「ホームページ」は、いくつかのページにまたがって情報を掲げたページのことです。「あるサイトにアクセスしたとき、最初に表示されるモノ」と以前は解釈されていましたが、時代とともに意味が変化しています。
仮想通貨におけるホームページの役割は仮想通貨の信頼感・安心感を上げることです。また、仮想通貨がどのような仕組みになっているのかをユーザーに知ってもらう役割もあります。
この記事では、仮想通貨系ホームページを制作するにあたり重要なポイントを4つ紹介します。マーケティング戦略やホームページ制作で参考になるサイトも解説するので最後まで読んでみてください。
この記事を読んだらわかること
・ホームページ制作にあたって重要な4つのポイントについて
・仮想通貨系ホームページに入れたいコンテンツ
・仮想通貨系ホームページの制作費用相場について
・ホームページ制作後に実施したいマーケティング戦略
・ホームページ制作で参考にしたい3つのサイト
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仮想通貨におけるホームページの役割って何?
最初の章で紹介するのは、仮想通貨系ホームページの役割についてです。ホームページの目的といった基礎的な内容も紹介していきます。
ホームページと似たモノに「ランディングページ(LP)」がありますが、LPは1ページ内にアピールポイントを羅列し、ページの最後で問い合わせや申し込みしてもらうことが目的です。
一方のホームページは仮想通貨の投資家からアクセスし続けてもらうことを目的としています。LPとホームページを混同しないよう、ホームページがどんなモノかを理解しておきましょう。
①仮想通貨の信頼感・安心感を上げる
仮想通貨系ホームページで最も重要な役割は『仮想通貨の信頼感・安心感を上げること』です。ユーザーに安心して取引をしてもらえるようにホームページを作り込みましょう。
仮想通貨は実体がなく、株取引のように不透明なモノです。加えて仮想通貨は過去にハッキングなどの事件が起きたこともあります。そのため、いかにユーザーへ安心感を与えられるかが鍵です。
②『どんな仮想通貨なのか』をユーザーに知ってもらう
仮想通貨の信頼感・安心感を上げることと並ぶくらい重要な役割が『どんな仕組みの仮想通貨なのかを知ってもらう』ことです。
仮想通貨にはビットコインやイーサリアムなどの有名なモノから、歯科医療に特化した仮想通貨であるデンタコインなどのマイナーなモノまでさまざまな種類があります。
特に仮想通貨は普通の商品やサービスとは一線を画しており、あまり馴染みのないサービスなので、説明ページや解説ページを必ず作るように心得ておきましょう。
仮想通貨系のホームページを作る時に重要な4つのポイント
前章では仮想通貨系ホームページの役割を紹介しました。続いて、仮想通貨系ホームページ作成にあたって重要な4つのポイントについて紹介します。
トークンの発行方法やマイニングの有無、仮想通貨の仕組みなど具体的な内容についても解説するのでチェックしておきましょう。
①仮想通貨系ホームページは『仮想通貨の仕組み』がメインコンテンツ
仮想通貨系ホームページのメインコンテンツは『仮想通貨の仕組みを紹介すること』です。一口に仮想通貨と言ってもその種類はさまざまあり、種類によって仕組みも異なります。
ホームページに訪れるユーザーの大半は、『この仮想通貨ではどのような仕組みを採用しているのだろう』という疑問を抱いてホームページにアクセスしています。
そのため、総発行枚数が何枚なのか、何を目的としてプラットフォームが開発されたのかなど、ユーザーの疑問が解決できるようにコンテンツを作ることが大切です。
②仮想通貨の強みや重要ポイントはページを分けてわかりやすく
参照:https://kyvalion.io/jp/
紹介する仮想通貨が持つ独自の強みや他の通貨と何が違うのかというコンテンツは、強調させるためにページを分けて用意するのがおすすめです。
Webページやホームページは紙媒体のチラシと違って、案内全体を一度に視野へ収めることができません。そのため、強調させたいコンテンツに関してはページを分け、一目で情報が視認できるように整備しておくことが重要です。
③トークンの発行方法やマイニングの有無もしっかり記載する
参照:https://kyvalion.io/jp/k1003/
仮想通貨系のホームページのなかに、トークンの発行方法やマイニングの有無もしっかりと記載しておきましょう。
トークンには「カレンシータイプ」や「ユーティリティタイプ」などいくつかの方法が用意されているので、どの方法を採用しているのかを明記しておきましょう。
