オウンドメディアのPV数が伸びない原因は〇〇?PV数を伸ばす施策も紹介

集客やブランディング、人材採用などを目的としてオウンドメディアを利用する企業は増えていますが、思うようにPVが伸びず困っているケースもよく見受けられます。

オウンドメディアはひたすらコンテンツを配信し続ければ自然とPVが伸びていくと考えている人もいますが、実際にはそうではなくSEOを意識したコンテンツの制作などが必要です。

今回はこうしたPVの問題で困っている人向けにPVが伸びない原因とその改善方法などを解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読んだらわかること

・オウンドメディアのPV数が伸びない原因と改善方法
・キーワード対策の方法
・記事テーマと記事設計のやり方
・オウンドメディアの回遊施策
・PV数の伸ばし方【記事数、文字数、量産体制、流入経路、記事の質、内部リンク】
・オウンドメディアはPVが全てではない
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WEBコンサルタントのご紹介
弊社は、上場企業も含め50社以上のオウンドメディア制作に携わってきました。
オウンドメディアはSEOが重要で、上位表示されなければコンテンツを配信しても意味がありません。我々は自社でもオウンドメディアを運用することでそのノウハウを蓄積し、SEOに強いオウンドメディアの戦略から運用まで提案できますので、お気軽にご相談ください!

オウンドメディアのPV数が伸びない原因

まずは多くの人が気になるPVが伸びない原因について解説をしていきます。

PVを伸ばす際はそれぞれの原因を突き止め、正しい対策をしなければいけません。ここではその原因を1つ1つ解説していくので、すでにオウンドメディアの運用をしている方は対策ができているかチェックしてみてください。

キーワード対策ができていない

PVが伸びない原因の1つにキーワード対策ができていないことが挙げられます。キーワード対策とはユーザーがGoogleなどで検索をする際に使うキーワードを正しく理解できているか、そしてそれを記事に反映できているかということです。

キーワード選定

PV数を上げるにはユーザーが検索するキーワードをしっかりと見定める必要があります。これはどんなに良質なコンテンツを作ったとしてもキーワードがマッチしていなければユーザーがその記事にたどり着かないからです。

では、どのようにして検索キーワードを見つければいいかというとGoogleのキーワードプランナーなどを使い、キーワードそれぞれの検索ボリュームをチェックします。

検索ボリュームとはどの程度検索されているかを示す数値で、少なくともボリュームが1000以上のキーワードを使ってコンテンツを制作すれば自ずとPVも増えていくでしょう。

但し、1万や10万など検索ボリュームの大きいキーワードを使うと競合が強いため、上位表示されにくいというデメリットがあります。なので、最初は10〜1000程度の検索ボリュームが少ない、もしくは中程度のキーワードを狙うのがおすすめです。

キーワードに沿った記事

上述したキーワードが選定できたらそれを記事にも反映させなければPV数は伸びません。キーワードは主にタイトル見出し文章の中にも必要な範囲で入れ込んでいきます。

但し、無理に入れすぎると逆に読みにくくなり、検索エンジンからマイナス評価を受けてしまうので、適度なバランスを考えることが大切です。

記事のテーマが統一されていない

各記事のテーマがバラバラというのもPVが伸びない原因の1つです。テーマが統一されていないとSEOの効果も低くなる他、ユーザーの層もバラバラになることから検索エンジンの評価も中途半端になってしまいます。

例えばエンジニア向けのコンテンツにするのであれば、プログラミングのスキルに関するテーマやエンジニアの平均給与、1日の働き方などの情報を配信すべきです。

そこへ「SEO」のような関連性がなく、ターゲットとするユーザーも興味のないコンテンツを配信するとマイナスになります。あくまでも狙っているユーザー層が知りたい事柄を基準に統一されたテーマのコンテンツを制作しましょう。

記事の設計ができていない

記事の設計とはコンテンツを制作する際の構成を決めるという意味で、主に見出しが適切に使われていることが重要です。

見出しとは<h2>や<h3>などのHTMLタグを利用して表示するもので、h2が一番大きい大見出しとなり、以降h3、h4と数字が小さくなるごとに中見出し、小見出しと大きさが小さくなります。

そのため、小見出しや中見出しの下の階層に大見出しがあるのは間違いです。非常に些細なミスですが、記事の設計はSEOの7割を占めると言われるほど重要なポイントなので、ここを間違えてしまうとPV数が伸びない原因となります。

