式アカウントとメッセージの画像がかぶらないように見せ方をアレンジしています。

動画配信で売り上げ本数を3倍にしたLINE活用方法

沖縄のインテリア・家具ショップ「maxplus」は、LINE公式アカウントを使用し、商品の売り上げを3倍にしています。主な施策は、インテリア・家具の紹介を文章や画像だけではなく、動画も数多く活用した点です。

LINEの属性絞り込みをうまく活用して、ターゲットのニーズにあったインテリア・家具の魅力、使用した時のイメージ等をリッチビデオメッセージでアピール。

maxplusが過去のテレビCMを流用してリッチビデオメッセージを作成したように、素材がすでにある場合はわざわざLINE公式アカウントのためだけに動画を撮影する手間はいりません。

LINEミニアプリを使用して調剤予約が可能に

「薬局で待ちたくない」、こんなユーザーのニーズに応えるLINEミニアプリを導入したのは、全国に378店舗の薬局を展開している株式会社アイセイ薬局です。

アイセイ薬局のLINEミニアプリ「おくすりPASS FAST」では、スマホ・タブレットで撮影した処方箋を選択した薬局に送信するだけで調剤予約ができ、調剤完了通知はLINEのメッセージにきます。

このアプリがあればユーザーは処方箋を薬局に出し、調剤されるまで薬局で待つという手間・時間が省けるので、大幅に負担を軽減しました。

LINE広告とチャットボット活用でCPAが257%改善

メンズスキンケア・ヘアケア製品を販売する株式会社バルクオムは、LINE広告とLINE公式アカウントで使用できるチャットボットを活用し、CPAを257%改善させました。

主な施策内容は、バルクオムの広告をクリックすると、LINE公式アカウントへの登録を促し、LINE公式アカウントでは、会話形式で肌診断をするというものです。

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ラインとyahooは経営統合が発表され、今後様々な広告手法が出てくる可能性は高いです。事前にLINEを活用し、ユーザーの行動や属性など、データを収集しておくといいかもしれません。これからのライン広告は、目が離せなくなりそうです。
池田直樹
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まとめ:LINEを活用してECサイトの売上をアップさせよう

LINEは日本のスマホ利用者がほとんど利用しているといってもいいアプリです。

そんなLINEで広告、集客、サービスの提供、購入を促す等の施策を打てるとなれば、ECサイト運営者なら利用したいと思うのは当然でしょう。

LINEショッピングへの出店は審査制ですが、LINE公式アカウントは無料で作れますし、LINE広告は他のオンライン広告と比べれば安価な部類です。

ECサイトの顧客を増やしたい、コンバージョンを上げたいという担当者の方はぜひLINEの活用も検討してくてみださくい!

この記事のおさらいポイント

・LINEはECサイトの集客や販促に使える
・LINE公式アカウントで顧客との接点を増やせる
・LINEショッピングは自社ECサイト必須
・既存サービスはLINEミニアプリに転用可
・LINE広告でLINE公式アカウントに呼び込む施策が有効
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