コーポレートサイトで他社と差をつけるコンテンツ紹介

コーポレートサイト制作をする際に、必ず頭を悩ませるのが『どのようなコンテンツを載せるか』という問題です。多くの企業は、会社情報や製品・サービスなど基本的な情報のみを掲載して終わってしまうケースも少なくありません。しかし、ネット上には同業種の競合サイトも多いため、コーポレートサイトで自社の色や魅力・強みを出して差別化していく必要があります。

そのためには、絶対にコーポレートサイト に必要な基本コンテンツの他に、プラスαのコンテンツで企業の魅力を引き出すことがとても重要なのです。今回は、自社の魅力を引き出し他社と差をつけていくためのコンテンツと、コーポレーサイトに必ず入れたい基本コンテンツを紹介していきます。

この記事を読んだらわかること

・コーポレートサイトに必須な7つのコンテンツ
・コーポレートサイトで他社と差別化する方法
・企業の魅力を引き出せるおすすめコンテンツ
目 次表示
WEBコンサルタントのご紹介
弊社は、上場企業も含め120社以上のコーポレートサイト制作に携わってきました。
コーポレートサイトは、企業の特徴を魅力的に伝えながら、目的に適したサイト制作が必要です。
弊社は、初めてコーポレートサイトを作る方やリニューアルを考えている方など、幅広いお客様への制作に対応できますので、お気軽にご相談ください!

コーポレートサイトに入る基本的な7つのコンテンツ

まずは、コーポレートサイトとして成り立たせるために、最低限用意しておく必要があるコンテンツです。以下の7つのコンテンツはどのコーポレートサイト にも必ず入っていて、企業の情報を正確に伝えるために重要なものです。

会社概要

会社概要は、Web上での『会社の名刺』とも呼ばれるほど信頼性に関わるコンテンツです。様々なステークホルダーが会社の情報を知るためにアクセスするので、見やすく正確な必要があります。

まずは以下の6つの情報は必ず盛り込みましょう。

  • 会社名(正式名称)
  • 代表者名
  • 所在地(本社と事業所の住所)
  • 事業内容
  • 資本金
  • 設立

これ以外に、以下のような情報を掲載すると、より信頼性の高いコンテンツになります。

  • 電話番号
  • 受付時間
  • 従業員数
  • 売上高
  • 主要取引先
  • 取引銀行
  • 許可・登録・免許

サービス・商品説明

会社の基本情報だけを掲載していても、『どのような事業を展開しているか?』がわかりません。顧客を獲得して事業拡大していくためにも、サービス・商品説明は充実させたいページの一つです。

ここでは、自社の商品やサービスの特徴・詳細なスペック・他社との差別点などを記載し、問い合わせにつながるような構成やデザインを意識して制作していくことがポイントです。また、サービス・商品の導入方法や導入後の流れなどを掲載していくとコンバージョンにつながりやすくなります。

お知らせ・新着情報

日々業務を行なっていく中で、新商品・サービスのリリースや採用基準の変更、新事業所の開設やキャンペーンの告知など様々な変化があります。そういった変化をステークホルダーに素早く伝えていくのが、『お知らせ・新着情報』です。

このコンテンツは一般的にTOPページのコンテンツの一部で設けるのが効果的で、まめに更新することでスムーズな事業運営となるだけでなく、信頼性の高さを獲得することもできます。

採用情報

社風に会った有能な人材を採用するためには、採用情報を充実させなければなりません。

求職者の多くはリクナビ、マイナビなどの求人サイトを通してコーポレートサイトに訪れます。
自社に興味を持ってくれた見込みのある求職者のために、社風や仕事の仕方、社内の雰囲気や設備など、求人サイトではわからない魅力を伝えていく必要があります。

ただし、コーポサートサイトは求職者以外も訪れるサイトなので、採用情報に関しては、コーポーレートサイト内ではなく、別に『採用サイト』を設けてもいいでしょう。その際は、求職者のみをターゲットに構築したサイトを、コーポレートサイトの採用情報ページからリンクして誘導していきます。

よくある質問

よくある質問をサイト内に設置しておくだけで、ユーザー満足度アップに繋がるだけでなく、電話やフォームからの問い合わせ件数を削減することができ、業務の効率化を図ることもできます。

『よくある質問』を作成する際には、ユーザーが質問してきそうな内容を予想してもいいですが、実際にお客様からいただいた相談を質問に入れるとさらに効果的です。

代表者メッセージ

代表者メッセージは、コーポレートサイトの中でもアクセス数が多いコンテンツです。特にその企業に何らかの形で関わりを持っていたり、これから関わりを持とうと思っているステークホルダーが高確率で見ているので、できればけいし

また、企業の代表者が顔を出して、会社設立の思いや事業の方向性を知らせることでより安心感や信頼感を得ることができますし、現社員への共有としても活用することができます。