また、マイニングは個人で行うにはハードルが高いものの、グループ単位で取り組んでいる所もあるため、マイニングの有無を記載することで企業にアピールすることが可能です。
④取り扱いしている仮想通貨取引所への案内も忘れずに
参照:https://ethereum.org/en/get-eth/#country-picker
仮想通貨のなかにはホームページのなかや独自のウォレットを使用して取引できるように整備されているモノもありますが、仮想通貨取引所で取り扱われている場合は導線を設けておくと親切です。
仮想通貨取引所のメリットは、さまざまな方式で仮想通貨が購入できることや、手数料を安くできることです。一方、独自のウォレットを使用する取引にはカウンターパーティーリスクを抑えられるメリットがあります。
独自のウォレットと併せて仮想通貨取引所への導線を設けておくことで、ユーザーは自身に合った取引方法が選択できます。
ホームページ制作で入れると良いオススメのコンテンツ
ここまで、ホームページ制作時における重要な4つのポイントを紹介しました。続いて解説したポイントにプラスすることでより効果が期待できるコンテンツを紹介します。
前章は基礎的な内容でしたが、この章は応用的な内容です。よくある質問や仮想通貨の沿革など、ユーザーに寄り添った内容を付け加えましょう。
仮想通貨の沿革
参照:https://kyvalion.io/jp/
「沿革」とは、物事の移り変わりや今日までの歴史を表したモノです。「仮想通貨がどういう経緯で誕生したのか」「現在どの程度の人が使っているか」などを記載しましょう。
仮想通貨は新興産業であり、世間にはまだ馴染みの薄いジャンルのひとつです。そのため、経歴を掲載し、初見のユーザーにもどのような仮想通貨なのかが分かるようにしておくのが大切です。
サポーター・フォロワー一覧
参照:https://kyvalion.io/jp/
サポーターやフォロワーは、他の業種で言うところのお客様の声やスタッフ紹介にあたります。実際にどんなスタッフが開発に携わったかを掲載することで信頼度を向上させられます。
加えて、実際に仮想通貨を利用している人を紹介したり、体験談を掲載したりすることで、ユーザー目線での訴求も行えるのもポイントです。
仮想通貨は世間的に見てまだ馴染みが薄く、抵抗感を持っている方も多く見受けられます。そのため「実際に利用している人がいる」ことを明確にするだけでも安心感が与えられます。
よくある質問(Q&A)
参照:https://bitcoin.org/ja/faq
ホームページの利便性を向上させるために、ユーザーから過去にあった質問や問い合わせ頻度の高い内容への回答を掲載しましょう。
また、『仮想通貨とは何か』などの簡単な質問なども、Q&Aのコンテンツを見るだけで解決できるようにしておくとより親切です。
仮想通貨系ホームページ制作の相場・料金とは?
この項目では仮想通貨系ホームページの制作費用や一般相場を紹介していきます。小規模なモノと中規模なモノに分けて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
小規模なホームページの場合
問い合わせメールが送信でき、かつシンプルで簡単な構造をした仮想通貨系ホームページやコーポレートサイトの制作費用相場は50~100万円です。
ページ数は10ページ程度で、ホームページとして最低限必要なシステムのみが組み込まれています。新しく開業する場合は小規模のホームページからスタートしましょう。
中規模なホームページの場合
ページ数が増え、サイトの管理やブログの更新がスタッフでも行える中規模程度のホームページの制作費用相場は最低でも100万円からです。システムやページ数が増えるにつれて値段は高くなります。
ページ数は10ページ程度で、予約システムやブログ機能などが追加されます。
ホームページ | 相場 | 特徴 |
小規模 | 50~100万円 | ・約10ページ ・問い合わせフォームのみ |
中規模 | 100万円~ | ・30ページ程度 ・問い合わせフォーム、予約システム、ブログ |
仮想通貨系ホームページを制作後に実施したいマーケティング戦略
仮想通貨系ホームページには仮想通貨の信頼感・安心感を上げる役割がありますが、ただコンテンツを作成しただけでは継続して取引してもらうのは難しいため、ホームページの制作はゴールではありません。
ユーザーから継続して使用してもらうためには、適切なマーケティング戦略を展開する必要があります。
この項目では一般的なWeb施策とともに、そのマーケティング戦略が仮想通貨系ホームページに合致しているかどうかについて紹介します。
コンテンツマーケティング