オウンドメディアの回遊施策ができてない

記事の回遊施策とはユーザーがサイト内を回遊しやすいように他の記事のリンクを貼るなどして、サイト内に滞在する時間を長くする施策です。

これにはサイドメニューなどにおすすめの記事や人気の記事のリンクを貼ったり、記事の内容の補足説明のために内部リンクの設置他サイトからの引用などを行います。

滞在時間の長さは検索エンジンの評価にも影響しますし、これが不十分だと1つの記事を読んだだけでユーザーに離脱されてしまうので注意が必要です。

記事が読みにくい

読みにくい記事はSEOの面で見ても不利に働きますし、何よりもユーザーがファンになる確率が低いです。PV数を増やすには検索エンジンからの流入を増やすことも大切ですが、何度も読みに来てくれるリピーターの育成も重要になります。

そのためにもわかりやすい表現にしたり、文章中の誤表記や文章がただの羅列になっていないかの確認、初心者にも理解できるように書くなど、読み手のことを第一に考えた記事を作成しなければいけません。

記事の専門性・網羅性が低い

後述するオリジナリティのあるコンテンツを除けば、専門性や網羅性が低いコンテンツは検索エンジンで上位表示されにくくなるので注意が必要です。

専門性とは内容の深さや濃さを意味していて、誰でも知っている内容の記事には専門性はなく、読み手も興味を引かれません。例えば何かしらのツールに関する記事を一切使ったことがない素人が作成するイメージです。

そのため、記事の執筆者は人に説明ができる程度には内容を理解しなければならず、無知な人に記事を書かせてはいけません。

次に網羅性とは特定の記事を読めば必要な情報が全て得られるかということで、ツールに関しての記事を書くなら有料か無料か、価格はいくらか、導入方法はどうするのかといった情報が必須です。

知りたい情報が乗っていなければユーザーはすぐに他のサイトへ言ってしまいますし、企業の信用度にも悪影響を及ぼします。これはイメージを大切にしている企業やブランディングを目的にしているサイトには致命的なので特に気をつけましょう。

オリジナルコンテンツではない

現在、オウンドメディアはたくさんあり、内容が類似している記事も多いため、専門性や網羅性だけを意識してもPV数は増加しません。そこで重要になるのがオリジナルコンテンツの制作です。

オリジナルとは他のオウンドメディアにはない情報を記載するということですが、難しく考える必要はありません。専門性や網羅性を意識した記事に自身の経験を盛り込むだけでオリジナルコンテンツが完成します。

もちろん、自身だけが知っている情報があればそれをコンテンツに反映させるのが1番ですが、難しければ自身で体験した内容をシェアする記事を作りましょう。

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ドメインのパワーもPV数に影響しています。
過去に弊社では、パワーが弱いドメインと強いドメインを使用して、同じような内容の記事を10記事ずつ配信する実験を行いました。結果は、パワーが弱いドメインは1ヶ月たってもPV数が0、強いドメインは1ヶ月経過してPV数85でした。
上記から言えるように、一概に記事だけの問題ではなくドメインも大きく関わってきます。
ドメインのパワーを強くしたい場合は専門家に相談してみてください。
池田直樹
ZERO式オウンドメディア構築・支援はこちら

オウンドメディアのPV数を伸ばす方法

PVが伸びない原因がわかったところで、次にPVを伸ばすために何をすべきかを学んでいきましょう。

前述した原因の解消と合わせ、ここでは今すぐ取り組めるものにフォーカスしてその方法を紹介していきます。

記事数、文字数を増やす

PVを伸ばす際に記事の数は非常に重要になります。これはSEOにも影響を与えますが、それ以上に、極論を言うと10PVの記事が100本あれば1000PVの獲得ができるからです。

また、記事の数だけでなく1記事あたりの文字数も多くしていきます。文字数自体は検索順位に影響しないと言われていますが、ユーザーを満足させる内容の濃い記事を作るには文字数が不可欠で、クオリティが高ければ上位表示される可能性も高くなるからです。

それぞれの目安は文字数が5000字以上記事数は50記事以上です。専門性や網羅性を意識しながら記事を制作し、それを量産していくとPV数も伸びていきます。

量産できる体制を整える

前述した文字数のある記事を量産するためには、それを可能にする体制作りをしなくてはいけません。記事を制作するにはキーワードの選定から記事の執筆校正と複数の行程があります。

全て自社で行うのであれば担当者の選定と作業の割り振りを行い、コンスタントに記事が配信できる体制が必要ですし、外注をする場合も依頼する範囲や窓口を決めてやり取りをしなければいけませんし、予算の管理も大切です。