お問い合わせフォーム

『お問い合わせフォーム』は、サービスや商品に興味を持ったり、求職者やメディア関係者など様々なユーザーが使用するコンテンツです。

『問い合わせフォーム』を作成する際は、問い合わせ内容が明確になるようにカテゴリー分けしたり、スマホに最適化するなどしてユーザビリティを向上しましょう。カテゴリー分けされていると問い合わせ内容をデータ化しやすくなるため、サイトや事業の改善点を見つけやすくなります。

コーポレートサイトは基本的なコンテンツだけでは足りない

ここまでコーポレートサイトに必要なコンテンツを紹介してきましたが、実際はこれらの情報だけでは企業の魅力を伝えるのに不十分です。なぜなら、基本情報とはその企業にしかない『色』を伝えるものではなく、単に特徴を示す情報に過ぎないからです。

また、今やほとんどの企業がコーポレートサイトを持つようになったため、基本情報だけでは差別化を図れなくなっているのもその原因の一つです。

そのため、コーポレートサイトで自社でしか出せない『味』はプラスαのコンテンツで出していくことが重要。次の項から、企業の魅力を伝えるためのコンテンツを紹介していきます。

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コーポレートサイトは店舗と同じで、看板を掲げているだけでは意味がありません。
訪れた人に有益な情報や自社に興味を持ってもらえるようなコンテンツを配信・発信していく必要があります。
池田直樹
ZERO式コーポレートサイト制作はこちら

企業の魅力を伝えられる独自のコンテンツ

ここからは、企業のブランディング・商品やサービス・社内の様子など、それぞれの魅力を伝えるためのコンテンツとして参考になるものをジャンルごとに紹介していきます。

企業の特徴や強みを訴求するコンテンツ

まずは企業の特徴や強みを伝えていくコンテンツです。

会社概要で特徴などは紹介されますが、実際、それだけでは味気ないものです。特に、BtoB企業であれば一般的にも認知度も低いので『どんな企業なのか』がイメージしにくい傾向があります。そこで、企業についてしっかり理解してもらい親しみを持ってもらうためのコンテンツが必要になります。

企業の歴史を伝えるコンテンツ

https://www.wealthnavi.com/history

同じような内容になりがちな会社情報とは違い、『企業の歴史』はその企業独自のコンテンツになります。100社の企業があれば100通りの歴史があるため、以下のように『企業の過去と未来』をステークホルダーに伝えながら、他社との差別化を図り親しみを持たせることができます。

  • その企業を発足するに至った経緯は何か?
  • どのような過程を経て現在の事業形態に至ったか?
  • 今後目指しているものは何か?

例として紹介するWealth Naviでは、創業者が企業を設立するに至った経過や『社会に新しい金融インフラを作りたい』という思いの原点、これから企業が向かっていく未来をコンテンツ化しています。そして企業の歴史ページからシンプルでわかりやすい時系列を使い、各コンテンツへ誘導できる仕組みづくりをしています。

企業の特徴や強みを「数字で解説する」コンテンツ

https://www.hitachi-hightech.com/jp/about/data/

企業の特徴や強みは、言葉で説明されるより数字やグラフなど視覚化することで、誰でも直感的にわかりやすい内容にすることができます。ただし、数値が大きければ大きいほどステークホルダーにインパクトを与えられるコンテンツにできる一方で、ここで盛ってしまうと一気に信用を落としてしまうことにもなりかねません。ここで紹介する情報は、自社のデータを正確に掲載するようにしましょう。

このケースで成功している日立のコーポレートサイトはとてもいい例で、企業の技術力・製品力や社会貢献度、グローバル展開度などが数字で掲載されているので、より直感的に理解できます。

企業の魅力を1ページに凝縮したコンテンツ

http://mwcc.jp/company/three_minute.html

特に自社の事業についての社会的認知度が低い場合は、企業の考え方や事業内容をそれぞれのコンテンツに分散してしまうより、1つのページにまとめる方が効果的です。

上記のMicrowave Chemicalでは、一見難しそうな事業内容やそれによって得られるメリットを『3分でわかる』というキャッチコピーの元、親しみ深いゆるキャラやイラストと共に、簡潔でわかりやすく紹介しています。このように難解な事業形態でも1ページで流れを作ってまとめることで、より特徴や強みを理解しやすくなります。

選ばれる理由を紹介するコンテンツ

https://www.mitsubishi-home.com/kodawari/

企業の特徴や強みはただ並べ立てて説明しただけでは魅力が伝わりません。「同業者も多い中、なぜお客様は自社を選ぶのか?」を論理的に解説することで、他社との差別化を図り顧客に信頼や安心感を与えることができます。

