オウンドメディアのサイト名を決めるポイント|正しい手順も紹介

オウンドメディアを立ち上げる際にどんなサイト名にすればいいのかは多くの人が悩むポイントです。SEOに関連するという話や長すぎると良くないなど様々な意見があるのでどうしても迷ってしまいます。

しかし、悩み続けているといつまでもサイトが完成しません。そこでこの記事ではそういった方に向けてサイト名をつけるポイントやサイト名の作り方、参考になるオウンドメディアなどを紹介し、サイト名を決める手助けをしていきます。

この記事を読んだらわかること

・サイト名をつける際の注意点【SEOのキーワード、商標確認、覚えやすさ】
・サイト名をつける手順
・サイトテーマ、ペルソナ設定について
・SEOキーワードの選定について
・サイト名には主題と副題がある
・参考になるサイト5選
目 次表示
WEBコンサルタントのご紹介
弊社は、上場企業も含め50社以上のオウンドメディア制作に携わってきました。
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オウンドメディアのサイト名をつける際注意する3つのポイント

オウンドメディアは集客を行い、ブランディングや認知度の向上に繋げるための媒体です。そのため、サイト名を決める際にも検索されるかユーザーが覚えやすいかなどを意識しなければいけません。

そこで、まずはサイト名を決める際にどういった点に注意すればいいのかを学んでいきましょう。ポイントは以下の3つです。

SEO対策で上位表示させたいキーワードを含ませる
商標上の確認
・覚えやすい名前かどうか

SEO対策で上位表示させたいキーワードを含ませる

単純にサイト名だけのシンプルなものにするのではなく、主題と副題とに分けて、副題に上位表示させたいキーワードを含めると検索されやすくなります。

例えば本サイトの正式名称は「ZEROラボ|コンテンツマーケティング×LPO対策で売れる仕組みを」です。
主題が「ZEROラボ」、副題が「コンテンツマーケティング×LPO対策」です。

「コンテンツマーケティング」と「LPO」というキーワードで上位表示を狙うために「コンテンツマーケティング×LPO対策で売れる仕組みを」という副題を設けています。

副題を決めるにはどのようなユーザー層にアプローチしたいのか、そしてターゲットがどのようなキーワードで検索をするかを考えることが大切です。

商標上の確認

サイト名の候補がいくつあがったら、その名称が商標登録されていないかを確認します。すでに登録されている名称だと後々トラブルになる可能性がありますし、運用して時間が経過した後だと後戻りもできません。

なので、事前に商標を確認して問題がなければサイト名として確定するようにしましょう。商標については以下のサイトで登録状況を確認できます。

https://www.j-platpat.inpit.go.jp

覚えやすい名前かどうか

オウンドメディアの理想は副題の検索キーワードからサイトを見つけてもらうのではなく、直接サイト名で検索をしてもらうことです。

この域に達すると業界内や市場での認知度が高いので、ユーザーも「この悩みならあのメディア」という認識ができていて、ファンになりつつあります。

そのため、覚えにくい名前は避けるほうが良く、悩んだとしても2、3回聞けば覚えられるような名前が望ましいです。

言葉の響きなども大切で、既存の言葉をもじった造語をサイト名にするケースは多いですが、聞き馴染みのない言葉だと逆に覚えにくくなってしまうので注意しましょう。

オウンドメディアのサイト名をつける手順

サイト名を決める際の注意点がわかったところで、次に名前をつける手順を紹介していきます。前述したようにサイト名はターゲットするユーザーや検索のされやすさを考えて決めなければいけません。

ここではその方法を以下の手順に沿って解説していきます。

・サイトテーマ、ペルソナを決める
・SEOで対策したいキーワードを選定する
・主題のサイト名を決める
・副題のサイト名を決める

サイトテーマ、ペルソナを決める

ペルソナとはユーザー像を意味し、仮想の性別や、年齢、職業、趣味などのパーソナル情報からターゲットとする人物像を明確化していく手法です。

例えば20代女性と50代男性ではライフスタイルや興味の対象などが大きく異なるので、オウンドメディアの目的に合わせてサイトテーマやコンテンツを決めていく必要があります。

ただ、これらはオウンドメディアの基礎になるので、サイトの名称を考える時点ではすでに決まっている可能性が高いですが、改めてどのようなサイトにしたいのか確認し、それに合ったサイト名をつけましょう。

また、その際に競合サイトがどのようなタイトルにしているのか、コンテンツから大まかなターゲット設定はどうなっているかを確認し、それを参考にするのも一つの方法です。

SEOで対策したいキーワードを選定する

サイトテーマやペルソナが決まったら次にそれを元に検索されそうなキーワードを選定し、サイトのタイトルに組み込んでいきます。

その際、サイトテーマをベースにメインのキーワードを選ぶことが大切です。

例えば「コンテンツマーケティングについて情報提供するオウンドメディア」であれば、「コンテンツマーケティング」がメインキーワードですし、「子育てをする女性のためのオウンドメディア」であれば、「子育て 女性」となります。

ペルソナ設定で年齢層やライフスタイルなどが決まっているのであれば「40代 子育て 女性」や「働く女性 子育て」など、より具体的なキーワードにするとターゲットにピンポイントで響くので効果的です。

キーワードの選定方法について詳しく知りたい方は以下の記事を参照してみてください。

参考:オウンドメディアのSEO対策は必須?重要なポイントを解説

主題のサイト名を決める

サイト名は主題と副題に分けると説明しましたが、主題となる部分は前述したSEOは考慮せず、覚えやすさに重点を置くようにしましょう。

見た目という点ではひらがな、カタカナ、英語などの表記の方法も重要ですし、響きを意識するのであれば声に出してみたり、音から連想するイメージなどを比べてみるという方法もあります。

