オウンドメディアを成功に導くコンテンツ企画とは?コツやポイントも解説

現在、オウンドメディアは集客やブランディングなどを行うための媒体として主流ですが、他社の記事を真似たり手を加えたパクリ記事が溢れています。

Googleもアルゴリズムを複雑にし、こうした記事が上位に表示されないよう対策をしていることから、オリジナルのコンテンツ作成が重要です。

そこで今回はオウンドメディアのコンテンツ企画とは?から具体的な制作方法までを解説していきます。オウンドメディアの制作を検討している方や企画を考えている方はぜひ参考にしてください。

この記事を読んだらわかること

・オウンドメディアのコンテンツ企画とは?
・コンテンツ企画のヒントの見つけ方
・コンテンツ企画の前にしっておきたいポイント
・オウンドメディアのコンテンツ企画力を磨くコツ
・オウンドメディアはコンテンツ企画が成功の鍵
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オウンドメディアのコンテンツ企画とは?

まずはオウンドメディアのコンテンツ企画とは一体何なのかを理解しましょう。コンテンツには「中身」という意味があるので、オウンドメディアの中身である記事にどういった情報を掲載するかを企画することを指します。

このコンテンツにユーザーが興味を示さなければアクセスは集まらないので、企画次第で集客できるかどうかが変わると言っても過言ではありません。

実際にコンテンツ企画の例を挙げると、

  • 誰かに何かを訪ねるインタビュー記事
  • ユーザーの悩んでいる事柄を解決する記事
  • トレンドになっている事象をピックアップしたニュース記事

などがあります。

これらをターゲットとするユーザー層に合わせてどういった内容にするか考える工程がコンテンツ企画です。

コンテンツ企画のヒントの見つけ方

オウンドメディアは長期的に運営して始めて結果が出る媒体です。また、検索で上位表示をさせる際も一定の記事数が必要になるので、途中でコンテンツが浮かばなくなる場合があります。

そうした際に企画をするためのヒントの見つけ方を知っておくとネタ切れを起こさず、半永久的な記事の配信が可能です。ここではその方法を4つ紹介していくので参考にしてみてください。

Google検索(関連キーワード取得ツール(仮名・β版))

コンテンツ企画のヒントの中にユーザーが実際に検索しているキーワードを探すという方法があります。その際に有効なのがGoogleの検索窓を使い、サジェストキーワードを探る方法です。

サジェストキーワードとは以下のようにメインのキーワードの横に出てくるサブのワードを言います。

これらを調べていくとユーザーが何を知りたがっているのか推測が可能です。さらに「関連キーワード取得ツール(仮名・β版)」というツールを使うとより多くのサジェストキーワードが調べられます。

このように「あ」から順番にキーワードが出てくる他、後述するYahoo知恵袋や教えて!gooで質問されている内容まで一気にチェックできるので非常に便利です。

ここで出てきたキーワードの中から良さそうなものをピックアップし、実際に検索をしてみて需要があるかをチェックしましょう。関連する記事がたくさん出てくれば需要があるので、そのキーワードに沿ってコンテンツを制作します。

生活の中

日常の生活の中にヒントを得る機会が潜んでいるケースも少なくありません。例えばテレビを見ているときやSNSで友人が投稿している内容から一般の人の悩みを見つけられますし、制作したいオウンドメディアに関連する書籍を読む方法もあります。

仮にヨガに関連するオウンドメディアを制作したいとして、関連する書籍を読んで見ると、ヨガの歴史や理屈、呼吸法、基本の動きから中級、上級者向けの内容など細分化された情報が書かれているものが多いです。

これらをヒントに自社がターゲットとする層にマッチしそうな内容を見つけ、コンテンツの企画に活かします。

専門性

これは自分の持つ専門性を基にコンテンツを企画するという方法です。企業のメディアにおいて個人の専門性を活かすのは難しいと感じるかもしれません。

しかし、主婦が投稿したコンテンツがバズり話題になるケースがありますが、これは主婦ならでは観点で見た事柄をコンテンツにしているので、他の主婦の共感を得やすいのです。

そう考えると結婚している、子供がいるという専門性も武器になることに気づきます。例えば結婚する際に起きた問題、会社の人にどう報告するかで悩んだ、マンション生活の子育てで困ったポイントなど様々な事柄が浮かぶはずです。

これらは同じ境遇で悩んでいる人に響くので、自身の経験をコンテンツに生かしてみましょう。

Q&Aサイト(Yahoo!知恵袋と教えて!goo)