例えば上記の三菱ホームでは、顧客に提供できる自由性や技術力・サポート力や総合力などを掲載しながら、どのようにしてお客様の希望を叶え、安心して利用してもらえるかを紹介しています。

商品・サービスの魅力を高めるコンテンツ

続いて、商品・サービスの魅力を高めるコンテンツです。

多くのコーポレートサイトで、ただ商品・サービスについて説明するケースも多いですが、それだけでは魅力が伝わりきれません。お客様の声を活かしたり技術力やサービスの高さを裏付けるコンテンツがあることで、信頼や安心・サービスの魅力をさらに高めることができます。

お客様の声を生かしたコンテンツ

https://go.chatwork.com/ja/case/?click=header-navi

商品やサービスを提供する企業側と実際に利用したお客様とでは、その魅力の感じ方が違うケースがあります。そこで、お客様の声を活かして商品の魅力を伝えていくコンテンツがおすすめです。

上記のChatWorkでは、サービスを実際に利用した企業を取材し、インタビュー形式で導入事例などをコンテンツ化しています。また、企業規模や利用目的などをそれぞれカテゴリー化しているため、見込客が自社の状況に合わせた事例を探すことができます。このように、実際の導入事例をいくつも検証することで、自社の導入後の状態をイメージすることができるのです。

この他に、著名人から推薦をもらい紹介することで、より信頼度を上げることもできます。

技術力やサービスの高さを裏づけるコンテンツ

https://www.tokaibane.com/products

似たような商品・サービスが多い中、『自社の商品を自信をもってオススメできる理由』を技術力やサービスの高さを保証することで、顧客に利用する安心感や信頼感を与えることができます。

例えば上記の東海バネでは、以下のような訴求をコンテンツ化することで他社との差別化を図り、自社商品を利用してもらう理由を明確にしています。

  • オーダーメイドバネが他のバネに比べてどのくらい耐久性があるのか?
  • 幅広く対応可能な成形条件
  • 手作りによる対応力の高さ
  • 高度な技術・研究によって利用可能な環境の幅広さなど

社員の姿から企業の魅力を強化するコンテンツ

最後に、社員の姿から企業の魅力を紹介していくコンテンツです。

社員の姿をコーポレートサイトにコンテンツとして載せることで信頼感や親近感を獲得し、『この企業に任せたい』『この人と一緒に働きたい』と感じてもらうことができます。それにより、問い合わせ件数や採用件数増加を期待することが可能です。

働くイメージを想像させるコンテンツ

https://shochu-saiyo.com/

採用面では、社員の顔を前面に出すことで働くイメージを想像させることが可能です。

例えば上記の商工中金では、社員が勤務している姿をスライドショーで前面に出しています。また、求職者にとって入社後の上司に当たる社員や職員のインタビュー・1日の仕事の流れなど、写真を使ってわかりやすく紹介されています。社員の勤務中の表情や状態を見ることで実際に採用された後のイメージが湧きやすくなり、親近感も持てるのでエントリー数アップにも繋がります。

社員の日々の仕事を伝えるコンテンツ

https://jobs.freee.co.jp/recruitblog/

前述したように、社内の様子を体系的に紹介していく見せ方もありますが、社員がブログで日々の業務や社内雰囲気を更新することで、求職者に親近感や信頼性をアプローチする方法もあります。

上記のfreeeでは求職者用の『採用ブログ』を設置していて、社員が技術やサービスに関連する情報・社内情報など様々なコンテンツを提供しています。『freeeについて』『新卒採用』『中途採用』『イベント』などカテゴリー別に振り分けることで、求職者が自分に合った情報を見つけることができます。

まとめ:独自のコンテンツで競合との差別化を図ろう

このように、コーポレートサイトには基本的な情報も不可欠ですが、競合他社との差別化を図っていくために独自コンテンツを入れ、企業の色を出していく必要があります。自社の色を出すことで、サイトの本来の目的も達成できるようになります。

もし他社との差別化をどうすればいいかわからない場合は、まずサイトの目的に立ち返ってその目的達成のためにターゲットに伝えるべき魅力をピックアップしてみましょう。プロへの依頼も視野に入れながら効果的に制作していくことで、思いもよらなかったビジネスチャンスに繋がっていくはずです。

この記事のおさらいポイント

・コーポレートサイトには基本的な7つのコンテンツを入れる
・基本情報以外に、企業の魅力を伝える独自コンテンツが必要
・目的やターゲットにどんな魅力を伝えたいかで、導入するコンテンツが変わってくる
WEBコンサルタントのご紹介
弊社は、上場企業も含め120社以上のコーポレートサイト制作に携わってきました。
コーポレートサイトは、企業の特徴を魅力的に伝えながら、目的に適したサイト制作が必要です。
弊社は、初めてコーポレートサイトを作る方やリニューアルを考えている方など、幅広いお客様への制作に対応できますので、お気軽にご相談ください!

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