できるだけ複数の案を出して比較をしたり、いくつかの案を組み合わせるなどすると最適なサイト名が見つかる場合もあるのでおすすめです。

副題のサイト名を決める

前述したキーワードを含めるのはこの副題です。

キーワードが「コンテンツマーケティング」であれば、本サイトの「コンテンツマーケティング×LPO対策で売れる仕組みを」、「子育て 女性」であれば「子育て女性の強い味方」のようにキーワードを盛り込みます。

この副題もサイトのイメージに関わるので、このサイトに来るとどんなメリットが得られるのか何がわかるのかなどが連想しやすいと業界内でも認知されやすいです。

こちらも複数の案を出して比較をしてみましょう。

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サイト名の主題は3〜4文字に収めると、言葉の語呂が良く覚えやすくなります。
例えば、大手メディアの食べログ、ぐるなび、ホームズ、スーモ等も3〜4文字以内です。
あまり長すぎる名前は、覚えるのに時間がかかるので、ユーザーが覚えやすい名前を意識して制作するよう心がけましょう。
池田直樹
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サイト名の参考になるオウンドメディア5選

ここでは実際に参考になるオウンドメディアを例に、サイト名やどのようなコンテンツを配信しているのかを解説していきます。

サイト名を決める際だけでなく、オウンドメディアを運営していく上でも役に立つので、各サイトをチェックしてみましょう。

名刺管理Hacks

https://meishihacks.com

「名刺管理Hacks」は名刺管理管理サービスを提供するSansan株式会社が運営しているオウンドメディアです。このサイトではビジネスマンをターゲットに自社サービスやアプリの認知を広めています。

サイトの正式な名称は「名刺管理Hacks|名刺管理で見なおす働き方改革」となっていて、含まれているキーワードはビジネスマンが困りそうな「名刺管理」です。

コンテンツの内容は自社サービスの紹介ばかりではなく、他の名刺管理サービスなども紹介し、よりユーザーに適したサービスが見つけられる内容になっています。

ニキペディア

https://nikipedia.jp

「ニキペディア」はニキビケア用品で有名なザ・プロアクティブカンパニー株式会社が運営をしているオウンドメディアです。

このサイトはニキビなどの美容や健康に関する情報を提供していて、自社商品の販売へ繋げることが目的になっています。

正式なサイト名は「ニキペディア|みんなを笑顔したい!ニキビケア応援サイト」で、「ニキビ」とインターネット百科事典「ウィキペディア」を組み合わせた造語です。

コンテンツもニキビの予防や対処方法、ニキビ跡のケア方法などサイト名が与える印象にマッチした内容になっています。

IRODORIC!

https://blog.iro-dori.net

印刷に関連する情報を配信している「IRODORIC!」は株式会社プリマリールが運営をしています。同社は印刷通販サイトを運営していて、オウンドメディアの目的は印刷を考えている人に自社サービスを利用してもらうことです。

サイト名は「彩り」をもじったものになっていて、サイトテーマも名称に合わせてカラフルな配色になっています。アルファベットを使った表記になっているのは、通販サイトが「イロドリ」なので差別化という意図があるのかもしれません。

ECサイトなどをしている場合は、オウンドメディアと別サイトの名称を似たものにすると関連サイトとアピールできますし、名前も覚えてもらいやすくなります。

FLOGGY

https://froggy.smbcnikko.co.jp

大手証券会社のSMBC日興証券株式会社が運営するオウンドメディアが「日興フロッギー」で、株に関する情報だけでなくお金や投資に関する情報をマンガなどを使って配信しています。

新規ユーザーの口座開設を目的としているオウンドメディアなので、サイトテーマは初心者にもわかりやすく、とっつきやすいイメージを与えるポップなデザインになっている点が特徴です。

サイト名は「日興フロッギー|記事から株が買える投資サービス」となっていて、主題は「お金の常識をカエル」という意味でカエルの英語訳「FROG」、副題は投資に興味を持っているユーザーが検索しそうな「株 投資」が使われています。

LoCoMode

https://www.locondo.jp/shop/contents/note/

靴やファッション関連の通販サイトを運営する株式会社ロコンドは「LoCoMode」というオウンドメディアを通じて、ファッション関連の情報を配信しています。

目的は通販サイトでの購入を促すことなので、コンテンツは季節ごとのトレンドに合った自社サイトで販売している商品情報が中心です。

サイト名の副題は「靴のことからコーディネートまでファッションのことならLoCoMode(ロコモード)へ!」となっていて、メインキーワードの「靴」「ファッション」「コーディネート」が含まれています。

まとめ:サイト名は複数案だそう

今回はオウンドメディアのサイト名の決める際の注意事項や手順を紹介してきました。名前を決める際は主題と副題とに分けて、主題は覚えやすさを重視したものにし、副題には検索されるキーワードを含めることがポイントです。

また、商標登録されていないかを確認して後々のトラブルを回避することも忘れてはいけません。

キーワードはサイトのテーマやペルソナに沿って決める必要があるので、まずはオウンドメディアの目的とターゲットを明確にし、検索されやすいサイト名をつけましょう。

そのためにも先に複数の案を出し、覚えやすさや検索のされやすさを比較して最適な名前をつけることが大切です。

この記事のおさらいポイント

・サイト名は主題と副題に分けて決める
・主題は覚えやすさを重視し、副題には検索キーワードを含める
・サイト名を決める前に商標登録されていないか確認する
・検索キーワードはペルソナとサイトテーマに沿って決める
・サイト名は複数の案を出して比較検討する
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