Q&Aサイトは多くの人が自身の悩みを相談する場であるため、サイト内を閲覧すると様々な悩みが転がっています。特にYahoo!知恵袋や教えて!gooは利用者が多いのでおすすめです。

このようにキーワードで検索したり、閲覧数や回答数の多い順にランキングも作られているので、悩みの深さ注目のされ方などから探す方法もあります。

人は自分の悩み=他人の悩みと考えてしまいがちで、自分が悩まない事柄については盲目になっている場合が少なくありません。なので、こうしたサイトの声に耳を傾けると様々なアイディアが浮かびます。

競合他社のコンテンツリサーチ

自社が目指しているオウンドメディアのテーマで検索をかけると競合他社の記事がたくさん出てきますが、それらヒントにコンテンツを制作する方法もあります。

ただ、パクリや似た内容に記事にならないように注意しなければいけません。こうした記事はGoogleからペナルティを課せられる可能性があり、オウンドメディアを運営する企業にとって非常にリスクが高いです。

なので、どんな内容の記事かをチェックし、オリジナル性のあるコンテンツを作る必要があります。他の方法に比べるとリスクはありますが、成果も出やすい方法なので内容が類似しないよう注意しつつ取り入れてみてください。

コンテンツ企画の前に知っておきたいポイント

前項ではコンテンツを企画するためのヒントを紹介しましたが、制作に入る前に注意すべき大前提があります。

これらを知っておかなければ意味のないコンテンツを増やしてしまったり、オウンドメディアの目的からブレたコンテンツになる可能性があるので覚えておきましょう。

ここでは以下の3つの前提について紹介していきます。

・コンテンツには資産化できるものとできないものがある
・ユーザーは価値にはお金を払う
・プロセス(道筋)を作る

以下でそれぞれの詳細を解説していきます。

コンテンツには資産化できるものとできないものがある

コンテンツには資産化できるものできないものがあり、成果を上げるためには資産化できるものを増やしていかなければいけません。

資産化できるコンテンツとは長期間に渡って読まれ続けるものを指し、一度作成してしまえば情報が古くなったり、使えなくならない限り集客が可能です。

逆に資産化できないものはトレンドなどの一時的なブームに関するコンテンツで、廃れてしまうと検索されなくなるため、短い期間で集客が不可能になってしまいます。

具体例を出すとマクドナルドの限定メニューは期間が終了した時点で検索されなくなるので、資産化できないコンテンツです。逆にハンバーガーに関するコンテンツであれば、この世からハンバーガーがなくならない限り検索されるので資産化ができます。

ユーザーは価値にはお金を払う

ユーザーは1つの商品を買う際にはお金を出し渋り、なかなか購入をしてくれません。しかし、そこにストーリーがあると価値を感じてお金を払ってくれます。

例えば、東京ディズニーランドに行くと普段はケチな人であってもお土産を買ってしまいます。これは東京ディズニーランドに来たという思い出を記憶だけでなく形として残したいと思っているからです。

日用品を買う時には価値を感じないためにお金を出し渋りますが、特別な場所で思い出を残す場合は価値を感じるのでお金を出してしまいます。

つまり、ユーザーは価値を感じると記事を読み、自社やその商品に対する興味を持ってくれるようになるので、コンテンツ企画も同様に価値の提供をしなければいけません。

プロセス(道筋)を作る

企画を考える前にプロセスという名の道筋を作る必要があります。プロセスがはっきりしていない状態で制作すると途中で方向性がブレてしまい、着地点から遠く離れたコンテンツになってしまうからです。

そのプロセスとは、「なぜ(Why)」→「誰に(Who)」→「何を(What)」→「どうなる(How)」という流れになっています。

例えば、「プロテインを女性にも広めたい」という題材で企画をする場合、まずはなぜそれをしたいのかという理由に当たるWhyを考えます。

仮にその答えを「プロテインのダイエット効果が知られていないから」とすると、次のWhoはターゲットにする相手になるので「ダイエット中の女性」に向けたコンテンツにするのが理想的です。

次のWhatは上記のターゲットに何を届けるかなので「プロテイン」としたい所ですが、前述したようにユーザーは価値にお金を払うことを考えると「プロテインを使用して得られるダイエット体験」がよいでしょう。