このような体制が整っていなければ途中で計画倒れしてしまうので、社内のリソースを把握した上で計画性を持って進めなければいけません。

流入経路を増やす

ここまで話してきたPVを増やすための方法は検索エンジンからの流入に限ったものでしたが、他にもSNSを活用したり、HPや他のメディアサイトなどにリンクを貼り流入経路を増やすのも1つの手段です。

リンクは自社のサイトだけでなく、他社のサイトにも貼ってもらうとより多くの人に情報を届けられるので、知人などを通じて外部のサイトにもリンクを貼ってもらうようにしましょう。

また、SNSも若い世代はよく利用するので、企業の公式アカウントを作成してオウンドメディアと合わせて情報配信をするのもおすすめです。

質の高い記事を書く

これはPVが上がらない原因のところでも述べたようにユーザーに気づきを与える満足度の高いコンテンツを作ることが大切です。

そのためには内容の濃さを表す専門性と全ての情報が1つの記事に集約されているという網羅性、さらにユーザーから信用される内容でなければいけません。

ユーザーの信用を得るには専門家に直接インタビューをしたり、セミナーに参加するなどして知識を得たり、ユーザーが検索しそうなキーワードで上位表示されるサイトから情報収集する必要があります。

手間がかかりますが、こうした努力をしていくとユーザーが知りたくなるような良質な記事書けるようになるので努力を怠らないようにしましょう。

内部リンクを貼る

こちらもすでに説明しましたが、自社オウンドメディアにたどり着いたユーザーはコンテンツのテーマに関連する情報を知りたがっている人なので、他の記事にも興味を持つ可能性が高いです。

なので、サイトから離脱させないように内部リンクを活用して他の記事に移動しやすくなるよう導線を作らなければいけません。サイト内を回遊させるとPVは伸びますし、ユーザーがファンになる確率も高まります。

ただ、関連性のないリンクだと逆効果になってしまうので、コンテンツテーマの統一や関連のある記事を優先的に表示するといったサイト設計が大切です。

オウンドメディアはPV数だけ追いかけても失敗する

ここまでPVが伸びない原因やPVの伸ばし方について解説してきましたが、オウンドメディアはPV数だけを追いかけても成果は出ません。

PV数というのはあくまでどれだけの人がサイトを見てくれたかという指標でしかなく、オウンドメディア本来の目的ではないからです。

例えば売上増加を目的としているなら、アクセスしたユーザーのうちどれだけの人が商品購入に至るのか、人材採用であれば企業が求めている人物像に近人でエントリーをする人はどれくらいかが大切になります。

そのためにも信用度の高いコンテンツを配信し、ファンやリピーターを増やしていかなければいけません。

また、良質なコンテンツを作るために外注をするというのも1つの手段ですが、これでPVが伸びたとしても売上やエントリーにつながらなければ意味がないので、費用対効果を考えて運用していく必要があります。

まとめ:オウンドメディアのPV数はあくまでも指標

今回はPVに関する内容を解説してきましたが、PVが伸びないのはキーワードの選定と活用ができていいない、記事の設計回遊施策が不十分、記事が読みづらく、専門性、網羅性が低い、オリジナルコンテンツではないことが主な原因です。

PVを伸ばすには記事数と文字数を増やし良質なコンテンツを制作する、そのための量産体制の整備、流入経路の増加、内部リンクによる回遊施策が必要になります。

ただ、PV数は指標の1つでしかなく目的ではないので、オウンドメディア立ち上げ時の本来の目的に沿ってファンリピーターになってくれるユーザーを増やしていくことが重要です。

過度にPV数に固執するのではなく、目的の達成に必要なユーザー層に対するコンテンツを配信していきましょう。

この記事のおさらいポイント

・PV数が伸びないのはキーワードの選定やコンテンツへの反映ができていない
・SEOに適した記事設計やサイト内を回遊させる施策も重要
・記事の読みやすさに注意し専門性、網羅性の高い記事を書く
・5000文字以上の記事を50記事以上制作するとPV数が伸びる
・外注なども考慮し良質な記事の量産体制を作る
・PV数は指標の1つでしかないのでオウンドメディアの目的に沿ったコンテンツを作る
WEBコンサルタントのご紹介
弊社は、上場企業も含め50社以上のオウンドメディア制作に携わってきました。
オウンドメディアはSEOが重要で、上位表示されなければコンテンツを配信しても意味がありません。我々は自社でもオウンドメディアを運用することでそのノウハウを蓄積し、SEOに強いオウンドメディアの戦略から運用まで提案できますので、お気軽にご相談ください!

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