参照:http://box5244.temp.domains/~zerosjp/labo/
仮想通貨系ホームページの運営を利益に繋げている会社の多くはコンテンツマーケティングをしっかり行っています。情報収集系のキーワードを軸に比較検討記事や自社商品の説明記事を作成しましょう。
当ZEROラボもコンテンツマーケティング施策のひとつであり、有益な情報を提供することで問い合わせまで進んでもらうという狙いがあります。
専門的な知識を問われる仮想通貨とコンテンツマーケティング施策は相性抜群です。疑問解消や解説系の記事を作成することで、問い合わせや広告等へ誘導しやすくなります。
Twitter広告
参照:https://twitter.com/ethereum
仮想通貨系に関わらず多くの業種がSNSに広告を出稿しており、特に画像や文書、動画とあらゆる形で広告が打てるTwitterは仮想通貨との相性がよいと言えます。
ツイッター広告とコンテンツマーケティングを介してメールマガジンのリストを作成したり、自社の仮想通貨のプレスリリースをしたりするのが効果的です。
インフルエンサーマーケティング
インフルエンサーにTwitterなどのSNSで紹介してもらう方法も、仮想通貨系ホームページにおける有効的なマーケティング戦略のひとつです。
インフルエンサーによる宣伝は名前の通り影響力があり、多くの人に仮想通貨のよさを訴求できます。また、導線に関してはLPをしっかりと作り込むのがおすすめです。
【厳選ピックアップ】仮想通貨系のホームページ制作で参考になるサイト3選
最後に、ZEROラボが特によいと感じた仮想通貨のホームページをいくつかピックアップし、ポイントも添えて紹介します。
何がポイントか、どこがおすすめなのかについても解説しますので、ホームページ作成の参考にしてみてください。
Kyvalion
参照:https://kyvalion.io/jp/
「Kyvalion」は、ブロックチェーン技術にAIを組み合わせているのが特徴の仮想通貨です。ビットコインのような安全性とイーサリアムのような利便性を兼ね備えています。
参照:https://kyvalion.io/jp/
仮想通貨の特徴や強み、他の仮想通貨の違いをイラスト付きで分かりやすく解説しています。また、デザインがシンプルで、情報が視認しやすいのもポイントです。
Bitcoin
参照:https://bitcoin.org/ja/
「ビットコイン」は、「サトシ・ナカモト」という人物の論文に基づき、2009年から運用が開始された仮想通貨です。認知度の高い仮想通貨のひとつであり、日本でも黎明期から取引が行われてきました。
参照:https://bitcoin.org/ja/bitcoin-for-individuals
コンテンツの入れ方や説明文などが非常に分かりやすいので、作成時の参考になります。また、重要なコンテンツはページを分け、情報が視認しやすくなっているのも魅力です。
CoinCheck
参照:https://coincheck.com/ja/
コインチェックは、2014年から運営が開始された仮想通貨取引所です。仮想通貨そのものを保有している訳ではありませんが、イーサリアムやNEMなど、あらゆるアルトコインを取り扱っています。
参照:https://corporate.coincheck.com/#product
サービスやプロダクトの説明が分かりやすく、「コンテンツをどのように見せるか」という点で参考になります。また、白を基調にシンプルなデザインになっているのもポイントです。
ホームページを制作して情報を的確にユーザーへ伝えよう
仮想通貨系ホームページで最も重要な役割は『仮想通貨の信頼度を向上させること』です。ユーザーに安心してもらえるようなコンテンツ作りを心掛けましょう。
また、仮想通貨系ホームページのメインコンテンツは『仮想通貨の仕組みについて』です。特徴や独自の強みを紹介しましょう。
なお、ホームページの作成=ゴールではありません。Twitterを効率よく使ってマーケティング戦略も展開しましょう。この記事を参考に、ホームページ制作に着手してみてください。
この記事のおさらいポイント
・仮想通貨系ホームページのメインコンテンツは仕組みの紹介
・特徴や強みを分かりやすく解説し、疑問が解決できるようにするのが大切
・ホームページ制作後はマーケティング戦略を展開するのが重要
・仮想通貨系ホームページの制作費用相場は50~100万円
ホームページは、制作して終わりではなく、公開後の集客が必要になります。
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