最後のHowは目標なので「女性たちの中でプロテインのダイエット効果が認知される」となり、それを達成するためのコンテンツを制作していかなければいけません。

この例題であれば、ダイエットに関する記事にプロテインの効果を絡めて紹介するコンテンツを作っていくと徐々にゴールへと近づいていきます。

オウンドメディアのコンテンツ企画力を磨くコツ

ここまでコンテンツ企画についてや注意すべきポイントなどを紹介してきましたが、難しいと感じた人もいるかもしれません。ただ、こればかりは外注してもうまくいかないので、経験を積みながら鍛えていくことが重要です。

ここではそのヒントとして企画力を磨くためのコツを紹介していきます。

・数を打つ
・必ずメモを取る
・アイディアを出し合う

数を打つ

コツといいながら身も蓋もない話ですが、やはりどんな物事も数を打たなければ感覚は掴めません。とあるメディアでも5000本という膨大な数の企画をした人がいますが、そこまでしてやっとユーザーの興味にマッチしたコンテンツが作れます。

スポーツなどと同じで、最初からいい企画が作れる人はごくわずかの限られた人たちだけです。一般的には同じ作業の繰り返しによって重要なポイント間違いに気づき、それらの改善によって結果が上向いていきます。

いきなり5000本の企画をするのは難しいですが、とにかく数多くの企画を考えて実際にユーザーに響くか検証し、その中で改善点などを見つけていくようにしましょう。

必ずメモを取る

メモを取ることで頭の中がまとまり企画に繋がるケースがあります。これは企画会議に関わらず日常の出来事も同様です。

また、人は忘れていく生き物なので、時間が立てば印象の強かった事柄も曖昧になってしまいます。なので、会議で出た話題を羅列したり、普段の会話の内容などをメモして文字に起こしておく作業が重要です。

文字にすると後から振り替えれるだけでなく、キーワードを抽出したり共通点を探すなどができます。アイディアを考える際にこうしたメモは役に立つので、普段から会話をメモする習慣を身につけ、企画力を向上させましょう。

アイディアを出し合う

企画を考える際に1人の頭で出せるアイディアには限りがあります。なので、2人1組やグループでディスカッションを行い、全く関係のない話をしてみるのも1つの方法です。

人は自分の考え方に沿わない人やその意見を遠ざけてしまいがちですが、そうした価値観の違いは自分にない視点を埋めてくれるので、くだらない、興味がないと思う事柄にも耳を傾けると企画力も磨かれます。

特に会話の中から連想するものを見つけて話題を広げる、1つの話題を深掘りして根幹にあるものを見つけるといった作業は企画に結びつきやすいのでおすすめです。

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オウンドメディアの企画は自社内で行うと、一定の工数がかかります。ノウハウがないと記事の完成度も低くなるため、社内にコンテンツマーケティングの専門家がいない場合、外部の専門家に相談し、質の高い記事を確実に投稿できる体制を整えましょう。
池田直樹
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まとめ:オウンドメディアのコンテンツ企画が成功への近道

今回はコンテンツ企画について解説をしてきましたが、これはオウンドメディアの中身である記事の方向性を決めることになるので、オウンドメディア自体の成功にも直接関係します。

企画自体が悪かったり、パクリ記事などを作ると失敗してしまうので、重要なのはコンテンツの企画力です。これを磨くにはたくさん企画する、普段の会話をメモする、アイディアを出し合うといった作業の繰り返しが必要になります。

時間もかかりますし簡単な道のりではありませんが、遠回りに見えるこの方法こそがオウンドメディア成功への近道です。ぜひ企画力を磨いてユーザーに興味を引くコンテンツを量産しましょう。

この記事のおさらいポイント

・コンテンツ企画とはオウンドメディアの記事の企画
・Google検索や日常生活、自分の専門性、Q&Aサイトなどから企画のヒントを得られる
・パクリはマイナス評価につながるので他社競合から企画のヒントを得る際は要注意
・コンテンツには資産化できるものとそうでないものがある
・企画の際には「Why、Who、What、How」の順で筋道を立てる
・企画力を磨く際には企画を数多く打ち出す、会話のメモ、ディスカッションが重要
WEBコンサルタントのご紹介
弊社は、上場企業も含め50社以上のオウンドメディア制作に携わってきました。
オウンドメディアはSEOが重要で、上位表示されなければコンテンツを配信しても意味がありません。我々は自社でもオウンドメディアを運用することでそのノウハウを蓄積し、SEOに強いオウンドメディアの戦略から運用まで提案できますので、お気軽にご相談ください!

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